フローリス
だいふく
MAIKINGShutter Flowerブライダルフォトグラファーの宇髄さんとフローリストの煉獄さんのお話。
宇煉です、冒頭のみの公開。少しずつ足していきます。
Shutter Flower 空が抜けるように青い。遠くの方が少し白く澄んでいて、柔らかな雲がまるで絹のヴェールのように広がっている。六月の土曜日、大安吉日、正に絵に描いたような結婚式日和。
焼瓦造りの教会は隣に小さな可愛らしいレストランが併設されており、入口の門の脇の桜の木は芽吹いた鮮やかな緑が陽の光を浴びてきらきらと葉の合間から光を落としている。
これから参列者がやって来るのであろうレストランの庭先で、晴れの日を祝うのに文句のつけようがない日だと、ずっしりとしたニキロ近くあるカメラを持って宇髄天元は美しい空を仰ぎ見た。
一生に一度の晴れ舞台、それを綺麗に、そして出来るならお洒落に、ついでに今どきの分かりやすい言葉で言うのならば映えるように残したいと願う二人は少なくない。
4210焼瓦造りの教会は隣に小さな可愛らしいレストランが併設されており、入口の門の脇の桜の木は芽吹いた鮮やかな緑が陽の光を浴びてきらきらと葉の合間から光を落としている。
これから参列者がやって来るのであろうレストランの庭先で、晴れの日を祝うのに文句のつけようがない日だと、ずっしりとしたニキロ近くあるカメラを持って宇髄天元は美しい空を仰ぎ見た。
一生に一度の晴れ舞台、それを綺麗に、そして出来るならお洒落に、ついでに今どきの分かりやすい言葉で言うのならば映えるように残したいと願う二人は少なくない。