東アジア
kmhm28
MEMOキャラデザ練習継続中、年齢の低いキャラや男性の前髪から逃げていたツケが…覗いてくださる方ありがとうございます
一応中央~東アジアがモチーフとはいえややファンタジーな民族衣装にしたくて苦戦しています、プロのすごさにおののく
5pNQ12dznT7hZq4
DONEクーデターの背景を考察した小説②・前作のつづき
・東アジアにおける朝貢関係の歴史を思わせる描写あり
・中尉=副官
語られなかった真実 -第二章-「外務大臣、先ほどの速報についてですが」
パピは執務室のドアを開け、気難しそうな顔で腕を組む上司に声をかけた。
「ああ、聞いている。……実に悲しい知らせだ」
男は執務机に置かれた紙を持ち上げた。
「あちらの国民には、何のなぐさめにもならんだろうが、せめてもの気持ちだ。弔意が伝わるかどうか、一度、君に読んでほしい」
そう言うと、男はパピに紙を手渡した。A4サイズの紙にはびっしりと文字が並んでいる。その一文一文には、昨日亡くなった隣の星の皇帝の人柄や業績、エピソードが細かく書かれていた。パピは目を通し終えると、紙を男に戻した。
「皇帝陛下の温かな人柄が伝わってくる弔文でした。言い回しに多少の手直しは必要かと思いましたが、内容は問題ないと思います」
4257パピは執務室のドアを開け、気難しそうな顔で腕を組む上司に声をかけた。
「ああ、聞いている。……実に悲しい知らせだ」
男は執務机に置かれた紙を持ち上げた。
「あちらの国民には、何のなぐさめにもならんだろうが、せめてもの気持ちだ。弔意が伝わるかどうか、一度、君に読んでほしい」
そう言うと、男はパピに紙を手渡した。A4サイズの紙にはびっしりと文字が並んでいる。その一文一文には、昨日亡くなった隣の星の皇帝の人柄や業績、エピソードが細かく書かれていた。パピは目を通し終えると、紙を男に戻した。
「皇帝陛下の温かな人柄が伝わってくる弔文でした。言い回しに多少の手直しは必要かと思いましたが、内容は問題ないと思います」