sirome0_0☆quiet followDONEあと、どこかでほんとに由紀くんが作った【海へ】が聴きたい、聴けないままなのほんとに…真冬くんの腹の穴の中で、由紀くんしか知らない【海へ】を一人口ずさんでたらほんとに😭😭😭だって結局、曲の中に吉田由紀を感じさせることはできても、上様は由紀くんを知らないわけで #syh #ゆきまふ 由紀くんの「〜〜〜♪」 「由紀、」 「ん」 由紀は、真冬がよく歌っていた鼻歌を高校になってからもよく真似して歌っていた。 無意識なのか意識的になのかはわからないけど、多分そうやって真冬と会えない時間も二人の時間を大切にしていたのだと思う。 「曲、出来そうなのか」 「楽勝」 あーあ、次のLIVE楽しみだな、そう言って二カッと笑った由紀が俺には眩しかった。 でも、その日はいつまで経っても来なかった。 Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow sirome0_0DONE湯上がり彼女と⚽️修学旅行先でお風呂のタイミングが被りました4️⃣1️⃣「………ごめん、ちょっと話入ってこないかも。」 修学旅行の時、ばったり廊下であった4️⃣1️⃣くんと彼女ちゃん。彼女ちゃんの方は普段通りだし自由行動の日の予定をあれこれ話しかけてくるものの、4️⃣1️⃣くんの方はそうはいかない。もう、何を言われてるのか誰に話しかけられてるのかパニック。あまりにも4️⃣1️⃣くんから反応が返ってこないことを不思議に思った彼女ちゃんが「潔くん」と、顔をのぞき込むと「ちょ、待って。」って口元隠してそっぽを向く4️⃣1️⃣くん。「ちょっと刺激強いっていうか、全然内容入ってこないか、も。10秒いや、1分待って…」って言うけど、1分後も同じことを言ってる。 🐝「なんか、えっちだね」 1451 sirome0_0DONE凍えた心総司くんと俺「左之さんや新さんといるのは楽でいいんだ。でも別に総司くんが苦手ってわけでもないんだよ。」 「平助、僕のことが好きなんですかぁ」 「いや、ああいうところはだいぶ嫌だけどさ。」 縁側に座って外を見ながらお前の淹れた茶を飲んでいた時にふと訊かれて俺は言う。 その時通りかかった総司くんから言葉が飛んでくるなんて思わなかったし、俺の側に座るお前は驚いて縁側から落ちそうになっていた。 当の本人は俺達のそんな姿に満足がいったのかすぐにその場を去っていく。 「俺が、って言うより総司くんが多分距離を置いてるんだよ。」 「沖田さんが···」 「多分、な。総司くんくらい強いとなんつーか色々あるんだと思うよ。いや俺も詳しくは知らねぇけど。」 660 sirome0_0DOODLEきっと彼女は昔物語を作るのが好きだった。たまには、年老いた彼女のお話を当たり前にいた人はある日突然、ほんの些細なことで居なくなってしまう。 友達でも恋人でもそうなのかもしれない。家族でも同じだ。 だから私は大切な人をこれ以上増やさないと決めた。大切が増える分、なくなったときに心が痛くて痛くてたまらなくなるから。 こっちに来ないでくれ、そう思っても人間という生き物は一度外へ出ればいろんな人に出会ってしまう。時には言葉を交わし、相手との関係に名前をつけざるを得ない時だってある、ニンゲンだから。 ニンゲンなんて厄介だ、ひとりぼっち以外を知ればひとりぼっちには戻れない。 …あぁ、生まれ変わったら木になりたい。 木は色んな人の一生を見られるから、それでもその全部が他人事だから。言葉を交わさなくても構わないから。 491 sirome0_0DONE彼女が好きって言って欲しいんだって。好きって言ってよ🏐男子日向 「わかった、何回言えばいい」 好きって言って、って言うとすぐに言おうとする。 何回言えばいい何回言えば伝わるのってすごくまっすぐだけど圧を感じるを目で言ってくるのが日向くん。 「え、いや…やっぱいい。」って彼女ちゃんのほうが言ってもらうのを諦めようとする。 それをたまたま、移動教室で通りかかった月島くんに日向くんが「キミ、圧強すぎるんだよ。」って注意される。 「…なんだよ、圧って。」 「はは。」 本当に無自覚なので、その注意の意味がわからない日向くんと、笑ってごまかすしかできなくなった彼女ちゃん。 菅原 「よーし、じゃあ〇〇も言えよ」 そう言って腕まくりする菅原さん。 「〇〇、「ちょっと待ってください。」何だよ」 1590 sirome0_0DONE卒業と🏐男子卒業と気になる相手と日向「俺もすぐ卒業します追いつきます」 卒業する好きな人にはめっちゃ跳ねながら笑顔で言う。だって会いに行くし、連絡するし。 寂しくないし、寂しくさせない。 それより、卒業の日に笑顔で見送りたいし笑顔が見たいと思ってる。だからずっと笑顔。 「またね、日向。」 「はい」 最後まで元気に振る舞う。 先輩が見えなくなった瞬間に、急にさみしくなってうずくまるし、そこに月島くんが通りかかって「何してるの。」って声かけた瞬間、「よしっ」って自分の頬叩いて立ち上がる。 当然びっくりする月島くんと、真っ赤なほっぺたに満面の笑み浮かべて「部活すんぞ月島」って言って体育館まで走っていく。 自分が卒業するまでもそれからも、ちゃんと先輩のことが好きだし自分の卒業時に先輩に告白する男だと思う。 2072 sirome0_0DONEwsrn隊士と愛してるよゲーム沖田さんと「早く言ってくださいよ、もしかして僕のこと好きじゃなくなったんですかぁほーら、早く言ってって」 自分の好意を想い人に伝え合って照れたほうが負けっていう遊びがあるらしい、なんて興奮気味に話す平助を見て、はじめは興味なんて無かった。むしろそんなことをして何が楽しいんだろうとすら思ったくらい。 でも、お茶が入ったと部屋を訪れた君を見てどうしてか口からぽろりと言葉が漏れた。 どうしてか君の口から僕を好きだと言わせたかった。 「僕は、君のこと嫌いではないですよ。」 そう言うと君は唇を尖らせてそれはずるだ、と訴える。 正直言うと、自分には君を好きだと伝える度胸もなければ覚悟もない。 僕は、そう遠くない未来きっと君を残して逝ってしまう。 791 related works sirome0_0DONEあと、どこかでほんとに由紀くんが作った【海へ】が聴きたい、聴けないままなのほんとに…真冬くんの腹の穴の中で、由紀くんしか知らない【海へ】を一人口ずさんでたらほんとに😭😭😭だって結局、曲の中に吉田由紀を感じさせることはできても、上様は由紀くんを知らないわけで由紀くんの「〜〜〜♪」 「由紀、」 「ん」 由紀は、真冬がよく歌っていた鼻歌を高校になってからもよく真似して歌っていた。 無意識なのか意識的になのかはわからないけど、多分そうやって真冬と会えない時間も二人の時間を大切にしていたのだと思う。 「曲、出来そうなのか」 「楽勝」 あーあ、次のLIVE楽しみだな、そう言って二カッと笑った由紀が俺には眩しかった。 でも、その日はいつまで経っても来なかった。 200 sirome0_0DONEsyhのライブ、始まる直前真冬くんを見つけた柊くん視点のお話⚠本編にこんな回想はありませんのでご容赦ください。しゃんとしろ。真冬が来てる、目が合った瞬間 嬉しいような、恥ずかしいような、でもほっとしたような気持ちで、涙が溢れそうになった。 一方的に真冬に聴かせたかった曲、由紀が真冬に聴かせたかった、作りかけたままの曲。 ずっと傍観を決め込んでいた俺の単なる罪滅ぼしのような完全なる自己満足。 俺一人の力じゃ作れなかったし、真冬を動かすこともできなかったのだと思う。 あの日、ギターを背負ったお前を見かけるまで俺たち四人の季節はずっとあの冬の日のままで止まっていたから…。 真冬がギターを弾きたいと動き出したから、俺たちの季節は少しずす雪が溶けていくように動き出したのだろう。 ギターを弾いてくれてありがとう、自分の気持ちははわからないと俺に教えてくれてありがとう、由紀もよく聴いていたあの曲を歌ってくれてありがとう。 662 sirome0_0DONEsyhのLIVEで、由紀を見つけた話。君がいた。由紀がいた。 柊の声の中に、柊たちが作った曲の中に、由紀がいた。 どうして俺は由紀の作った音楽を今まで聴こうとしなかったのだろう。どうしてLIVEに出るとはにかんだ彼を否定したのだろう。 『じゃあ、俺のために死ねるの』 ある冬の日、半ば衝動的に口から飛び出た言葉を、言ってすぐに後悔した。 ひどい嫉妬だった。 由紀が夢中になれるものを俺はどうしても応援できなかった。 こんなにも、まっすぐに届けようとしてくれていたのに。 俺が由紀を忘れる日なんて、本当に来ないよ···。 この曲を聴くことができて良かった。 この曲を作ってくれて、届けてくれてありがとう。 あぁ、真っ直ぐステージを見ていても涙で何も見えないや。 柊は、どんな顔で歌っているのだろう、上ノ山くんは···シズちゃんは···。 547