りこ(千梨子)
PROGRESSいちゃいちゃしているエイエドの純愛が書きたかったので。まだ途中です。呪いにかけられた、この身体(途中)魔法石のメンテナンスという任務は蓋を開けてもみれば騎士団の仕事以上に大変なものだった。
エイトと出会ってからようやっとコントロール出来つつある魔法は力加減を間違えれば簡単にオーバーヒートしてしまう。
幼い頃から「大魔法使い」というもの、「眷属」というものについては幾度となく聞かされてきたエドモンドであったが、聞くのと実際に就いてみるのとでは大きく違うもので、最近は頭を抱える事も多かった。
任務の最中は魔法攻撃を受けて服が吹っ飛ぶし、そもそものことセックスで魔力を回復するだなんて、そんな馬鹿げた話は一度だって聞いた覚えはない。
どうして父や母は教えてくれなかったのか。知っていたなら医者を呼んででも、この手にのしかかる宝石を取り除いて貰っていたのにと唇を噛み締めたところで、そんな馬鹿げた話を父や母が自分に話すわけはないし、そもそものこと知らなかったのかもしれないと肩を落としたエドモンドは今日も自身の手の甲についた宝石を恨みがましく眺めるしかなかった。
2289エイトと出会ってからようやっとコントロール出来つつある魔法は力加減を間違えれば簡単にオーバーヒートしてしまう。
幼い頃から「大魔法使い」というもの、「眷属」というものについては幾度となく聞かされてきたエドモンドであったが、聞くのと実際に就いてみるのとでは大きく違うもので、最近は頭を抱える事も多かった。
任務の最中は魔法攻撃を受けて服が吹っ飛ぶし、そもそものことセックスで魔力を回復するだなんて、そんな馬鹿げた話は一度だって聞いた覚えはない。
どうして父や母は教えてくれなかったのか。知っていたなら医者を呼んででも、この手にのしかかる宝石を取り除いて貰っていたのにと唇を噛み締めたところで、そんな馬鹿げた話を父や母が自分に話すわけはないし、そもそものこと知らなかったのかもしれないと肩を落としたエドモンドは今日も自身の手の甲についた宝石を恨みがましく眺めるしかなかった。
縒@ぬ🦀
MOURNING身内のワンドロで書いたやつ休日自分の中では完璧にこなしていると思っているんだろうな、と、しゃんと背を伸ばして廊下を歩く騎士服を纏った副団長の背中を追う。確かこの間は今日は非番と言っていた筈だ。いつでも職務に追われっぱなしの男に、いつになったら俺に構ってくれるんだと大人げなくもごねたら次の休みにはと予定を教えてくれたのだ。
それでも、いつもと変わらない服装を見るに、今日は休みでは無くなったのだろうか。
それでも、屋敷まで来ているのだから、仕事、ではないのだろう。
どうしたものかな、と思いながら、必死に取り繕っていてもエドモンドが酷く疲弊しているのは見過ごせない。自分の限界を知らない。何度もその限界を超えて散々な目に遭っているくせに一向に直せない頑張り屋を、どうやったら怒らせずに褒めてやれるだろうかと考えながら、ずいずいと前を進む男を黙ってエイトは追いかけた。
1978それでも、いつもと変わらない服装を見るに、今日は休みでは無くなったのだろうか。
それでも、屋敷まで来ているのだから、仕事、ではないのだろう。
どうしたものかな、と思いながら、必死に取り繕っていてもエドモンドが酷く疲弊しているのは見過ごせない。自分の限界を知らない。何度もその限界を超えて散々な目に遭っているくせに一向に直せない頑張り屋を、どうやったら怒らせずに褒めてやれるだろうかと考えながら、ずいずいと前を進む男を黙ってエイトは追いかけた。