miNa1423
CAN’T MAKEアオオモをどうしても同棲させたくなって書いた話。1万字ぐらい書いたけど、スランプにはいって、プロットもまとまらなくなったので、しばらく寝かせようと思います。
かけるようになったら消します。
アオオモ 同棲話「……失礼します」
数度ノックをしても反応がないのでいないのは分かっていたのだが、上司の部屋に入るのは気分の良い物ではない。
ドアノブが音を立てないようにゆっくりと回し、足音を立てないようにそっと忍び足をする。こういったときはたいていやましいことがあり、この男、アオキももちろんやましいところがあった。上司であるオモダカから頼まれた仕事の納期をまるまる一週間遅れ。顧客と連絡がつかなかった、交渉が難儀したなどのアオキなりの理由はあるのだが、面倒だったので後に回していたのも事実でアオキは若干の疾しさを抱えていた。
部屋の電気はついているが、不在の様子に、ほっと息をつき、机の上に書類を置いてさっさとお暇しようとした時、ふと目についたものがあった。
2314数度ノックをしても反応がないのでいないのは分かっていたのだが、上司の部屋に入るのは気分の良い物ではない。
ドアノブが音を立てないようにゆっくりと回し、足音を立てないようにそっと忍び足をする。こういったときはたいていやましいことがあり、この男、アオキももちろんやましいところがあった。上司であるオモダカから頼まれた仕事の納期をまるまる一週間遅れ。顧客と連絡がつかなかった、交渉が難儀したなどのアオキなりの理由はあるのだが、面倒だったので後に回していたのも事実でアオキは若干の疾しさを抱えていた。
部屋の電気はついているが、不在の様子に、ほっと息をつき、机の上に書類を置いてさっさとお暇しようとした時、ふと目についたものがあった。
Yukkirai_pk
DONEアオオモ。恋愛要素は薄め
アカデミーの同級生だった子供時代の二人の捏造小話。
・口調等は現在の二人と異なります。
・独自設定有ります。
もっと強く せっかく学校で色々習ったのだから、一度くらい野生のポケモンとバトルをさせてやりたい。そう思って、たった一羽の相棒と共にテーブルシティの外に繰り出したのが間違いだったのかもしれない。
まだバトルに慣れていない相棒の相手に選んだ、その小さなエスパータイプのポケモンは、そのか弱げな見た目に反して恐ろしい強さを持っていた。
ヒラヒナのねんりきが、容赦なくアオキのムックルにぶつかる。か細い悲鳴をあげた相棒の体がふらりと傾いた。もう戦闘は不可能だろう。
アカデミーの同級生とするバトルなら、これで決着がつく。しかし、ヒラヒナはまた攻撃のために身を構え、倒れたムックルの側へ接近した。
「……っ、ムックル!」
少年は叫んで、傷ついたポケモンの元に駆け寄った。力の抜けた相棒の体を、守るように腕に抱く。
3139まだバトルに慣れていない相棒の相手に選んだ、その小さなエスパータイプのポケモンは、そのか弱げな見た目に反して恐ろしい強さを持っていた。
ヒラヒナのねんりきが、容赦なくアオキのムックルにぶつかる。か細い悲鳴をあげた相棒の体がふらりと傾いた。もう戦闘は不可能だろう。
アカデミーの同級生とするバトルなら、これで決着がつく。しかし、ヒラヒナはまた攻撃のために身を構え、倒れたムックルの側へ接近した。
「……っ、ムックル!」
少年は叫んで、傷ついたポケモンの元に駆け寄った。力の抜けた相棒の体を、守るように腕に抱く。