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sakurana2468
DONE身内で作成したアンソロジーに寄稿した晶シノから前半部分です。リバカプにご理解ある方、興味のある方は読んでみていただけると嬉しいです。
※展示分はまだシノ晶です。
※晶攻め始まってません。
サンプル
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18650273
通販
https://sakurana2468.booth.
大切なあなたへ「これで全部か?」
「はい。シノ、ありがとうございます。殆ど持ってもらっちゃって……」
「ふふん。これくらいどうってことはない」
中央の街での買い物を終え、私とシノは魔法舎へ戻ろうとしていた。
箒で帰ったほうが早いが、そこまで距離もない。
街の景観を眺めるのもいいだろうと、ゆっくり歩いて帰ることになった。
シノは突然立ち止まり鼻をヒクヒクさせる。
「うまそうな匂いがする」
「本当だ。……あのお店みたいですね」
食欲をそそる香りに誘われ辺りを見わたすと、小さなレストランが佇んていた。
店頭に置かれた看板を見るに、ハンバーグが売りの店らしい。
目をキラキラさせるシノのお腹から物欲しげな音が鳴る。
「もうお昼前ですね。せっかくだし、あそこで食べて帰りますか?」
1741「はい。シノ、ありがとうございます。殆ど持ってもらっちゃって……」
「ふふん。これくらいどうってことはない」
中央の街での買い物を終え、私とシノは魔法舎へ戻ろうとしていた。
箒で帰ったほうが早いが、そこまで距離もない。
街の景観を眺めるのもいいだろうと、ゆっくり歩いて帰ることになった。
シノは突然立ち止まり鼻をヒクヒクさせる。
「うまそうな匂いがする」
「本当だ。……あのお店みたいですね」
食欲をそそる香りに誘われ辺りを見わたすと、小さなレストランが佇んていた。
店頭に置かれた看板を見るに、ハンバーグが売りの店らしい。
目をキラキラさせるシノのお腹から物欲しげな音が鳴る。
「もうお昼前ですね。せっかくだし、あそこで食べて帰りますか?」
sakurana2468
DONE身内で作成したアンソロジーに寄稿した晶オーから前半部分です。リバカプにご理解ある方、興味のある方は読んでみていただけると嬉しいです。
※展示分はまだオー晶です。
※晶攻め始まってません。
サンプル
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18650273
通販
https://sakurana2468.booth.
獣の魔法「ちょっ……だから、今日は駄目ですってば!」
私は必死に、オーエンがベッドへ押し倒そうとしてくるのに抵抗していた。
彼は鬱陶しそうに溜息をつく。
「昨日はあんなに素直だったのに、もう忘れちゃったの?」
「なっ……!」
ボッと顔が熱くなる。
十日ほど前に晴れて初夜を迎えて以降、私とオーエンは毎晩のようにまぐわい続けていた。
彼の精力、体力、欲望は凄まじく、流石北の魔法使いと言ったところだろうか。
驚いたのは、私もオーエンに負けず劣らずだったことだ。
「だらしなく喘ぎながら、おねだりしたんだよ。覚えてる?」
「いいいいい言わないでください!」
オーエンがクスクスと妖艶に笑うのを見ると、否が応でも昨夜の情事を思い出してしまった。
687私は必死に、オーエンがベッドへ押し倒そうとしてくるのに抵抗していた。
彼は鬱陶しそうに溜息をつく。
「昨日はあんなに素直だったのに、もう忘れちゃったの?」
「なっ……!」
ボッと顔が熱くなる。
十日ほど前に晴れて初夜を迎えて以降、私とオーエンは毎晩のようにまぐわい続けていた。
彼の精力、体力、欲望は凄まじく、流石北の魔法使いと言ったところだろうか。
驚いたのは、私もオーエンに負けず劣らずだったことだ。
「だらしなく喘ぎながら、おねだりしたんだよ。覚えてる?」
「いいいいい言わないでください!」
オーエンがクスクスと妖艶に笑うのを見ると、否が応でも昨夜の情事を思い出してしまった。