温度
夢魅屋の終雪
DONE【温度差曦澄】3今回は、先の二つよりは明るいと思います。
創作モブがでてきます。
それを初恋と人は言う「肩慣らしに、夜狩の引率をするって事か?」
「いいえ、私一人でしばらくは夜狩をしてこようかと」
「いくら何でも急すぎやしないか?」
閉関を解いた藍曦臣は、藍染された旅装束を着て蓮花塢の江晩吟の執務室でお茶を啜っている。
「一人だと言っても、簡単なモノばかりですよ」と言いつつ、乾申袖から取り出したのはいろんな書簡だった。
それを見てもいいのか、促してくきた。
「どこが簡単だ?」
「簡単でしょう」
「貴方は、閉関を解いたばかりだろう!!これも!これも!!!一人で対処するようなもんじゃないだろ!」
中には確かに簡単なモノがあるけれど、選別すれば数人門弟を率いて出なければ退治できないような案件もある。
本来の沢蕪君であれば、一人で退治できないわけではない。
7263「いいえ、私一人でしばらくは夜狩をしてこようかと」
「いくら何でも急すぎやしないか?」
閉関を解いた藍曦臣は、藍染された旅装束を着て蓮花塢の江晩吟の執務室でお茶を啜っている。
「一人だと言っても、簡単なモノばかりですよ」と言いつつ、乾申袖から取り出したのはいろんな書簡だった。
それを見てもいいのか、促してくきた。
「どこが簡単だ?」
「簡単でしょう」
「貴方は、閉関を解いたばかりだろう!!これも!これも!!!一人で対処するようなもんじゃないだろ!」
中には確かに簡単なモノがあるけれど、選別すれば数人門弟を率いて出なければ退治できないような案件もある。
本来の沢蕪君であれば、一人で退治できないわけではない。
夢魅屋の終雪
DONE【温度差曦澄】2シリアスです。暗いです。兄上が自傷しちゃってます!!!
懐桑の苦労の幕開けでございます!!!
大丈夫だ、次からはギャグになってくれるはずだ。
導きの歌江晩吟は、目の前で起こっている事が信じられなかった。
蓮花塢に、事前の連絡もなしに藍啓仁がやってきた事にも驚いたというのに……。
二人の内弟子……小双璧を引き連れた、藍啓仁は朔月を江晩吟に捧げた形で頭を垂れている。
「頭をお上げください、藍先生」
目上の仙師に、嘗ての師にこんな事をされては、江晩吟はどうしていいのか解らない。
「江宗主、どうかお救いください」
「何があったのです。これは、朔月ですよね?」
朔月からは、清らかな仙気は感じられず淀んでいる。持ち主の仙気が穢れているのだ。
「藍宗主に、何かあったのですか?」
思いのほか、焦りの声が出てしまった。
藍啓仁は、顔を上げて事の顛末を離す。
藍曦臣が、この朔月を使って自害しようとしていた事。けれど、それは衝動的なモノであり本当に死のうとしていたわけではない事。
5539蓮花塢に、事前の連絡もなしに藍啓仁がやってきた事にも驚いたというのに……。
二人の内弟子……小双璧を引き連れた、藍啓仁は朔月を江晩吟に捧げた形で頭を垂れている。
「頭をお上げください、藍先生」
目上の仙師に、嘗ての師にこんな事をされては、江晩吟はどうしていいのか解らない。
「江宗主、どうかお救いください」
「何があったのです。これは、朔月ですよね?」
朔月からは、清らかな仙気は感じられず淀んでいる。持ち主の仙気が穢れているのだ。
「藍宗主に、何かあったのですか?」
思いのほか、焦りの声が出てしまった。
藍啓仁は、顔を上げて事の顛末を離す。
藍曦臣が、この朔月を使って自害しようとしていた事。けれど、それは衝動的なモノであり本当に死のうとしていたわけではない事。
夢魅屋の終雪
DOODLE温度差曦澄のだいたいの設定金光瑶→【射陽前後~観音廟】※ただし懐桑に呼び出される
聶懐桑→【閉関が解かれてから~】
藍啓仁→【閉関時代~】
温度差曦澄の設定◆藍曦臣◆
姑蘇藍氏の宗主
・座学時代よりも前に叔父に連れられて蓮花塢にやってきて、江晩吟に一目ぼれをしてしまった。
・座学にやってきた江晩吟に、声をかけて曦無羨よりも誰よりも優先して優しく気にかけ行動をする。
・射陽の征戦時代。
江晩吟保護をした時にしばらく一緒に暮らしており
隠れ住んでいた時には、光瑶には「江晩吟が好きだ」という事を話している。
自分の所も大変だったが、さりげなく江晩吟の後ろ盾や補佐に回るように動いており
「どうしてそこまでしてくれる?」「貴方が好きだからです」と告白もしていた。
・三尊時代。
江晩吟が見合いをする事を知り、身を引こうとしていた時期があった。
宗主の付き合いで、遊郭に行った所。そう言う行為で誰かに触られる事を嫌悪している自分がいる事に気づく。
2930姑蘇藍氏の宗主
・座学時代よりも前に叔父に連れられて蓮花塢にやってきて、江晩吟に一目ぼれをしてしまった。
・座学にやってきた江晩吟に、声をかけて曦無羨よりも誰よりも優先して優しく気にかけ行動をする。
・射陽の征戦時代。
江晩吟保護をした時にしばらく一緒に暮らしており
隠れ住んでいた時には、光瑶には「江晩吟が好きだ」という事を話している。
自分の所も大変だったが、さりげなく江晩吟の後ろ盾や補佐に回るように動いており
「どうしてそこまでしてくれる?」「貴方が好きだからです」と告白もしていた。
・三尊時代。
江晩吟が見合いをする事を知り、身を引こうとしていた時期があった。
宗主の付き合いで、遊郭に行った所。そう言う行為で誰かに触られる事を嫌悪している自分がいる事に気づく。
夢魅屋の終雪
DOODLE温度差曦澄シリーズのまとめ座学時代よりも前に出会った曦は、一目惚れ。
それから二十年以上、澄に片想い。周りを巻き込み外堀埋めつつ暴走気味
一方で、座学時代から曦に片想いしてるけど、曦が自分を好きになってくれる訳がない。
むしろ瑶が好きなんだろ?って思い込んでて、全く曦の気持ちを理解して無い澄 21
茜空@お絵描き修行中
DOODLEついったにアップしたあとで間違い見つけたので、こっちは微妙に修正版。いいお尻の日ということで(昨日だけれども。完全に絵がファンシーで、描きながら「解釈違い!」ってなってる。
これでも字書きの方ではめちゃくちゃ無口でかっこいいヴィンセント書いてるんですよ?(説得力皆無) 温度差で自分が風邪を引く。だがこの絵のテイストめっちゃ描きやすいのだよ。
napicx
DOODLE戦闘形態肉食獣モチーフの顔のいい男はとてもいい気づけば10月も終わりですが寒くて震えながら毎日布団でソシャゲしてるって感じです(近況報告)
最近サイスタでMマスPになりましたがまだ推しとかはいないけど楽しく音ゲプレイしてます ガチャしなくても別に音ゲは出来るので…(心の傷)
アクナイのイベリアイベでイベリアについて色々考える日々 表面的な二人の事と根底にある種の事に温度差ありすぎて風邪引く…🥺
Okoze
TRAINING文庫版3に素描がいっぱい掲載されているのですが、その中に背中合わせな2人の一枚があってですね…いっとう好き。
3TVのOPもEDも登場する 砂漠の夜 。
南半球から見た星空を一緒にみているのかなとか、
温度を分けあっててほしいなとか考えてました。
※Twitter挙げ作品。徹頭徹尾、承花です。
「やはり夜は冷えるね」
新月が近いせいか星がよく見える夜だった。
砂漠を渡っていく風にはためいた白のストールを巻き直し彼と肩を並べて歩く。交代の時間。焚き火から遠ざかると世界の明度が一層深くなる。
監視ポイントを目指して進むと闇は濃さを増し天の輝きも瞬きを強めた。
「こんなすごい星空は見たことがないな」
「ああ」
周りが見渡せる小高い砂丘から見上げた夜空に僕たちは押し黙った。
美しいものを前にすると人は言葉をなくすというのはあながち間違っていないのだなと頭の隅で思って、チラリと横を盗み見ると承太郎もこちらを見ている。
大好きな深い碧色の瞳がまばたきと共に星を映して閃く。
彼もまた星なのだ。
そう思うと自然と笑みがこぼれた。
942新月が近いせいか星がよく見える夜だった。
砂漠を渡っていく風にはためいた白のストールを巻き直し彼と肩を並べて歩く。交代の時間。焚き火から遠ざかると世界の明度が一層深くなる。
監視ポイントを目指して進むと闇は濃さを増し天の輝きも瞬きを強めた。
「こんなすごい星空は見たことがないな」
「ああ」
周りが見渡せる小高い砂丘から見上げた夜空に僕たちは押し黙った。
美しいものを前にすると人は言葉をなくすというのはあながち間違っていないのだなと頭の隅で思って、チラリと横を盗み見ると承太郎もこちらを見ている。
大好きな深い碧色の瞳がまばたきと共に星を映して閃く。
彼もまた星なのだ。
そう思うと自然と笑みがこぼれた。
tks_orb
DONE伊アオワンドロ「占い」の回で時間内におわらなかったものの完成品。二枚目は下書きです。無自覚両片思い未満くらいの温度かなーとさぐりさぐり描いてます。画集の伊之助とアオイちゃんの笑顔を見ると眩しさにひれ伏します。 2
紫杏🌕
DONE鋭利な愛し方(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15462105)が連載されてる世界線で、あまりにも穏やかな表情なのに得物が物騒で温度差のあまりバグると話題の最終巻表紙裂きイカ
MAIKING体感温度さみ〜けどなんか気持ち温かめなイミイコが書いてみたかったウニくんのことがだいすきなうさおじのはなし
MONSOON 小雨が降っている夜のビーチを、13と歩いていた。
つい数日前の日中には、辺り一面を覆い尽くすほどのミューモンが群がっていた。今は夏も終わりかけの夜の海であり、13とオレ以外のミューモンはいなかった。それもそうだろう。夜の海は昼以上に危険がたくさんだとか、雨が降ると昼間でも海水浴を楽しむ客は面白いほどに減るのだから。人混みや喧騒を嫌うこの男からすれば、今の状況は好都合なのかもしれない。
暗雲から降り注ぐミストを浴びて力を増す漆黒の波音を聴きながら、男の白い手を取って灰色の砂浜を歩く。うんざりするほどの日差しを受けてキラキラと輝いていた光景が、まるで嘘みたいだった。黒い服装である上に、黒い傘を差している13の表情は全く見えない。見えたところで何を考えているのか理解できたことはあまりないのだが。
965つい数日前の日中には、辺り一面を覆い尽くすほどのミューモンが群がっていた。今は夏も終わりかけの夜の海であり、13とオレ以外のミューモンはいなかった。それもそうだろう。夜の海は昼以上に危険がたくさんだとか、雨が降ると昼間でも海水浴を楽しむ客は面白いほどに減るのだから。人混みや喧騒を嫌うこの男からすれば、今の状況は好都合なのかもしれない。
暗雲から降り注ぐミストを浴びて力を増す漆黒の波音を聴きながら、男の白い手を取って灰色の砂浜を歩く。うんざりするほどの日差しを受けてキラキラと輝いていた光景が、まるで嘘みたいだった。黒い服装である上に、黒い傘を差している13の表情は全く見えない。見えたところで何を考えているのか理解できたことはあまりないのだが。
わさびぬき
DOODLEこの二人の組み合わせが好きすぎて自分でも書いてみました。九相図高専預かりif・先生をペディキュアの練習台にする脹のはなしです。自分より格上のおにいちゃんに対して癖のある懐き方をする脹・特に何もしていないので日+脹の温度感です。 1318
■みさま■
DONEシュトヘル〜文字と祝福と悪霊と神箭手と好々爺と勝利と隊長と男子高校生と〜
読む度に文字の素晴らしさと文字を持つありがたさに泣いてしまうし、本編と居酒屋あの世との温度差に泣いてしまって伊藤悠先生大好きです
rvl7hy
DONE神楽さん誕生日おめでとうございますー!好感度0でこのお祝いのを仕方したら、マイナス温度の視線を向けられて「…何これ」って言われそうですが、今の神楽さんなら玲ちゃんであればきっと許される!と思ったので、ザ・庶民のクラッカーでお祝いしました(*^▽^*)
お仕事に対する姿勢とか大好きで、玲ちゃんとのやりとりも楽しくて仕方がないです!
Uni610
INFO千の瞳をもつ獣 KPでんちさん PLウニ で行ってきました!両生還!面白かった~~!ありがとうございました! 続けて突発で「目が覚めたらKPCが二人いるし目の前で殴りあってる」も回してもらいました 温度差くん!?こっちも楽しかったです!!ki__na1095
INFO2021/7/05のメッセージへお題箱に入れてくれたリクエスト、「あたたかい笑顔のKAITOさん」だよ
笑顔はよく描く表情なんだけど、こう…温度を感じる笑顔って難しいね 匿名さん、お待たせしました!
どうだろう あたたかさは感じてもらえるかな(背景の色でどうにかならんだろうか…) 2
Nagi
TRAINING動物と一緒。(未遂)談話室でダレてたら忘れ物を取りに来た恵と遭遇的なシチュエーションで…
虎「伏黒〜、大蛇よんで〜」伏「?」虎「冷たくて気持ち良さそうじゃん」伏「蛇は別に冷たくないぞ」虎「え!そうなの!?」
気温もしくは地表温度と同じくらいらしいです。
えび太郎@ebizarashi
DOODLE父の日ついでにモッさんとファが出会ってバチギスする話が見てぇ~~という落書き。こいつに似てるって思われたんかとマジマジメンチ切ってるモッさんと、これがあいつがご執心の男かってメンチ切ってるファ。ここだけ体感温度マイナスになる。ゆるはら
REHABILI同じ温度に還る/土方組(若干兼さに?)死生観の話なので暗いです主の命で、僕と兼さんはある審神者の葬列に参加した。
棺の中のその審神者は、懐に刀を抱いていた。
「兼さん、あれ、って」
兼さんは人差し指を唇に当てて、首を横に振った。どう見てもあれは。僕たちと同じだった刀だった。
「なんで、一緒に焼かれることを選んだんだろう」
帰りに兼さんに聞いてみた。
「……さぁな。んなもん、聞いてみねぇとわかんねぇさ」
「けど…僕たち、戦うために宿されたのに…」
主の意志を継いで戦い続けるのでも、主の最期を見届けるのでもなく、主とともに焼かれる。それは、ほとんど心中のようなものだ。
「…案外、同じ温度で、同じものに溶けてひとつになりたかったんじゃねーかな」
「…それでも残る思いがあっても?」
いや、どうだろうな、と兼さんは空を見上げた。
「そういう奴に限って、悔いを残さねぇもんだよ」
「………わかんないよ」
「だろうな、…けど、そういう形もあるってこった」
はっとした。兼さんは、いずれそのつもりがあるのだろうか。兼さんの心残りは、恐らく。
「………心配すんな、俺はお前を置いては行かねーよ」
「………うん」
そうだといいけどな、と。僕も空を見上げた。
火葬場の煙が 514
StarlightSzk
REHABILI【晶蛍】ひかりの温度スターライト・アキラ1周年おめでとう(遅刻)晶は自らのことをストレートに認めるのが得意だ。それがいいことだろうと悪いことだろうと、自己流の解釈によって昇華する。
いつだって輝ける自信がある彼だから、自分が誰かを『照らす』などと言えるのだろう。
僕には、とても出来ない。
「それは、どうだろうね」
試合で久方ぶりに発動した晶渾身のキラートリックを見た僕が浮かない顔をしていたのを、晶が見逃すはずがなかった。寮に帰ってからわざわざこちらの部屋にやってきてまで水を向けられる。
彼を見習ってストレートにそう溢した僕の言葉は、誰でもない晶自身に掬い取られた。
「どうって、晶がわかることじゃないでしょう」
「いいやわかるさ。君はとても優しく包み込む光の持ち主だ。キラートリックと同じようなね」
手を出して、と言われて手のひらを上にして出せばそこに躊躇いもなく手のひらを重ねられる。目で合図を出され、従った。
癒しの光。
怒れる者へ、悲しむ者へ、平穏への願いを。
生きとし生けるものすべてが、らしく生きることが出来るよう。
祈りのこもったそれは灯りがついた部屋の中でもわかるほどの輝きで、ふわりと無数に散らばって消えた。
「うん、身体が温かくなった!あ 957