質屋
haruhayaaaate
PROGRESS質屋=遊郭の世界線の売られた遊女の泛塵くん※改造軽装
※このあとモブはんになる
遊郭パロ仕立てな質屋を遊郭に見立てた泛塵くんの売られた後のお話のやつ
(夏ぐらいに出したい) 2
ポテト²
PROGRESSようやく下塗りまで終わった⋯あ、ちなみに今日が7/6じゃないというクレームには受け付けてます。明日って7/8の語呂合わせで質屋の日らしいでしよ。つまり異rbrを描かないとってことです。9日はWTのknさんの誕生日とwrwrdのsipiさんの初登場だしで忙しいなあ⋯ᕕ( ᐛ )ᕗ
miro
MEMO『ナンノオカワリハ』エモクロアTRPG作/DL:melmさん
(2022/03/28 実施)
共鳴者:くすね
さっきの質屋は良かったな!こんな大金が手に入るなんて。この金でたまには美味いもんでも食うとするか。ーーあのカレー屋にしよう。ガランッ、いい匂い…「イラシャイマセー」
めちゃくちゃ美味しいカレーをタダで、しかもお土産付なんてサイコーの店だな!ちゃーんと覚えておこっと! 2
aruhcs_0808
PROGRESS質屋さんパロの冒頭です質流れの男一.
入ろうか入るまいか。まるで色街の「行こか戻ろか思案橋」のように心の中で口ずさみ、硬い表情で入ってくる者もいれば、もはや貧乏が当然のように堂々と入ってくる者もいる。彼らをあしらう番頭が結界のように張り巡らされた帳場格子の上へにょっきり手を差し出して紙幣を渡し、客たちはそれを掴んで次々と出て行く。
「お次の方、どうぞ」
呼ばれるとすぐに、紫の半纏を着た男が風呂敷包みから着物を取り出し、番頭の前へ置いた。
「紬ですか」
受け取った中身を呟いてから着物を広げ、丹念に襟、裾、そして袖に視線を走らせる。モノは悪くない。だが…… 気になる箇所を見つけて視線を止め、番頭は査定結果を告げる。
「お袖に解れがありますので、このくらいのお値段になります」
4348入ろうか入るまいか。まるで色街の「行こか戻ろか思案橋」のように心の中で口ずさみ、硬い表情で入ってくる者もいれば、もはや貧乏が当然のように堂々と入ってくる者もいる。彼らをあしらう番頭が結界のように張り巡らされた帳場格子の上へにょっきり手を差し出して紙幣を渡し、客たちはそれを掴んで次々と出て行く。
「お次の方、どうぞ」
呼ばれるとすぐに、紫の半纏を着た男が風呂敷包みから着物を取り出し、番頭の前へ置いた。
「紬ですか」
受け取った中身を呟いてから着物を広げ、丹念に襟、裾、そして袖に視線を走らせる。モノは悪くない。だが…… 気になる箇所を見つけて視線を止め、番頭は査定結果を告げる。
「お袖に解れがありますので、このくらいのお値段になります」
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PROGRESS陸士の鯉登さんと質屋の月島さんの大正パロの、書きたいとこ(すけべ前)だけ
質屋さんパロの鯉月腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)。夏を前にして日没の時間はだんだんと遅くなり、夕飯時も陽の名残りらしき温もりが居間に残るようになってきた。質屋ではもうじき閑散期に差し掛かると聞いたのがこの間、春に質入れした布団の利子を払ったときのことだ。秋にまた取りに来る、と鯉登は冬の服や布団をまとめて店に預け、倉庫代わりにすることにしてみたのだった。
「では、お前も少しは暇が作れるのか」
「ええ、まあ、多少は」
歯切れの悪い返事は、商売をする人間として堂々と「暇です」などとは言いにくいからだろう。月島は台帳の隅に視線をずらした。
「ならば私とほおずき市へ行ってみないか」
その商人の弱みにつけこむかのようにずいと前へ身を乗り出し、鯉登は曖昧な「暇」に自身の予定を上書きしようと試みる。
8728「では、お前も少しは暇が作れるのか」
「ええ、まあ、多少は」
歯切れの悪い返事は、商売をする人間として堂々と「暇です」などとは言いにくいからだろう。月島は台帳の隅に視線をずらした。
「ならば私とほおずき市へ行ってみないか」
その商人の弱みにつけこむかのようにずいと前へ身を乗り出し、鯉登は曖昧な「暇」に自身の予定を上書きしようと試みる。