ジャンル雑多らき
TRAINING【赤菅】夏のスガさん受け(2021年7月14日)暑い夏の夜、薄着で眠る孝支のお腹にタオルケットをかける〇〇 https://odaibako.net/gacha/1741?share=tw
暑い、と暗がりの中のそりと半身を起こすと、横にあるほの白い肌が目に映り込む。薄い生地の半袖Tシャツも半ば捲れ上がり、やれやれとその人の足元に押しやられていたタオルケットに手を伸ばす。
「木兎さん、風邪ひきますよ」と口にしてからはっとしても遅い。
「また間違えたなぁ」
普段は叩いても起きないその人が欠伸混じりに目を覚まし、暑う~と唸りながらも腹にかけ直されたタオルケットを口元まで引き寄せる。
「そんなに木兎が好きかよ」
そういうのじゃない。その人も分かっているから咎める口調ではないけれど、気に食わないのは当然。
髪をわしゃわしゃと混ぜて、顔を近付ける。口唇を掠めとって、真正面から瞳を覗き込み、寝惚けていないのを分からせる。
406「木兎さん、風邪ひきますよ」と口にしてからはっとしても遅い。
「また間違えたなぁ」
普段は叩いても起きないその人が欠伸混じりに目を覚まし、暑う~と唸りながらも腹にかけ直されたタオルケットを口元まで引き寄せる。
「そんなに木兎が好きかよ」
そういうのじゃない。その人も分かっているから咎める口調ではないけれど、気に食わないのは当然。
髪をわしゃわしゃと混ぜて、顔を近付ける。口唇を掠めとって、真正面から瞳を覗き込み、寝惚けていないのを分からせる。
ジャンル雑多らき
DONE【赤菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月26日)「goodbye」を菅原風に訳すと「忘れてもいい。俺が覚えているから」になりました。https://shindanmaker.com/732889
相互さんへの誕プレ。恋の始まり。
『染み入る声』 誰にでも感じるものではない。ふとした瞬間に触れられた時の、その空気と呼吸、その人の胸がクッションのように、受け止める腕のタッチの柔らかさ、それが、ああこいつなら分かる。という人物ではない相手から感じたら、ときめくどころではない。
「オーライオーライ」
と言いながら二、三歩後ろに下がる。俺としたことがその時は、ゆっくりと落ちてくるボールしか目に入っていなくて後ろに気を配れなかった。
ポーンとボールをネット上目掛けて打ち上げた後、とすんと誰かの腕にキャッチされた。ボールではなく、俺自身が。
「わわ、ごめん、誰――」
そこに彼がいなければ、雑多に置かれた荷物やパイプ椅子にぶつかってひっくり返るところだった。
1924「オーライオーライ」
と言いながら二、三歩後ろに下がる。俺としたことがその時は、ゆっくりと落ちてくるボールしか目に入っていなくて後ろに気を配れなかった。
ポーンとボールをネット上目掛けて打ち上げた後、とすんと誰かの腕にキャッチされた。ボールではなく、俺自身が。
「わわ、ごめん、誰――」
そこに彼がいなければ、雑多に置かれた荷物やパイプ椅子にぶつかってひっくり返るところだった。