蓮吾@Rengo_004
MEMOぼくとハザカワのなつやすみ メモ騒がしい蝉の鳴き声とじっとりした暑さで目を覚ましたコモリ先輩とハザカワくん。畳の匂いがする。寝ぼけた頭を起こしてあたりを見渡した。
「ここはどこだ?」
この家に見覚えがない。どうやってここに来たかも覚えていない。
不安を抱きながら部屋を見て回る2人。古い建物のようで板張りの廊下は歩くたびキシキシと音を立てる。しかし埃はなく、きちんと整備されているようだ。それに生活に必要な道具も服も全て揃っている。だが、この家には2人以外誰もいないようだ。
居間のちゃぶ台に一枚の紙が置かれていた。
『夏休みの間、あなた達はこの親戚の家に預けられました。机の下に置いた宿題をやりながら、楽しい夏休みを過ごしてください。そうすれば無事に帰れます』
2339「ここはどこだ?」
この家に見覚えがない。どうやってここに来たかも覚えていない。
不安を抱きながら部屋を見て回る2人。古い建物のようで板張りの廊下は歩くたびキシキシと音を立てる。しかし埃はなく、きちんと整備されているようだ。それに生活に必要な道具も服も全て揃っている。だが、この家には2人以外誰もいないようだ。
居間のちゃぶ台に一枚の紙が置かれていた。
『夏休みの間、あなた達はこの親戚の家に預けられました。机の下に置いた宿題をやりながら、楽しい夏休みを過ごしてください。そうすれば無事に帰れます』