好きなんですよね……………。
そもそも王松に目覚めたきっかけが「歳上お兄さんに甘やかされてダメになるﾏﾂｶﾀくんが見てぇ」なんだから、そりゃ「歳上お姉さんに甘やかされてダメになるﾏﾂｶﾀくん」も好きです。

ﾜﾝちゃん、男性の平均身長から女性の平均身長で割り戻すと186㎝なんですよね。でも母国の女子バレー選手の平均身長が190cmらしいから193㎝くらいとか？
性別変わっても身長差逆転とかしないでほしい。

ﾏﾂｶﾀくんてそもそも尽くしたい……というか自分が導いてあげる、面倒見てあげることで満足感を得るタイプだと思うんですけど、ﾜﾝちゃんにそんな隙は無いというか。常に先回りしてねこっ可愛がりされるのが若干不服なﾏﾂｶﾀくん可愛くないですか？

騒がしい蝉の鳴き声とじっとりした暑さで目を覚ましたｺﾓﾘ先輩とﾊｻﾞｶﾜくん。畳の匂いがする。寝ぼけた頭を起こしてあたりを見渡した。
「ここはどこだ？」
この家に見覚えがない。どうやってここに来たかも覚えていない。
不安を抱きながら部屋を見て回る2人。古い建物のようで板張りの廊下は歩くたびキシキシと音を立てる。しかし埃はなく、きちんと整備されているようだ。それに生活に必要な道具も服も全て揃っている。だが、この家には2人以外誰もいないようだ。
居間のちゃぶ台に一枚の紙が置かれていた。
『夏休みの間、あなた達はこの親戚の家に預けられました。机の下に置いた宿題をやりながら、楽しい夏休みを過ごしてください。そうすれば無事に帰れます』

・「樽いっぱいのワインにスプーン一杯の汚水をたらすと、それは樽いっぱいの汚水になる」
将来有望で美しいｺﾞﾄｳ先輩の人生を、自分が壊してしまうかもしれないと怖がるｵｼﾌﾞﾁさんのごたごた読みたいな〜〜〜〜とか思ったけど、原典的にはちょっと意味が違うみたいですね。読んでみたい。

・私モブ女！クラスメイトのﾜﾝくんのことが好きだけど、恥ずかしくて告白なんてむりむり！
そんなある日、ﾜﾝくんが他の女子に「〇〇と上手くいってる？応援してるね」なんて言われてるのを聞いちゃってもう大変！「え？私もﾜﾝくんのこと好きなんだけど」ｷｬｯ♡つい勢いに任せて言っちゃった！！
ん…？待って、絶句されてる〜！？空気最悪〜！！一体私どうなっちゃうの〜〜〜！？
ってとこで目が覚めた。普通につらい。
・誰かが大木の下に置かれたステンレス流しの中で焚き火をしてどこかに行ってしまった。しばらくすると、大木に火が移り燃え盛ってたので急いでじょうろで鎮火した。そしたら何故か、推しイギリスドラマの主人公やってた俳優にネチネチネチネチ文句言われて「お前そんな奴だったんか…」ってなったとこで目が覚めた。吹き替え版の声だった。性格はともかくめちゃくちゃかっこよかった。

‪最近ﾏﾂｶﾀくんが苦手なタイプの女の子とばかり仲良くして彼女ほしいな〜って話すﾏｼﾗくんに、彼女作って何がしたいのか聞いたら「遊びに行きたい」とか「試合を見に来てほしい」とかだったから、つい素で「それ俺でよくない？」って言っちゃう話とか……
‪(ﾏﾂｶﾀくん的には合理的！苦手な子と関わらなくて済むし安心！ってつもりでの発言)‬
‪男友達の方が楽だよなそれもそうだなでもなんか言い方引っかかるなって若干ドキドキしてるﾏｼﾗくんも可愛いし、‬
‪実はこのﾏｼﾗくんはﾏﾂｶﾀくんのことがほんのり好きだったけど、気持ちを誤魔化す為にあえて女の子の話をしてたのに、ﾏﾂｶﾀくんが「俺にしとけ」なんて言うから覚悟決めちゃう的なのも好き

事故で亡くした恋人が忘れられず、恋人そっくりのアンドロイドを作って代わりにしようとしたけれど、記憶にある恋人とアンドロイドの小さな差異、人間には必要ない日常のメンテナンスがどうにもしんどくて(やっぱり人間を作るなんて邪道だったんだ。あの子(アンドロイド)は偽物だ。でも愛おしいあの子を自ら壊すなんてできない)って後悔しはじめたある日、
恋人のことが好きだったらしいモブに「死者の冒涜だ」つって刺されたら、傷口からは金属の部品らしきものが出てきて、驚いたモブに突き倒され頭を打った時に、
・恋人は事故で脳が潰れてたので恋人を完全再現するアンドロイドを作るには寿命が足りなかった
・研究を続ける為に自らの脳を複製して人形に埋め込んで出来たのが自分

敷くんと執事長さんの話「あなたにはこれからｱｷﾗ様の身の回りのお世話をしていただきます」って言った執事さん居るじゃないですか。
あの人がｼｷくんを第二の息子と思って大切に育ててくれてたりはしないだろうか、って考えてて。
突然やってきたかわいそうな少年に、食事と寝床とこれから先の人生を生きていくための知識とお金と何より居場所を作ってくれたんじゃないかって。
厳しく当たるのも彼のため……とか都合良すぎますかね…？

ｼｷくんを引き取るときに家中探して見つけた彼の母子手帳が途中から記入されてないのを見て予防接種の病院回りしたり、
学校行事でｱｷﾗ様の撮影はプロのカメラマンがやるから自分はｼｷくんを撮るためにビデオカメラ買ったり、
そんなのに慣れてない執事長さんだから始めは手ブレも撮影開始のタイミングもぐだぐだだったけど、回を重ねるごとに上手になってったり、

モブ子ちゃんとｵｼﾌﾞﾁくんと煙草※梧鴛未満同期入社のｵｼﾌﾞﾁくんは謎が多い。黙々と仕事をこなすけど会話は必要最低限だし、誰に誘われようと定時で帰るし、誰にでも愛想笑いして安請け合いする私とは大違いだ。
そんなｵｼﾌﾞﾁくんが気になるモブ子ちゃん。ある日ｵｼﾌﾞﾁくんが喫煙所に入っていくのを見かける。
話すチャンスが欲しくて、モブ子ちゃんは彼と同じ銘柄のタバコを吸い始めた。

タイミングを見計らい、喫煙所に偶然居合わせた体で少しずつｵｼﾌﾞﾁくんとの距離を縮めていくモブ子ちゃん。初めは素っ気なかったけれど相槌を打ってくれるくらいにはなった。
冬のある日、モブ子ちゃんは意を決してクリスマスデートに誘うが、
「予定がある」と大きなため息と共に断られてしまう。

バームクーヘンエンドが好きです。
誰より愛する貴方が、貴方にとって誰より愛する人と結ばれて幸せになる事を泣きながら祈る男の子が大好きです。
奥さん優しそうな人だったな…アイツはこれから、あの人と家庭を作っていくんだな…なんて考えながら、自分は寒い部屋で寂しくパサついたバームクーヘンを食らう。よい。

一方で、「愛する人に先立たれたショックでやつれた男の子が、なんとか生きる為に肉を焼いたは良いものの、杜撰な生活を続けてたせいで調味料の類がまるで無く、仕方ないから彼の葬式で貰った浄めの塩で味付けしてお腹を壊し、トイレの中で彼のことを思いながら情けなく泣いてる」話が好き。



便宜上『アイツとルームシェアしてただけ』の僕は最後まで葬儀で初めて会ったアイツの両親に自分達の関係を打ち明けることはできず、