浜
あかみ
BẢN GHI NHỚ▍CoC|Re:浜辺のピカソ、君の命。▍KP
原 日向_AKM
▍PC
榊 淋_てるてるっ子
▶︎エンド1
淋くんいっぱい話してくれてありがとう!
私は満足です!とてもいいものを見れた…
頑張ってレシピ見て料理作ってくれな!
waka_TOV
TANG CHẾ20250601サイドKOBEにて無配にしたコノチャSSずっとずっと『リフレインアトリウム』をイメソンにしたコノチャが書きたかったからこの機に遂に書きました!!!!!(クソデカフォント)
砂浜で笑い合うコノチャが見たかった!!!!!!!!!!!
ここじゃ文字数が足りないので本文下記にあとがきもあります
お手にとっていただきありがとうございました!🙏
コノエとチャンドラの休暇が重なったあくる日のこと。
「天気もいいし、折角だからドライブでもどうですか?」というチャンドラの一言により、二人はオーブの市街地から離れた小さな浜辺を訪れていた。
ズボンの裾を捲り上げて濡れた砂浜に足を浸して、プラントでは縁遠い自然の海風を浴びながら、時折小さな生き物と遭遇しては足を止めて、少しばかり眺めてはまたのんびりと歩き始める。
人里から離れているためあまり人とすれ違うことも無く、誰の目にも時間にも囚われないゆっくりとした時間を二人は満喫していた。
「そろそろ腹減りません?」
「朝早く出たからね。そろそろ移動するかい?」
とは言ったものの、今日の目的はドライブをすることで、どこか目的地があるわけでもない。
3127「天気もいいし、折角だからドライブでもどうですか?」というチャンドラの一言により、二人はオーブの市街地から離れた小さな浜辺を訪れていた。
ズボンの裾を捲り上げて濡れた砂浜に足を浸して、プラントでは縁遠い自然の海風を浴びながら、時折小さな生き物と遭遇しては足を止めて、少しばかり眺めてはまたのんびりと歩き始める。
人里から離れているためあまり人とすれ違うことも無く、誰の目にも時間にも囚われないゆっくりとした時間を二人は満喫していた。
「そろそろ腹減りません?」
「朝早く出たからね。そろそろ移動するかい?」
とは言ったものの、今日の目的はドライブをすることで、どこか目的地があるわけでもない。
umekamiki
TANG CHẾ♨コラボパロ。竹くくとは言いつつ南×弁要素強めなのでワンクッション。
南と弁に転生した竹くく世界線。
セッの時だけ室町の時の名前を呼ぶのっていいよね!
※浜松屋の前日夜の話(強めの幻覚)
※R15くらい
※時代考証や口調などはふわっと読んでいただけると… 8
CMYKkentei
LÀM XONG以前書いた綾滝のアフターストーリー的な浜三木終わり。加筆をしてpixivにあげます。お付き合い頂きありがとうございました!君を知らずに100年生きるより⑦終 「この人となら不運になってもいい」と思える人、そう考えた時に、守一郎には一人の姿が思い浮かんでいた。でも、彼は不運を守一郎のために受け入れてくれるだろうか、と朝日に照らされた天井のしみを眺めながら思った。
二人で崖から落ちたら、きっと三木ヱ門は立ち上がって文句を言うに違いない。しかもそれはうんともすんとも言わない崖にむかってだろう。それから状況を確認して、気合を入れて登ろうとするだろうか。
(ああ、きっとそうだな)
その後に、守一郎を振り返って、「行くぞ」と手を差し伸べる。そして二人で崖の上に登ったら「やったー!」と叫んで、抱き合って、喜ぶ。それから学園に帰ってみんなにその事があったと三木ヱ門は得意げに話すかもしれない。
3361二人で崖から落ちたら、きっと三木ヱ門は立ち上がって文句を言うに違いない。しかもそれはうんともすんとも言わない崖にむかってだろう。それから状況を確認して、気合を入れて登ろうとするだろうか。
(ああ、きっとそうだな)
その後に、守一郎を振り返って、「行くぞ」と手を差し伸べる。そして二人で崖の上に登ったら「やったー!」と叫んで、抱き合って、喜ぶ。それから学園に帰ってみんなにその事があったと三木ヱ門は得意げに話すかもしれない。
CMYKkentei
MAIKING以前書いた綾滝のアフターストーリー的な浜三木⑥。こちらも気分で更新するので気長に楽しんでいただけたら助かるのと、まさかの留伊匂わせです。ご了承ください。君を知らずに100年生きるより⑥ 美味しいものを食べると食べさせてあげたくなるとか、いいことを聞くと教えたくなるとか、そういうものは誰にでも感じることだけど、「これは好きじゃないかもしれない」とか「何が好きなのを知りたい」、それから、その人の好きなものが何となく好きになっていくことまである。最近になって、この気持ちは「恋」と呼ぶらしい、ということを知った。
「恋をした」という訳では無い。だって、その人のことを考えて、嬉しくなったり、寂しくなったり、でもやはりとても大切で「俺の」同室であるということがとても大切に思えることが恋だというのならば、きっと自分はずっと、もしかしたら浜守一郎はひと目みた時から、田村三木ヱ門に恋をしていたかもしれないと思うからだ。
3141「恋をした」という訳では無い。だって、その人のことを考えて、嬉しくなったり、寂しくなったり、でもやはりとても大切で「俺の」同室であるということがとても大切に思えることが恋だというのならば、きっと自分はずっと、もしかしたら浜守一郎はひと目みた時から、田村三木ヱ門に恋をしていたかもしれないと思うからだ。
osaru_0203
vẽ nguệch ngoạc雷勘←鉢前提の転生パロ、プロット書きなぐり500年前、鉢屋は密かに尾浜に片思いしていたが、当の尾浜は不破のことが好きで、結局不破と付き合ってしまった。その時の恋心を諦めきれず、”不破雷蔵”の名前と顔をもって生まれ変わった鉢屋が、不破に成り代わり、尾浜を手に入れようとする。
※暗い、鉢屋可哀想、尾浜と不破がノンデリで酷く見える
※自己責任で閲読してください 3355
CMYKkentei
MAIKING以前書いた綾滝のアフターストーリー的な浜三木。こちらも気分で更新するので気長に楽しんでいただけたら助かるのと、綾滝やらそれ以外要素も入るかも知れませんのでご了承ください。君を知らずに100年生きるより⑤「守一郎!今日は待ちに待ったデートの日だ!気合いを入れろ!!」
「おー!!!」
ここにもし、タカ丸でも居たのならば「体育祭じゃないんだから」とツッコミでも入っただろうに、生憎出発前の長屋の部屋には2人きりだ。2人きりで、デート前だというのにロマンはからっきし感じられなかった。三木ヱ門がうっかりタカ丸の前で弱音を吐いたあの日、朝食を食べてみるみるいつもの調子を取り戻す様を見て、タカ丸は若干引いていた。
三木ヱ門はそんなこと気にする様子もなく、腹に決めたことがあった。それは、この「恋人ごっこ」を絶対に良いものにし、守一郎が満足をして、本当の恋へと向かって行けるようにする、ということだった。
きっと、守一郎が満面の笑みを浮かべたら、自分のちくちくと疼く痛みも収まるだろうと思った。自分は1人でも平気だけれど、守一郎にはそれは似合わないから。
3942「おー!!!」
ここにもし、タカ丸でも居たのならば「体育祭じゃないんだから」とツッコミでも入っただろうに、生憎出発前の長屋の部屋には2人きりだ。2人きりで、デート前だというのにロマンはからっきし感じられなかった。三木ヱ門がうっかりタカ丸の前で弱音を吐いたあの日、朝食を食べてみるみるいつもの調子を取り戻す様を見て、タカ丸は若干引いていた。
三木ヱ門はそんなこと気にする様子もなく、腹に決めたことがあった。それは、この「恋人ごっこ」を絶対に良いものにし、守一郎が満足をして、本当の恋へと向かって行けるようにする、ということだった。
きっと、守一郎が満面の笑みを浮かべたら、自分のちくちくと疼く痛みも収まるだろうと思った。自分は1人でも平気だけれど、守一郎にはそれは似合わないから。
msb_rkrn
LÀM XONG単独実習で交戦する羽目になり躰が興奮状態のまま部屋に帰る🐝(∞番煎じ)直接描写はありませんがこれからすることはわかってしまうのでこちらに供養
気が向いたら続きを描くかもしれない…
Pass 攻めの苗字と受けの苗字、尾浜くんといえば、な数字を並べた6桁 2
CMYKkentei
MAIKING以前書いた綾滝のアフターストーリー的な浜三木の続き。こちらも気分で更新するので気長に楽しんでいただけたら助かるのと、綾滝やらそれ以外要素も入るかも知れませんのでご了承ください。君を知らずに100年生きるより④ 流されるままに残りの一日を過ごしたけれど、三木ヱ門が提案した「恋人ごっこ」はそう宣言されただけで、いつも以上なことは特に起きなかった。そして、そのまま今日が終わっていくかと思っていた矢先に三木ヱ門は二人の間から衝立をとっぱらってしまった。
「火を消してもいい?」
「ああ」
変わらず困惑したままそう尋ねながら、灯明の火を吹き消すと、外からは鈴虫の声だけがしているような、静かな夜が部屋に満ちた。
衝立なんて、たった1枚の板にすぎないけれど、それが無くなっただけで、こんなにも彼の存在が近く感じるとは思わなかった。暗くなった部屋の中でも自分とは違うこがれ香の髪は淡く光るように浮かび上がっていて、それが神秘的に見えた。すると、くるり、と三木ヱ門は寝返りをうって、うさぎのような赤い目がこちらをとらえた。
3131「火を消してもいい?」
「ああ」
変わらず困惑したままそう尋ねながら、灯明の火を吹き消すと、外からは鈴虫の声だけがしているような、静かな夜が部屋に満ちた。
衝立なんて、たった1枚の板にすぎないけれど、それが無くなっただけで、こんなにも彼の存在が近く感じるとは思わなかった。暗くなった部屋の中でも自分とは違うこがれ香の髪は淡く光るように浮かび上がっていて、それが神秘的に見えた。すると、くるり、と三木ヱ門は寝返りをうって、うさぎのような赤い目がこちらをとらえた。
CMYKkentei
MAIKING以前書いた綾滝のアフターストーリー的な浜三木続き。こちらも気分で更新するので気長に楽しんでいただけたら助かるのと、綾滝やらそれ以外要素も入るかも知れませんのでご了承ください。君を知らずに100年生きるより③ 守一郎について、自分が学園で1番彼を知っているのだ、という自負がある。何故なら同室だからだ。彼が忍術学園に来てから、誰よりも共に過ごしていた。彼の人生を鑑みると、もしかしたら学園ではなく、世界で1番かもしれない、とも思っている。
しかし、守一郎にとっては、小さな世界から出て、出会った同い年の友人など自分が初めてだろうし、きっと自分の感じているたくさんの中にいる一人の守一郎と同じ感覚ではなく、守一郎にとってはこれから出会う世界の初めての一存在が自分なのだろう。いわば卵から出て初めて見たものを親だと思う雛と同じだ。
だから、沢山のことを手を引いてあげなければいけないのだと思っていた。ユリコにだって、そうやっていつも色々な世界を見せているのだから。それは、「恋」についてだって同じはずだ。
3296しかし、守一郎にとっては、小さな世界から出て、出会った同い年の友人など自分が初めてだろうし、きっと自分の感じているたくさんの中にいる一人の守一郎と同じ感覚ではなく、守一郎にとってはこれから出会う世界の初めての一存在が自分なのだろう。いわば卵から出て初めて見たものを親だと思う雛と同じだ。
だから、沢山のことを手を引いてあげなければいけないのだと思っていた。ユリコにだって、そうやっていつも色々な世界を見せているのだから。それは、「恋」についてだって同じはずだ。
CMYKkentei
MAIKING以前書いた綾滝のアフターストーリー的な浜三木の続き。こちらも気分で更新するので気長に楽しんでいただけたら助かるのと、綾滝やらそれ以外要素も入るかも知れませんのでご了承ください。君を知らずに100年生きるより②「私は田村三木ヱ門だ。これからよろしく、守一郎。」
明朗にそう言った少年の虹彩は、燃える火のように真っ赤だった。そのせいか、それとも初対面の緊張と興奮か、差し出された手を握った時に「熱い」と思ったことを今でも鮮明に覚えている。胸がうるさく音をたてて、聞こえてしまうかも、もしかしたら口からまろび出てしまうかもしれないなんて子供みたいに考えていた。そんな自分の気持ちを知ってか知らずか、三木ヱ門は嬉しそうに笑っていた。
そこからの忍術学園での生活は目まぐるしく、たくさんの出会いや出来事があった。曽祖父と暮らしていたり、ひとりぼっちで籠城していた頃に比べたら信じられないぐらいに騒がしくて、めちゃくちゃで、楽しくて、ずっと前から居たような気もするし、あっという間だった気もした。尊敬する先輩も、かわいい後輩も出来たけれど、やはり「同級生」という存在は特別で、三木ヱ門から聞いた滝夜叉丸と喜八郎の友情関係に憧れを持ったりしていた。
4262明朗にそう言った少年の虹彩は、燃える火のように真っ赤だった。そのせいか、それとも初対面の緊張と興奮か、差し出された手を握った時に「熱い」と思ったことを今でも鮮明に覚えている。胸がうるさく音をたてて、聞こえてしまうかも、もしかしたら口からまろび出てしまうかもしれないなんて子供みたいに考えていた。そんな自分の気持ちを知ってか知らずか、三木ヱ門は嬉しそうに笑っていた。
そこからの忍術学園での生活は目まぐるしく、たくさんの出会いや出来事があった。曽祖父と暮らしていたり、ひとりぼっちで籠城していた頃に比べたら信じられないぐらいに騒がしくて、めちゃくちゃで、楽しくて、ずっと前から居たような気もするし、あっという間だった気もした。尊敬する先輩も、かわいい後輩も出来たけれど、やはり「同級生」という存在は特別で、三木ヱ門から聞いた滝夜叉丸と喜八郎の友情関係に憧れを持ったりしていた。
CMYKkentei
MAIKING以前書いた綾滝のアフターストーリー的な浜三木。まだ続きます。pixiv加筆分から続いてるので良ければpixivの方を読んでからがいいかも。こちらも気分で更新するので気長に楽しんでいただけたら助かるのと、綾滝やらそれ以外要素も入るかも知れませんのでご了承ください。君を知らずに100年生きるより①「恋、か」
田村三木ヱ門は、考え込むように呟いた。と、いうのも、他でもない自分の大事な同室の友人こと浜守一郎がそのことについて尋ねていたからである。
所謂男女交際やら、おそらくずっと共に進級してきた同級生が思いを通わせたであろう直近の出来事やら、彼が興味を持っていたのはそういう事だというのは分かっている。
(火器のことならば、いくらでも話してやれるのにな。)
初めて、火器に出会った時の感動や胸の高鳴り、興奮から熱くなった自分の頬の感覚など、それは世間で一般的に言われている恋の症状に近しいものだった。けれど、それが本当にそうかというと、違っていることも理解していた。
(守一郎の力になりたいのに。)
そう思いながら、日課であるユリコを磨く手はいつの間にかとまっていた。
3310田村三木ヱ門は、考え込むように呟いた。と、いうのも、他でもない自分の大事な同室の友人こと浜守一郎がそのことについて尋ねていたからである。
所謂男女交際やら、おそらくずっと共に進級してきた同級生が思いを通わせたであろう直近の出来事やら、彼が興味を持っていたのはそういう事だというのは分かっている。
(火器のことならば、いくらでも話してやれるのにな。)
初めて、火器に出会った時の感動や胸の高鳴り、興奮から熱くなった自分の頬の感覚など、それは世間で一般的に言われている恋の症状に近しいものだった。けれど、それが本当にそうかというと、違っていることも理解していた。
(守一郎の力になりたいのに。)
そう思いながら、日課であるユリコを磨く手はいつの間にかとまっていた。
via_TRPG
THÔNG TINCoC「スイサイダルアクト」演出 しゃざい
✦演者
みるきーうぇい𝗛𝗢𝟭 芒咲 美琴 / 𝗛𝗢𝗕 宮野 蓮花
バソン𝗛𝗢𝟮 望永 安希 / 𝗛𝗢𝗔春海 桜子
まよらあ𝗛𝗢𝟯 如月 真樹 / 𝗛𝗢𝗖 浜崎 侑李
ななし𝗛𝗢𝟰 不知火 亘 / 𝗛𝗢𝗗 小花衣 波留
ー𝗘𝗡𝗗 𝟳-𝟭 ー
𝟳生還𝟭ロスト
「見ててね」「覚えてるよ」 2
中途覚醒
BẢN GHI NHỚCoC【思い立って5分で回せるデートシナリオ第8弾!横浜(バレンタイン)編】KPレス
藤菜 満晴/さのらさん🦊
藍染 結雲/中途覚醒🕷
シナリオクリアで終幕しました✨
満晴ちゃんと横浜デートしてきました~💖
相変わらずの2人。
仲良しさんだけど、付き合ってないんですよね、これで、はい🤔
CMYKkentei
LÀM XONG綾滝すれ違いおしまい。加筆したら支部にのせるつもり。浜三木の生産ラインでもあるのでご了承ください。恋とはどんなものかしら⑤終 「私は失恋したんだな。」
久しぶりに子供のように泣いたせいでガンガンと痛む頭とは対照的に、気持ちはさっぱりしていた。さっきまで途方に暮れていたというのに、イマイチ引きずらない所も自身の良さである、と滝夜叉丸は理解している。
どうしようも無いのだから、好きでいるしかないし、結局考えてみたら何をどう振舞おうが4年間見せてきた自分を塗り替えるほどは変われないし、それにその自分だってずっと魅力的だったはずだ。いつもそうだった。結局滝夜叉丸は悩んでも、いつもの素敵な滝夜叉丸に戻ってくるのだ。だから、またその「いつも」を取り戻そうと、タカ丸の部屋にあった鏡を覗き込んだ。
部屋の主は、さっき部屋を訪れた三木ヱ門と共に席を外していた。落ち着くまで居てもいいし、出ていってもいい、と気遣いの言葉を残して。戸の前に居たらしい三木ヱ門は少しだけ様子を伺うような素振りを見せたが、目が合うと慌てて逸らされた。不器用なヤツらしい、不器用な優しさを感じて、また少し目頭が熱くなった。
3196久しぶりに子供のように泣いたせいでガンガンと痛む頭とは対照的に、気持ちはさっぱりしていた。さっきまで途方に暮れていたというのに、イマイチ引きずらない所も自身の良さである、と滝夜叉丸は理解している。
どうしようも無いのだから、好きでいるしかないし、結局考えてみたら何をどう振舞おうが4年間見せてきた自分を塗り替えるほどは変われないし、それにその自分だってずっと魅力的だったはずだ。いつもそうだった。結局滝夜叉丸は悩んでも、いつもの素敵な滝夜叉丸に戻ってくるのだ。だから、またその「いつも」を取り戻そうと、タカ丸の部屋にあった鏡を覗き込んだ。
部屋の主は、さっき部屋を訪れた三木ヱ門と共に席を外していた。落ち着くまで居てもいいし、出ていってもいい、と気遣いの言葉を残して。戸の前に居たらしい三木ヱ門は少しだけ様子を伺うような素振りを見せたが、目が合うと慌てて逸らされた。不器用なヤツらしい、不器用な優しさを感じて、また少し目頭が熱くなった。
CMYKkentei
MAIKING綾滝すれ違い続き。ゆくゆくはちゃんと綾滝になるけど綾→仙ぽい描写あり。文仙と同じ生産ラインで作られているので匂わせがあります。浜三木もだしたいよね?もうちょいで終わります。恋とはどんなものかしら④『恋って素敵、だって恋をすると綺麗になるのよ。』
そんなの、嘘ですよ、と言ってやりたかった。だってそんなの、同室の男を見ていればハッキリと分かるからだ。
綾部喜八郎の同室の男こと、平滝夜叉丸は花も綻ぶくのたまよろしく、どうやら最近は恋というものに熱心で、自分のサインやらブロマイドそっちのけで奇妙な本ばかりを読み漁っていた。最初こそ、すぐに飽きるだろうと思っていたけれど、意外や意外、それはなかなか終わる気配を見せなかった。
「もしかして、恋、してるとか…?」
「えぇ…?」
そうだ、確か守一郎がそんな事を言ったんだった。頬に手を当てて、恥じらうような素振りを見せた彼とは対照的に喜八郎は眉間に皺を寄せた。その時はただ「面倒くさいことにならなければいいなぁ」と思うだけだった。
4117そんなの、嘘ですよ、と言ってやりたかった。だってそんなの、同室の男を見ていればハッキリと分かるからだ。
綾部喜八郎の同室の男こと、平滝夜叉丸は花も綻ぶくのたまよろしく、どうやら最近は恋というものに熱心で、自分のサインやらブロマイドそっちのけで奇妙な本ばかりを読み漁っていた。最初こそ、すぐに飽きるだろうと思っていたけれど、意外や意外、それはなかなか終わる気配を見せなかった。
「もしかして、恋、してるとか…?」
「えぇ…?」
そうだ、確か守一郎がそんな事を言ったんだった。頬に手を当てて、恥じらうような素振りを見せた彼とは対照的に喜八郎は眉間に皺を寄せた。その時はただ「面倒くさいことにならなければいいなぁ」と思うだけだった。
kushimono
BẢN GHI NHỚDX3rd「エレシウスの秘儀」PC:三和樹 芹
HO3
君は横浜近郊MM地区の支部長だ。
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illustrator:
いとまき (#itomaki_w ) 様 2