フジト
DOODLE「おおきくてかわいい子」枠としてロ君がマイフォルダ入りしたので、推しを並べて。並べるならロ君はジャージで。おおきい、赤い、まつげ長い、公式美形、仕事ができて市民を守る人気者、泣く、根が真面目いい子。
ジョンという名の茶色い生き物はどこの世界も癒やしアイドル。
れん月さくら
MAIKING吸血鬼すぐしぬのシリアス寄り小説書こうとして頓挫したの作麽生「君は、何を食べたんだい?」
田舎と都会のあいなか程であるその街は、その日も平和だった。
朝日が昇り、そして沈む当たり前さとともに穏やかさが共存するそこで、人々と僅かにいる人外はただ平凡に日々を暮らしている。
そんな街の小さな花屋にて、学生アルバイトとして勤める彼女もまた、いつも通りに働いていた。花達の状態を確認し手入れをする彼女の耳に、カランとドアベルの鳴き声が届く。
既に太陽も沈んでおり間もなく閉店なのだが──とは勿論口には出さず、彼女は笑顔で立ち上がった。口内で溶けて小さくなった飴を上手く転がしてから、その薄紅色した唇を開く。
「いらっしゃいませ」
「やぁ、こんにちは、お嬢さん。閉店間際に申し訳ない。黄色い薔薇は、こちらで売っているかな?」
4482田舎と都会のあいなか程であるその街は、その日も平和だった。
朝日が昇り、そして沈む当たり前さとともに穏やかさが共存するそこで、人々と僅かにいる人外はただ平凡に日々を暮らしている。
そんな街の小さな花屋にて、学生アルバイトとして勤める彼女もまた、いつも通りに働いていた。花達の状態を確認し手入れをする彼女の耳に、カランとドアベルの鳴き声が届く。
既に太陽も沈んでおり間もなく閉店なのだが──とは勿論口には出さず、彼女は笑顔で立ち上がった。口内で溶けて小さくなった飴を上手く転がしてから、その薄紅色した唇を開く。
「いらっしゃいませ」
「やぁ、こんにちは、お嬢さん。閉店間際に申し訳ない。黄色い薔薇は、こちらで売っているかな?」