《夏末山城的續曲》蟲鳴不已。

盤起水色長髮的人影放下手中的白色粉筆，對孩子們宣布課堂結束。
向著建築物闔起的玻璃窗喀答一聲落鎖，阻斷了響徹整個夏季的蟲鳴與逐漸遠去的孩子們的笑鬧聲。

「奧利文牧師，今天的課堂結束了。」

聞言，擁有一頭翠綠髮絲的神職人員放下手中的經典，轉身對他露出和善的笑容。

「辛苦了，艾德蒙特女士。不好意思，每周都麻煩你來幫忙看顧孩子們。」

「牧師不需要那麼客氣。」
艾德蒙特順手拿起放在一邊的掃帚，打掃起擺滿長椅、剛結束講道的教堂。

幾年過去，他已經從富有人家的大小姐，成了習慣灑掃庭廚的一般女性。
用他的外文知識，為父母禮拜時坐不住的孩子們教學，是他現在主要的工作之一。

而為他提供這份工作的，是與他一樣擁有異人血統的牧師奧利文。

　おにぎりをかじる瞬間って、ワクワクする。やっと食事にありつけるという空腹からの欲と、さあて具はなんだろうかという期待感がないまぜになるからだ。
それが、恋人の手料理であったならば尚更。
　だから三井はいつも以上に期待感を持って、がぶり、と齧り付いた。モシャモシャと咀嚼して、目をつぶって具の予想を立てる。ジューシーで甘くて、なんだか不思議な味わい。ツナでもないしおかかでもない。全然わからねぇ。
　ドキドキしながら目を開けて、大きなおにぎりに視線を落として。


「エッッッッッッッ…………！？！？………ッッ！？！？！？」


　絶句した。
　だって、なんか、なんかアレだ。なんというか、なんというかだ。
目をこする。変わらない。深呼吸して頬をつねって、水道まで走って行って頭から水を浴びても、なにも変わらない。