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    重音テッド

    BP_tkr

    PASTかなり昔に書いたテッド誕記念SS。
    今見るとキャラ解釈とか微妙に違うんですが、せっかくなので上げます。
    【テドキヨ】あなたを愛しています 十月四日。その日は重音テッドが歌声(こえ)をあげた日。いわゆる誕生日である。
     しかしテッドにとって誕生日などたいして意味のないものだった。片割れであるテトや同胞とも言えるルコ達だけで過ごすのならまだいい。だが仕事でしか付き合いがなかったり、そこまで親しくない女性達と“誕生日パーティー”と称して大勢で馬鹿騒ぎをするのは、人付き合いが苦手なテッドからすればこの上なく面倒でしかなかった。
     そんな一日が三年くらい前から変わっていった。氷山キヨテル――彼はテッドにとって面倒でしかなかった誕生日を心から喜べるような誕生日に塗り替えていった。
     付き合って初めての誕生日。キヨテルは決して豪華とは言えないけれど、とても手の込んだ料理を作ってくれた。二回目の誕生日はお揃いのマグカップを。三回目の誕生にはいつも似たようなネクタイをしてるテッドに「たまには違うものを」と赤いチェック柄のネクタイをくれた。どれも高価なものではないが、キヨテルが自分のために選んだと思うと今まで感じたことのない幸福感でいっぱいになった。
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