yuyushinkaz
TRAINING超ショートでちょいちょい書けたら……あいつの好きなところ水色でもない灰色でもない不思議な色をした髪が、オレの顔にかかる。
疲れてるんだな、と思う。
肩にかかる重みを愛しく感じてオレは微笑む。
頭を寄せると、視界に跳ねるメッシュの一筋が見えた。
指で摘み、離す。
長いまつ毛とまつ毛の間に収まる。
オレの悪戯に気付くはずもなく、すうすうと寝息をたてている。
オレは起こさないようにと背もたれに深く沈む。
と、頭がずれ落ち、オレの足の上に頭が乗った。
起きるか、と息を呑んだがそのまま寝ている。
ふう、と息を吐き、ふわふわと頭を撫でた。
窓の外を見る。
行き交う車やトラックを眺め、アナウンスを聞きながら行き先表示を確認した。
一番後ろの椅子はオレたちしか居ない。
道路の小さな段差にタイヤが跳ねながら、目的地まで進んでいく。
358疲れてるんだな、と思う。
肩にかかる重みを愛しく感じてオレは微笑む。
頭を寄せると、視界に跳ねるメッシュの一筋が見えた。
指で摘み、離す。
長いまつ毛とまつ毛の間に収まる。
オレの悪戯に気付くはずもなく、すうすうと寝息をたてている。
オレは起こさないようにと背もたれに深く沈む。
と、頭がずれ落ち、オレの足の上に頭が乗った。
起きるか、と息を呑んだがそのまま寝ている。
ふう、と息を吐き、ふわふわと頭を撫でた。
窓の外を見る。
行き交う車やトラックを眺め、アナウンスを聞きながら行き先表示を確認した。
一番後ろの椅子はオレたちしか居ない。
道路の小さな段差にタイヤが跳ねながら、目的地まで進んでいく。