縒@ぬ🦀
MOURNING身内のワンドロで書いたやつ休日自分の中では完璧にこなしていると思っているんだろうな、と、しゃんと背を伸ばして廊下を歩く騎士服を纏った副団長の背中を追う。確かこの間は今日は非番と言っていた筈だ。いつでも職務に追われっぱなしの男に、いつになったら俺に構ってくれるんだと大人げなくもごねたら次の休みにはと予定を教えてくれたのだ。
それでも、いつもと変わらない服装を見るに、今日は休みでは無くなったのだろうか。
それでも、屋敷まで来ているのだから、仕事、ではないのだろう。
どうしたものかな、と思いながら、必死に取り繕っていてもエドモンドが酷く疲弊しているのは見過ごせない。自分の限界を知らない。何度もその限界を超えて散々な目に遭っているくせに一向に直せない頑張り屋を、どうやったら怒らせずに褒めてやれるだろうかと考えながら、ずいずいと前を進む男を黙ってエイトは追いかけた。
1978それでも、いつもと変わらない服装を見るに、今日は休みでは無くなったのだろうか。
それでも、屋敷まで来ているのだから、仕事、ではないのだろう。
どうしたものかな、と思いながら、必死に取り繕っていてもエドモンドが酷く疲弊しているのは見過ごせない。自分の限界を知らない。何度もその限界を超えて散々な目に遭っているくせに一向に直せない頑張り屋を、どうやったら怒らせずに褒めてやれるだろうかと考えながら、ずいずいと前を進む男を黙ってエイトは追いかけた。