【千百】恶役  （1）

  “诶——原来不知道呀～”


  小混混永远不会再想回忆起那一天。

  在那个熟悉到不能再熟悉的阴暗房间，那双宛如恶鬼转生的红瞳和那张带着天真无邪笑意的娃娃脸。

  冰冷的球棒被轻轻敲在脸边，每一次都让他以为自己下一秒就会和旁边倒成一滩的同伴们落得一个下场。

  尽管金属球棒的主人语气亲切，他也不敢再多说一个字。

  因为轻视了对方，名义为Boss的人早已被眼前人的同伙拉入了隔壁房间，没了声音。

  momo看着球棒下抖得不成样子的人，眯了眯眼。将球棒杵在地上，弯腰单手拎起他的领子——宛如拎起一只小奶猫一样轻松。

  “怎么办呢，你的Boss、队友也都说不知道哦。”他的语气还是带着慵懒的笑，只是仔细看的话会发现墨镜下那双眼中笑意根本未达眼底，仿佛这样的表情只是他故意展示在外的伪装程式，“但是现在只剩你一个人了。怎么办呢？想轻易死去可能不行了……”

シャチョコン3　心が萎れていた。
　親からの電話には小さな声で「ごめん」としか言えなかったし、久しぶりに行った学生課は担当の人が変わっていた。部の後輩は髪の色も変わってて、オレの同級生は卒業していた。

　その日、オレの職業は大学生からコンビニ店員になった。

＊＊＊

　コンビニだけで生活できるわけもなく、早朝に工場、昼間ガソスタも入ってる。コンビニは夕方～夜。たまに深夜～早朝も入る。大学の時に始めたバイトだから辞めづらくて続けてしまっているけど、きっと、もっと時給が高いバイトもあるんだろうな。それでも今は毎日一人で生きることが大事。これ以上親や家族に迷惑はかけられない。

「うん……うん。元気にしてる。姉ちゃんにもよろしく……ちゃんと食べてるよ。一人で生活できてるから大丈夫！　じゃあまた連絡する」

シャチョコン2「千、眠そうだな」

　大きいあくびをしていると、隣でビールをあおっていた幼馴染みが絡んでくる。大神万理──学生時代からの腐れ縁ってやつで、現在は取引先の弊社担当営業だ。

　接待名目のサシ飲みは経費で落ちるただの息抜き。もちろん仕事の話もしたけど。

「最近、夜遅くまでゲームしてるんだ」
「へえ、めずらしい。なんの？」
「万がうちにきたとき、勝手にインストールしたろ。あれだよ」
「そんなのあったっけ？」
「あったよ。僕そっくりのキャラクター作れて笑えるだとか言って、勝手に入れて僕のキャラクター作っただろう」
「あ～、なんとなく思い出してきた。ていうか、千、お前律儀にプレイしてるんだ？　ウケる」

　容赦なく笑い飛ばしてくる万とも、自然な態度で接することが出来る。ラクな時間だ。でも、momoくんと遊んでいるときはそれ以上にリラックス出来ると言うか……。

書きたいとこだけ書くシャチョコン　品出ししてるときに気付いた。あ、YUKIさんのアバター、この人に似てるなって。

　経済雑誌の表紙になってるすごくかっこいい人。会社のイメージモデルか何かだと思ってたら社長さん本人らしい。表紙だし、加工されまくってんのかな。それにしても異様なくらいかっこいい。イケメンだ。

　家に帰ってから名前を検索してみる。IT系ベンチャー企業の社長さん、名前は折笠千斗さんだって。名前までイケメンだ……。インタビュー記事とか出てきたけど、あまり顔出しはしないみたい。あんなにかっこいいのにもったいないな。テレビ出演とかはしてないみたいで、動く姿は見つけられなかった。残念。声も聞いてみたかったのに。

　検索はほどほどにして、ゲームを立ち上げる。今夜もYUKIさんと遊ぶ約束をしていた。

CoC「幸せの在り処」ネタバレ有り感想幸せの在り処ずっと気になってて配信者の方々のセッションとかも見たいのを我慢してたやつなので遊べてよかったです。だって、ねえ。そもそものタイトルが幸せの在り処ですよ。それに作者さんはあのきりとさんですよ。絶対おもしろいじゃないですか。別れるのが自分のためにも明日実ちゃんのためにもいい選択なのは分かるけど暗闇で一人でうずくまってる明日実ちゃんみたらすごい寂しい気持ちになりました。初日から少しずつPCと一緒にいたいって気持ちを表に出すようになっていって最後二日なんていつもいた場所にいられなくなって…ってめちゃくちゃつらかったです。Airisさんが日常シーンすごく丁寧にやってくださってNPCも作りこんで下さったので結局別れを告げることを選びましたが心が痛かったです。時任先生頼むよ…姉さんを助けてやってくれ…元気な明日実ちゃんに合わせてくれ…

CoC 「やさしい世界と呼吸法」 ネタバレ有り感想KPCは確かにニコニコして付いてくるだけで核心的なことを何も言わないし冒頭で「二人で行動するのでDEX-2」とか言われるし不自然だとは思ってたけどまさか幻覚とは…あらゆるところに伏線張り巡らされてて面白かったです。ロスト率明記なしって言われてSAN値40でもなんとかなるやろって思ってたらバキバキに削られて笑った。不定持ち帰るつもりはあったけど正気度一桁の大台に乗るとは思わなかった。エンドについてだけど流石に大に神様にならせるなんて無理よ…カッコつけて自己犠牲でもされたら耐えられないよ…大目線氷にはニャルになって欲しくないだろうけどそこは譲れない。たとえ体や精神がニャルラトホテプになっても意地で人間のフリして生きて人間として死んだら自殺してやる。どうなろうが大好きな大と一緒に人間として生きて人間として終わりたい。そんな感じです。窓に関する描写がないのは気づきたかったかも。なんか前回の初恋性といいフレーバーで振ったダイスでファンブルすんのほんとおもろい。序盤真っ赤だったチャットログが終盤には真っ青になったのは揺り戻し感じれてちょっと感動。ちなみに水永氷と木本大のネーミングは我ながら気に入ってる。二人で幸せに過ごせる「やさしい世界」のためにどうすればいいのか考ええるのが楽しかったです。ありがとうございました！