kuma
PAST上からあんスタ(まおあん)、ポケモン(シトセレ)、とび森です。2016年絵です。
まおあん:真緒→→→←←←あんず
シトセレ:シトロン→(→→)←←←セレナ
くますけ:永遠の片想い
だそうです。
うばうもの
TRAINING今回は男主人公とフラダリさんです。最終決戦直前みたいなところの話です。
タイトルはなんも浮かびませんでした。
フラダリさんの右側の口角が少し上がった。
「やはり、キミはどこか私に似ている。だが君と私とでは『正義』についての考え方が全く異なるようだ。正義や英雄というものが常に勝つのではなく、勝った方が後々正義として讃えられる。つまり多少間違えていても、勝てば英雄になれる。私はそう考えているのだが」
真っ赤なカフェの丸くて小さなテーブルを挟んで向かいに座る王家の末裔の男はそう言った。
彼の手元にはもう既に冷めてしまったコーヒー。
一方自分の手元には空になったカップと読みかけのイッシュ英雄伝。
周りに客はいない。店員が二人、どちらも無言で必ずどっちか片方は常にこちらを見ている。気味が悪い。
沈黙は嫌いだから少しだけそれっぽい事を口にしてみる。
1870「やはり、キミはどこか私に似ている。だが君と私とでは『正義』についての考え方が全く異なるようだ。正義や英雄というものが常に勝つのではなく、勝った方が後々正義として讃えられる。つまり多少間違えていても、勝てば英雄になれる。私はそう考えているのだが」
真っ赤なカフェの丸くて小さなテーブルを挟んで向かいに座る王家の末裔の男はそう言った。
彼の手元にはもう既に冷めてしまったコーヒー。
一方自分の手元には空になったカップと読みかけのイッシュ英雄伝。
周りに客はいない。店員が二人、どちらも無言で必ずどっちか片方は常にこちらを見ている。気味が悪い。
沈黙は嫌いだから少しだけそれっぽい事を口にしてみる。