三択
parvus_yuu
TRAINING原作時空のウォロシマウォロ。新婚三択て、ベタだけどイイですよね…。
新婚三択「ご飯にします?お風呂にします?それともワ・タ・ク・シ?」
「食事」
ギンガ団の本部から帰宅したシマボシに新婚三択を投げ、間髪入れずに返答されたウォロは眉尻をへにゃりと下げる。
「つれないですねぇ…。そんな所も魅力的ですけど」
「飽きもせず、毎回毎回よく言うなとある意味では感心している」
「ありがとうございます」
笑顔で礼を述べられ、履物を脱いでいたシマボシは怪訝な顔をした。
「礼を言われる事ではない気がするが。しかし、なぜ私がキミの望む回答を言わないのに毎回尋ねるんだ?」
その言葉を聞いたウォロの表情がスッと変わるのに気づき、シマボシはしまったと口に手を当てる。
「…へぇ、シマボシさんはジブンが望んでる答え…知ってるんですか?」
2374「食事」
ギンガ団の本部から帰宅したシマボシに新婚三択を投げ、間髪入れずに返答されたウォロは眉尻をへにゃりと下げる。
「つれないですねぇ…。そんな所も魅力的ですけど」
「飽きもせず、毎回毎回よく言うなとある意味では感心している」
「ありがとうございます」
笑顔で礼を述べられ、履物を脱いでいたシマボシは怪訝な顔をした。
「礼を言われる事ではない気がするが。しかし、なぜ私がキミの望む回答を言わないのに毎回尋ねるんだ?」
その言葉を聞いたウォロの表情がスッと変わるのに気づき、シマボシはしまったと口に手を当てる。
「…へぇ、シマボシさんはジブンが望んでる答え…知ってるんですか?」
高間晴
TRAINING敦太800字。よくある三択。よくある三択、実質一択「敦君、ご飯にする? お風呂にする? それともわ・た・し?」
残業でへとへとに疲れて帰ってきた敦。それを出迎えた太宰は、どこから調達したのかフリフリの白いエプロンを身に着けていた。
さすがに裸エプロンではなかったが、敦はとりあえず太宰を抱きしめる。そして思い切り深呼吸してから、台所へ向かう。
「……うわ」
台所は想像以上に荒れていた。まな板は真っ二つになっているし、鍋は焦げ付いている。その上小麦粉があたり一面に散らばっている。粉塵爆発の実験でもしたんだろうか。
「何を作ろうとしたんですか」
「えーとね、コロッケ?」
小首を傾げてそう云うものだから、敦はめまいがしてきた。
太宰は敦の手を引いた。
「でもお風呂はちゃんと沸いてるよ?」
838残業でへとへとに疲れて帰ってきた敦。それを出迎えた太宰は、どこから調達したのかフリフリの白いエプロンを身に着けていた。
さすがに裸エプロンではなかったが、敦はとりあえず太宰を抱きしめる。そして思い切り深呼吸してから、台所へ向かう。
「……うわ」
台所は想像以上に荒れていた。まな板は真っ二つになっているし、鍋は焦げ付いている。その上小麦粉があたり一面に散らばっている。粉塵爆発の実験でもしたんだろうか。
「何を作ろうとしたんですか」
「えーとね、コロッケ?」
小首を傾げてそう云うものだから、敦はめまいがしてきた。
太宰は敦の手を引いた。
「でもお風呂はちゃんと沸いてるよ?」