sirome0_0
DONE『海へ』制作の裏側。⚠由紀くんが作曲中の内容を捏造しています。
ただ、君と海を見たかった。いつか忘れちゃうから、こうしてうたに残しておこう。
真冬は、忘れないって言ったけどそんなの無理だ。
人の記憶は日々更新される。
きっと、どれだけ意識して覚えておこうとしても忘れる。
だから、真冬がこの歌を歌う日が続く限りこの日のことを思い出せるように残しておこう。
この曲を作るきっかけはただそれだけだった。
真冬に聴かせたかった。
それくらい、真冬が初めて歌った曲も見たものも全部俺の言葉で表現できれば、残すことができれば幸せだと信じ込んでいた。
ただ、ひたすらに真冬が好きだった。
それでも俺たちの間には溝ができた。
別々の高校へ進んだあの日から。
幼い時からよく一緒にいた4人は、いつの間にか1人と3人のグループになってしまった。
858真冬は、忘れないって言ったけどそんなの無理だ。
人の記憶は日々更新される。
きっと、どれだけ意識して覚えておこうとしても忘れる。
だから、真冬がこの歌を歌う日が続く限りこの日のことを思い出せるように残しておこう。
この曲を作るきっかけはただそれだけだった。
真冬に聴かせたかった。
それくらい、真冬が初めて歌った曲も見たものも全部俺の言葉で表現できれば、残すことができれば幸せだと信じ込んでいた。
ただ、ひたすらに真冬が好きだった。
それでも俺たちの間には溝ができた。
別々の高校へ進んだあの日から。
幼い時からよく一緒にいた4人は、いつの間にか1人と3人のグループになってしまった。
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DONEsyhのLIVEで、由紀を見つけた話。君がいた。由紀がいた。
柊の声の中に、柊たちが作った曲の中に、由紀がいた。
どうして俺は由紀の作った音楽を今まで聴こうとしなかったのだろう。どうしてLIVEに出るとはにかんだ彼を否定したのだろう。
『じゃあ、俺のために死ねるの』
ある冬の日、半ば衝動的に口から飛び出た言葉を、言ってすぐに後悔した。
ひどい嫉妬だった。
由紀が夢中になれるものを俺はどうしても応援できなかった。
こんなにも、まっすぐに届けようとしてくれていたのに。
俺が由紀を忘れる日なんて、本当に来ないよ···。
この曲を聴くことができて良かった。
この曲を作ってくれて、届けてくれてありがとう。
あぁ、真っ直ぐステージを見ていても涙で何も見えないや。
柊は、どんな顔で歌っているのだろう、上ノ山くんは···シズちゃんは···。
547柊の声の中に、柊たちが作った曲の中に、由紀がいた。
どうして俺は由紀の作った音楽を今まで聴こうとしなかったのだろう。どうしてLIVEに出るとはにかんだ彼を否定したのだろう。
『じゃあ、俺のために死ねるの』
ある冬の日、半ば衝動的に口から飛び出た言葉を、言ってすぐに後悔した。
ひどい嫉妬だった。
由紀が夢中になれるものを俺はどうしても応援できなかった。
こんなにも、まっすぐに届けようとしてくれていたのに。
俺が由紀を忘れる日なんて、本当に来ないよ···。
この曲を聴くことができて良かった。
この曲を作ってくれて、届けてくれてありがとう。
あぁ、真っ直ぐステージを見ていても涙で何も見えないや。
柊は、どんな顔で歌っているのだろう、上ノ山くんは···シズちゃんは···。