woヲモmo
DONEシクトリ2021年賀の続き安赤パート「なんっっで聞こえるように言うんだよ!!僕、あの人からスキン買ってんですよ!?完全にバレたじゃないですか!!!」
初詣を終えて帰宅し、コートを脱ぎながらプリプリ怒っているのは先程コンビニでしてやられた降谷だ。初めて赤井と身体を繋げた日、成り行きと勢いだったため準備不足から慌ててあのコンビニでコンドームを購入した。その後、ついでに買ったタバコの返品交換でも顔を合わせている。
店員の態度からあっちも多分覚えているはずだ。その上でさっきの赤井の態度はもう二人の関係をさらけ出しているようなもの。
「もうあのコンビニ行けない…」
「繊細だな。彼も気にしていないよ」
「僕が!気にするんだよ!」
赤井は今後も気にせず通うだろう。これが育った国の違いか…と降谷は溜息をついた。そんな降谷の背にのしりの体重をかけ、その耳元で赤井が囁く。
「そんなことより、まだ寒いよ降谷くん…はやく風呂に入ろう?そしてヒメハジメとやらをしようじゃないか」
スリスリと触れる頬は本当に冷たい。鼻も手も唇も。ただ口の中は温かかった。
「ふふ…僕たちは『殿初め』らしいですよ…」
「ナニハジメでもいいから、はやく、」 612