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    逢河 奏

    DONEあなたは6RTされたら「お前は俺にとって光だ」の台詞を使って逢河のジョンドラを描(書)きましょう。
    shindanmaker.com/528698

    あなたは5RTされたら「俺がぼーっとしちゃうのは、あなたのせいだからねっ」の台詞を使って逢河のジョンドラを描(書)きましょう。
    shindanmaker.com/580294

    という結果が出たので書きました。
    お城引きこもり時代のジョンドラ。
    【ジョンドラ】貴方に捧ぐ台詞 映画を観ていた。
     ジョンリクエストの、所謂ロードムービーというやつだ。旅の道中、様々な出会いと別れが繰り広げられる。ジョンがおすすめするだけあって、面白い映画だった。アクションも、脚本も、キャストやカメラアングル、映像編集にCG技術と、文句の付け所がない。
     なのに私は眠気に襲われ、うっかりほんの少しだけうたた寝をしてしまったら、もう話について行けなくなった。何か感動的な出来事が起きたようなのだが、肝心なところを見逃したせいで、どうにも感情移入出来ず、ただ淡々と流れていく景色を眺めるだけとなる。
     いや、そもそもだ。この少年は何を経て、何を知り、どこへ向かうのか。その不安も期待もいまいち理解出来ず、最初から大して集中出来ていなかったのだと思う。
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    miya_ko_329

    DONEXrd~STのどこか。第一連王捜索隊の第二連王と、つかの間の逢瀬のカイデズ。
    GG/レオとカイデズ 第一連王が見当たらない、と城内職員がそろそろ心配し始めた。およそ彼を害することのできる人類は非常に限られている。平時の城内においては皆無と言っていい。まず心配の必要はないと思いつつレオは彼らを宥め、少し席を外すことを告げて見当を付けている場所に進む。行政エリアを抜け、王のプライベートエリアへ。人の私的な時間にまで足を突っ込むことは本意ではないが、そう言っていられる状況でもない。足を進め、見えてきた扉には複数の門衛が立ち侵入者を拒む。だがそれを第二連王だと認めると張りつめていた空気を少しだけ緩めた。
    「あいつはここか?」
    「三十分ほど前にお入りになりました」
     若い門衛は遠慮がちに答え、レオは軽く息を吐き足を踏み出す。わずかに残されたカイの自由を、これ以上許すことのできない時間の無さと状況を恨むしかない。少々の罪悪感が過るが、これも給料の内と割り切ることにした。築年数の割に古めかしいデザインの扉は重い音を立てて開かれた。見た目は単なる扉だが、その実厳重なセキュリティが敷かれている。組み込まれているであろう複雑怪奇な術式はレオの理解の範疇外だった。これを突破できる人類こそ存在しないのではないだろうか(しかしこの数ヶ月で人類の枠の外のような人類に散々出くわしてしまったので、油断は禁物だ)。それほど堅牢に守られた扉の向こう。果たしてその先は緑萌ゆる園であった。空調の行き届いた屋内とは違う自然そのものの空気。幸いなことに今日は暖かな日だった。やわらかな陽射しが程良い熱を持ってレオを迎え入れる。色彩豊かな花々が咲き誇り、小鳥が遊ぶ。間違いなく現実でありながら、世界から隔絶された楽園を思わせるのは、ここがあまりにも完成された空間だからだろう。それぞれが完全な調和を以てこの場を作り上げている。
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