魔法奇缘还没上楼小孩就摇摇晃晃地冲下阶梯，被监护人胆颤心惊接住，没察觉到那铁青脸色般兴奋地叫嚷道：“他…！濑名前辈，你快去看leader——嗷！”
不愿改口称自己为兄长，奇奇怪怪的那套倒是学个八九不离十。偶尔也会怀疑教育方式是否出错的濑名泉略微用力地揉捏朱樱司脸颊，方才大发慈悲地松手，搀着前几天才扭伤脚踝的少年迈步：“行吧，他又惹出什么乱子了？”
自以为练就波澜不惊面具的成熟社会人，最近却着实感受到久违的鸡飞狗跳。尽管如此，开门的那一刹那，眼前的景象却还是让他难得失态，愤怒的声音回响在百多平米的小居室：
“——月永雷欧！你都干了些什么？！”
纷飞的鸟羽之中，鲜妍橙发自猫咪堆里艰难钻出。
“呜，呜啾…？濑名你回来了呀……”

仗露道場2025/2/6「みどり」（2023/5/4お題）　太陽の光を弾く白磁にそっと唇をつけた。芸術的に薄いふちから温かな液体が口の中に流れ込むと、豊かな香りが鼻へと抜ける。頭上を仰げばきらめく新緑。
　杜の都の名にふさわしい美しい午後、一日の仕事を終え、気に入りの店でうまいコーヒーを味わう。控えめに言っても最高の時間だ。
　ふと、さわやかな初夏の風がにぎやかな声を運んできた。辺りを見回すとちょうど電車が着いたのか、駅に続く道から学生服の集団が歩いてくる。
　うるさいガキは好きじゃあないが、あれはあれで若さの象徴ではある。みずみずしい新芽の季節にふさわしいってもんだ。今日はとりわけ納得のいく絵が描けたこともあり、ぼくは珍しく寛大な気分になっていた。
　本当はぼくだって、通りの向こうで笑いさざめいてる学生たちとさほど変わらない年齢だ。ただこっちは十六の時からプロの漫画家として活動しているからか、どうにも自分とは違う生き物だという感じがしてならなかった。