105@海自艦擬人化
DOODLE5203+5202はりまー、起きてる…?遠慮がちに掛かる声に意識だけぼんやりと浮上する。ドックに入っている本体に引っ張られているせいで目蓋が重い。ぼやける視界に姿を認めてなに、とどうにか返す。
少しの間服借りていっても大丈夫?
ん、好きに持ってって…、と答えてからいつもは事後報告なのに珍しいなと思考が過る。あぁ、違う。無意識にひびきと重なっていたようだ。いつの間にか不安定に揺れていた声も落ち着き、すっかり子供らしさが影を潜めてしまった。成長が喜ばしい半面、少しだけ寂しさを覚える。
あき、そろそろ起きるから。あとで買い物出ような。
それと公試の前には作業服も、だな。可愛い弟から仕事仲間になるまではもう少し。 299
はかる
DOODLEぽっぷんのうぇるだんさん擬人化13年くらい前にデザインして描いたアナログ絵が出てきたので、
それ見ながらザッと描き残した。多分首に巻いてるのも髪の毛……かな?(昔の記憶すぎて憶えてない)
105@海自艦擬人化
DOODLE403+404 はろうぃんー。「とりっくおあとりーと?」隣で呟かれた言葉に今年ももうそんな時期か。いつの間にか町は橙や紫の飾り付けだらけだ。ちょっと待ってなーとポケットへと手を突っ込んだ。潜水艦連中から毎年集られるようになって、持ち歩くのがすっかり馴染んでしまった。ごそごそと取り出した飴の中から一番甘そうなやつをちよだへと渡してやる。ちょこんと手のひらに乗せられた鮮やかな包みを見、あまいやつ!と喜んでいるものの、なんでだろうかと首を傾げている。
「なんだ、知らずに言ったのか。ハロウィンて言ってな、元の風習はちょっと置いとくがお菓子を貰ったり仮装して楽しむイベントだな。さっきの言葉は"お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ"」
わたしはいたずらしないもんーと頬を膨らませている。わかってるから大丈夫だと伝えると機嫌を直したようだ。ふと艦の備品を思い出し、帰ったらあるもので仮装してみるか?と問えば元気な返事が聞こえた 392