秋元
michiru_wr110
DONEanzr夏メイ+秋元
日常アカに掲載したヘッダー用SS
キスの仕方について(夏メイ+秋元)「み、見るな頼むから……!」
夏井は声をひっくり返しながら叫ぶ。予告もなしに訪れた秋元が夏井の自室内、背後で点灯したままのモニターを凝視していたからだ。
作りたての炒飯入りのタッパーを握りしめながら、後輩は悪気なく呟く。
「[キス 仕方]……」
「口に出すなよ」
モニターに映し出されていたのは、検索エンジンのサーチ結果一覧。
「誰と……?」
「言うか」
「恋人がいることは認めるんですね」
「あっ………………」
紅潮した顔を覆って項垂れる先輩の慌てふためく様を見て、秋元は考えを巡らせる。
秋元は夏井のおおよその交友関係を把握しているつもりだった。夏井へ好意的な視線を送る者には何名か心当たりがあるが、無難な営業用の笑みが崩れる人物は一人しか浮かばない。
848夏井は声をひっくり返しながら叫ぶ。予告もなしに訪れた秋元が夏井の自室内、背後で点灯したままのモニターを凝視していたからだ。
作りたての炒飯入りのタッパーを握りしめながら、後輩は悪気なく呟く。
「[キス 仕方]……」
「口に出すなよ」
モニターに映し出されていたのは、検索エンジンのサーチ結果一覧。
「誰と……?」
「言うか」
「恋人がいることは認めるんですね」
「あっ………………」
紅潮した顔を覆って項垂れる先輩の慌てふためく様を見て、秋元は考えを巡らせる。
秋元は夏井のおおよその交友関係を把握しているつもりだった。夏井へ好意的な視線を送る者には何名か心当たりがあるが、無難な営業用の笑みが崩れる人物は一人しか浮かばない。
mhyktnsikdsgsn
DONE『明日は何を食べよう』1月20日開催アンドゼロWEBオンリーイベント『今宵一番街にて』展示小説です。
秋夏未満ぐらいの秋元奏太×夏井流星の日常、秋元視点の一幕。
※未読エピ等がありますので設定の齟齬等がある可能性有り 7