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    KK

    ことざき

    СДЕЛАНО暁人に加え、KKの視点も書きました。(25/3/31)

    K暁。薄暗い。
    診断メーカー【あなたに書いて欲しい物語(ID:801664)】の【「二人きりの夜には」で始まり、「君がいないと息もできない」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば3ツイート(420字程度)でお願いします。】から。
    薄明の独り言 二人きりの夜には、肩を寄せあってお喋りしていた。
     今日あったこと、明日あってほしいこと、やりたいこと。
     春嵐がガタガタとマンションの壁を軋ませ遊びまわり、ゲリラ豪雨がばたばたとベランダで飛び跳ね踊りくるう。彼がちらりとだけ外を見て、すげえなと感嘆の声をもらすたび、僕の肩に熱い吐息がふりかかる。
     耳だけではない、身体にこそ響くその密やかな笑い声が、僕は大好きだった。

     やがて季節はいくつも巡って、二人きりで過ごす夜は終わりを告げた。
     今日あったこと、明日あってほしいこと、やりたいこと。
     止まない秋雨がコツコツと窓ガラスをノックしては去ってゆき、チラチラと降る雪が音とともに交通機関をも止めてしまう。だけど、ベッドに日がな一日寝転んで、ぼろぼろになったパスケースに嗄れ声で語りかける僕には、あまり関係のないことだった。
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    kjefrat

    ПРИСОЕДИНЯЙТЕ МЕНЯ二つ前?の続きです。注意書きはそちらからどうぞ。終わったら全部まとめて支部に上げますので本当に読まなくて、いいもの、です……
    三章が進まないので、できている二章を尻叩きとして上げてみています……支部に上がるころには再編集して変わってるところ多いと思いますのであくまで進捗として……
    Heaven's falling down(二章)Heaven's falling down(二章)

    二.二人だけの騒ぎ

     あれからまた数日が経ち、オビトはついに瞼を開くようになった。
     オビトが眠っている間に、わかったことがある。それは、いくつかの傷はこの一年間に付けられたものだということだ。無論、カカシがその身体を見たのは、オビトが溺死しかけていたときのみで、全体的に広がる残酷な傷と見分けることはできていなかった。だが、ずっとオビトを担当していた医者の弁を信じないほどカカシは疑り深くなかった。
     ミナトや上司たちは、オビトがあの洞穴で生き延びて、他里で取引をされていたのではないか、と議論していた。
     オビトはうちは一族の忍で、辛うじて残っている様子の右目には写輪眼という血継限界がある。加えて、右半身に取り憑いている細胞も謎に包まれている。それも含めてあらゆる里で研究されており、その内容の中には非人道的な実験もあったのだろうと結論づけられた。
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    merutaroooo

    СДЕЛАНОカキスグWEBオンリー掲載作品④
    優しさと真実の色

    番外編後に、おさなご好き疑惑をかけられるkk先輩と思春期のsgrくんのお話。一応、深海の~の時空で書いておりますが、前回の作品を読まなくても単話として読める仕様となっております。
    優しさと真実の色「カキツバタってさ、その、元々……自分より小さい子が好きなんだべか? 」
    「…………はい?」
     カキツバタは思わず、マメパトが豆鉄砲でも食らったような顔になる。
     それもそのはずだ。この場所はリーグ部の部室。会議用スペースとして設けられた長机。いつも通り机と椅子に絶大な信頼を置き、ただのんびりと過ごしていただけなのだ。
     
     人口の空が橙に染まる頃、リーグ部の部室は授業を終えた生徒たちで溢れかえっていた。
     部屋の中央から、僅かに左角に寄せて置かれた長机。会議用に設けられたその内の一席に腰を落ち着け、カキツバタは学生たちの喧騒に耳を傾けている。
     入り口の側で、寄り合っていた一年生たちが、ブルレク目的で人員を募っているらしい。入ってくる人間を威勢よく口説いている。背後にいる生徒は、別の生徒に基礎ポイントの手解きをしているようだった。砕けた言葉から、それらは後輩に対し、向けられているらしいことを悟る。
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