現地妻
livilox
MOURNING狩人の帰る日を待つ現地妻シルト盾さん~初期槍を添えて~君に続くひと匙 尚文は、同じお茶をちまちまと毎日少しずつ消費している。
必ず一日一杯、茶葉はスプーンひとすくい。おかわりを頼む時は決まって別の茶葉を頼んでくる。同じのにしようか、と訊いても「分からなくなっちゃうから」と断られる。何が分からないんだろう。茶葉の定期購入でもしてるんだろうか。城の連中はなんとなく察してるくさいのに、どうやっても俺には教えてもらえない。
俺も飲みたい、というと、同じものを用意してるからそっちを封開けて使って、と言われる。尚文の日課のお茶は、尚文専用だ。
「淹れてきたぞー」
「ありがと。あとどれくらい残ってた?」
「一日一杯ペースなら一週間分くらいじゃね?」
「そっか」
仕事机に向かっていた尚文が、カップを受け取って礼を言う。前は侍女にやってもらっていたけど、日課のこれだけは最近、俺が率先して尚文に淹れてやるようにしている。このお茶を飲む時、口をつける瞬間の尚文の顔が、ぶっちゃけ好みだからだ。
7289必ず一日一杯、茶葉はスプーンひとすくい。おかわりを頼む時は決まって別の茶葉を頼んでくる。同じのにしようか、と訊いても「分からなくなっちゃうから」と断られる。何が分からないんだろう。茶葉の定期購入でもしてるんだろうか。城の連中はなんとなく察してるくさいのに、どうやっても俺には教えてもらえない。
俺も飲みたい、というと、同じものを用意してるからそっちを封開けて使って、と言われる。尚文の日課のお茶は、尚文専用だ。
「淹れてきたぞー」
「ありがと。あとどれくらい残ってた?」
「一日一杯ペースなら一週間分くらいじゃね?」
「そっか」
仕事机に向かっていた尚文が、カップを受け取って礼を言う。前は侍女にやってもらっていたけど、日課のこれだけは最近、俺が率先して尚文に淹れてやるようにしている。このお茶を飲む時、口をつける瞬間の尚文の顔が、ぶっちゃけ好みだからだ。
u_kasane
DOODLE九条村正が性欲の強いタイプの元気な短命だったら世界各国旅行して現地妻作ってて、ある日12人の弟が九条館に集まってくるMashiterPrince(マシタープリンス)”ある日突然、あなたに12人もの弟ができたらどうしますか?
それも……とびっきりかわいくて
とびっきり素直で
とびっきり愛らしくて
とびっきりの淋しがりや。
しかも、そのうえ……彼らはみんなみんな名前が「さとる」なんです!” 2