AgedTea
MEMOアズカ・シャールに息子認定されたサリエのメモサリエ竜族?ネタ ナザレスが倒されてから五十年が経過したサロクディア。
地下で霊水の原液である卵白を飲んだインドラは老化しなくなってしまった。そのため五十年経っても見た目が変わっておらず、サロクディアでは一部で崇拝の対象で見られている。議会制国家となったサロクディアの政界で影響力が強すぎることを懸念しインドラは引退を考えていた。
一方でサリエも問題を抱えていた。ナザレスの息子であるサリエを祭りあげようとするカルト勢力が密かに存在することを掴んでいたサリエは国から出て行く計画を立てていた。
インドラを側で見守っていたが、国内の基盤が安定し久しい今、自分がここに留まっていなければならない理由は無い。むしろ長くいすぎてしまったと思う。
1145地下で霊水の原液である卵白を飲んだインドラは老化しなくなってしまった。そのため五十年経っても見た目が変わっておらず、サロクディアでは一部で崇拝の対象で見られている。議会制国家となったサロクディアの政界で影響力が強すぎることを懸念しインドラは引退を考えていた。
一方でサリエも問題を抱えていた。ナザレスの息子であるサリエを祭りあげようとするカルト勢力が密かに存在することを掴んでいたサリエは国から出て行く計画を立てていた。
インドラを側で見守っていたが、国内の基盤が安定し久しい今、自分がここに留まっていなければならない理由は無い。むしろ長くいすぎてしまったと思う。
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DONEサリエの身体的な設定は捏造です逆鱗にふれる 2 翌日インドラはサリエの部屋のソファで目を覚ました。昨晩の記憶が全く無い。
また呆気なく酔い潰れてしまったらしい。ということはサリエを抱き枕に一晩過ごしてしまったのだろうかとインドラは思ったが、肝心のサリエの姿がどこにもなかった。とっくにインドラの腕を抜け出して別室で朝の支度でもしているのだろうか。
あの姿のサリエを抱き締めた時の感触を覚えていないことを悔やんでいる自分にインドラは動揺し、この場に彼がいないことを幸いに思った。
インドラは使用人からサリエは急用が入りこちらに来ることができないと告げられた。朝食を勧められたが、サリエが不在の状態で他人の領域に留まることが気まずくなり、上着を羽織ると早足で宮殿を去った。
3200また呆気なく酔い潰れてしまったらしい。ということはサリエを抱き枕に一晩過ごしてしまったのだろうかとインドラは思ったが、肝心のサリエの姿がどこにもなかった。とっくにインドラの腕を抜け出して別室で朝の支度でもしているのだろうか。
あの姿のサリエを抱き締めた時の感触を覚えていないことを悔やんでいる自分にインドラは動揺し、この場に彼がいないことを幸いに思った。
インドラは使用人からサリエは急用が入りこちらに来ることができないと告げられた。朝食を勧められたが、サリエが不在の状態で他人の領域に留まることが気まずくなり、上着を羽織ると早足で宮殿を去った。
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DONEメインストーリー後のインドラとサリエお酒の話
逆鱗にふれる 1 吟遊詩人騒動から数日経ったある日、警備隊の宿舎に続く中庭でインドラがサリエを待ち構えていた。
その日サリエは新しい武器の納品に立ち会うため、宿舎近くの倉庫へ商人を案内していた。用事か済んだサリエは、側仕えとして自分の元に残った下級貴族の使用人と庭園の改装について打ち合わせるため宮殿に戻るところだった。
「サリエ様」
「おや、どうしたんだ。今日はずいぶんと不機嫌な顔をしているじゃないか」
彫刻のような面立ちのインドラは滅多に表情を変えることはないが、顔に刻まれた陰影が今日は普段より濃く見えた。
「オルデア嬢とセレに、私が下戸であると教えたらしいですね」
「あぁ・・・・・・」
オルデアの封印されたデビュー作の中ではそのあたりの描写は省かれていたのでバレていないと思ったのだがとサリエは首をかしげた。
3554その日サリエは新しい武器の納品に立ち会うため、宿舎近くの倉庫へ商人を案内していた。用事か済んだサリエは、側仕えとして自分の元に残った下級貴族の使用人と庭園の改装について打ち合わせるため宮殿に戻るところだった。
「サリエ様」
「おや、どうしたんだ。今日はずいぶんと不機嫌な顔をしているじゃないか」
彫刻のような面立ちのインドラは滅多に表情を変えることはないが、顔に刻まれた陰影が今日は普段より濃く見えた。
「オルデア嬢とセレに、私が下戸であると教えたらしいですね」
「あぁ・・・・・・」
オルデアの封印されたデビュー作の中ではそのあたりの描写は省かれていたのでバレていないと思ったのだがとサリエは首をかしげた。