_halusaki
PROGRESS5降志前提のダクバがわちゃわちゃしながら事件を解決するお話です。
書き上げたら本にします。
まだ書き途中なので色々変わるかも?
前回の続き。
オリキャラが出張ります
Redline 第五章 真純からの返信はその日の夕方に送られてきた。確証はないという前置きで、sevilla の入信者を対象にクスリを売り捌いているという噂があること、VRゴーグルが関係すること、入信すると皆性格が変わったようになるということ。情報源は真純の学友、またその周辺から聞き込んだ内容、ということが送られてきた。
この内容を見た志保はいつものソファーに深く沈み込んだ。
例のハッピーパンダが関わっていることは明白だった。志保が解析した結果、あのVRゴーグルには洗脳ができる映像が入っていると疑われていた。しかしそれを解析し切る時間がなかったので不明確なままだった。電子ドラッグといって仕舞えばそれまでであったし、試すにしても危険が高すぎる。
7040この内容を見た志保はいつものソファーに深く沈み込んだ。
例のハッピーパンダが関わっていることは明白だった。志保が解析した結果、あのVRゴーグルには洗脳ができる映像が入っていると疑われていた。しかしそれを解析し切る時間がなかったので不明確なままだった。電子ドラッグといって仕舞えばそれまでであったし、試すにしても危険が高すぎる。
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PROGRESS4降志前提のダクバがわちゃわちゃしながら事件を解決するお話です。
書き上げたら本にします。
まだ書き途中なので色々変わるかも?
前回の続き。
オリキャラが出張ります
Redline 第四章 翌朝。志保はいつも通り六時には起床し、降谷と朝のランニングへと出かける。コースはいつも通り、皇居を一周。降谷のペースだと二周は出来るのだが、志保と一緒に走るときは志保に合わせている。ゆっくり目のペースで二人のだけの会話を楽しむことがメインになっている。
今日の会話のメインは、昨日のこと。家に帰ってからは食事だのなんだのでゆっくり会話をする時間はなかった。
「変な隠しファイルを見つけたから今日朝一で報告に行こうと思っていたの。工藤くんはあなた達の領分だからって興味ないみたいで」
「ちなみにどんなファイル?」
「企業名と数値の一覧ね。で、そのファイルが入っていたのが『sevilla』って隠しフォルダの中だったんだけど、これがね」
6763今日の会話のメインは、昨日のこと。家に帰ってからは食事だのなんだのでゆっくり会話をする時間はなかった。
「変な隠しファイルを見つけたから今日朝一で報告に行こうと思っていたの。工藤くんはあなた達の領分だからって興味ないみたいで」
「ちなみにどんなファイル?」
「企業名と数値の一覧ね。で、そのファイルが入っていたのが『sevilla』って隠しフォルダの中だったんだけど、これがね」
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PROGRESS3降志前提のダクバがわちゃわちゃしながら事件を解決するお話です。
書き上げたら本にします。
まだ書き途中なので色々変わるかも?
前回の続き。
オリキャラが出張ります
Redline 第三章 志保が捜査協力を行なったその日の夕方。会議室にひょっこりと顔を出したのは工藤新一だった。今は東都大学の大学院へと進んでいる。
そんな彼が持ち込んだのは、捜一が追っていた原宿で起こった無差別殺傷事件、通称『原宿の悪夢』で知り得た捜査情報だった。もちろんそんなものは公安がすでに押さえているし、今さら目新しいものもない。しかし彼は志保へと解析の依頼を持ってきたのだ。
『こっちなら販路を洗えるんじゃないか』と。
確かに、最初に公安が志保に解析を依頼したそれはVRゴーグルとリタリンもどき以外の物証はなかったが、新一が持ち込んだそれら、には販路を洗えるだけの材料が揃っていた。
一台のラップトップだ。それが、新一が志保へ解析を依頼したい代物だった。
6829そんな彼が持ち込んだのは、捜一が追っていた原宿で起こった無差別殺傷事件、通称『原宿の悪夢』で知り得た捜査情報だった。もちろんそんなものは公安がすでに押さえているし、今さら目新しいものもない。しかし彼は志保へと解析の依頼を持ってきたのだ。
『こっちなら販路を洗えるんじゃないか』と。
確かに、最初に公安が志保に解析を依頼したそれはVRゴーグルとリタリンもどき以外の物証はなかったが、新一が持ち込んだそれら、には販路を洗えるだけの材料が揃っていた。
一台のラップトップだ。それが、新一が志保へ解析を依頼したい代物だった。
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PROGRESS2降志前提のダクバがわちゃわちゃしながら事件解決するお話です。
書き上げたら本にします。
まだ書き途中なので色々変わる予定。
この間の続き。
オリキャラが出張ります。
Redline 第二章 志保の元に従兄弟である赤井から連絡が来たのは一週間ほど前のことだった。
日本に用事があるからその時に寄る、というものだった。あとは来日の日付と日本への到着時間、到着したその足で向かう、と。どんな用事で来るのか、何日いるのか、なんで来るのか、志保から尋問のメールを返信したが返事が返ってくることはなかった。
そして赤井が来るといい日。確かに到着時間に志保の家までの移動時間を加算した時刻に赤井は志保の家を訪れた。それまでは良かったのだ。それまでは。
「はぁ? 宿を取らなかったぁ? 他当たってくれる? 秀吉さんのところとかホテルとか行く宛はいくらでもあるでしょぉ?」
バックパック一つ担いで玄関先に立つ赤井は、志保の家に滞在する気満々でやってきたのだ。
6382日本に用事があるからその時に寄る、というものだった。あとは来日の日付と日本への到着時間、到着したその足で向かう、と。どんな用事で来るのか、何日いるのか、なんで来るのか、志保から尋問のメールを返信したが返事が返ってくることはなかった。
そして赤井が来るといい日。確かに到着時間に志保の家までの移動時間を加算した時刻に赤井は志保の家を訪れた。それまでは良かったのだ。それまでは。
「はぁ? 宿を取らなかったぁ? 他当たってくれる? 秀吉さんのところとかホテルとか行く宛はいくらでもあるでしょぉ?」
バックパック一つ担いで玄関先に立つ赤井は、志保の家に滞在する気満々でやってきたのだ。