k1s0_kokuti
DONE寝ぼけてπを揉むけど許されてそのまま揉んで朝から湧いた煩悩に悩みつついちゃついている主とガロぱぱ。AM6:20意識が半ば覚醒したところですぐに瞼を開けてベッドから起き上がるという行動に移ることは寝起きの身体にはまだ億劫で、一瞬開きかけた瞼を閉じてなんとはなしに腕を伸ばした。と、伸ばしきる前に柔らかい壁のようなものに両手が触れたので、サモナーは不思議に思ってそれを探るように手を動かした。
掌から伝わってくる滑らかな手触りと、なまあたたかで柔らかく、ほどよい弾力のあるそれに、こんなクッションあったっけ、と寝ぼけた頭で考える。サロモンくんなら胸に抱けるほどよいサイズでふわふわした毛並みのはずだから、違う。なんというか、人肌のような――、そう考えを巡らせていると、ふ、と自分のものではない吐息が頭上から降ってきたので、彼女はそこで一気に目が覚めた。
1976掌から伝わってくる滑らかな手触りと、なまあたたかで柔らかく、ほどよい弾力のあるそれに、こんなクッションあったっけ、と寝ぼけた頭で考える。サロモンくんなら胸に抱けるほどよいサイズでふわふわした毛並みのはずだから、違う。なんというか、人肌のような――、そう考えを巡らせていると、ふ、と自分のものではない吐息が頭上から降ってきたので、彼女はそこで一気に目が覚めた。
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DONE大遅刻バレンタイン 押し倒されてこのあとめちゃくちゃ以下略媚薬「ね、折角だから食べさせてあげようか」
自分が一生懸命相手を想いながら作って渡したチョコレート菓子を、受け取ったタンガロアが穏やかな微笑を浮かべて静かに喜びを噛み締めるように手にしたまま見つめているものだから、召喚主はたまらなく彼を愛しいと思った。どうかもっと彼に喜んでほしい――また自分の手作りのそれの味が彼の口に合うかどうかを知りたいと思った彼女は、良いことを思いついたとばかりに彼の顔を覗き込み、声を弾ませて提案するやいなや答えも聞かずに箱の中からチョコレートを一粒つまみ上げた。タンガロアは突然のことに驚いて目を丸くするばかりだったが、目の前の召喚主がきらきらと目を輝かせ、にんまりと満面の笑みを浮かべてこちらの反応を待っているのを見ると、吐息と共に笑みを零して彼女の方へと向き直った。もとより彼が彼女のこうしたスキンシップを拒むことはほとんど無いのだが。
1913自分が一生懸命相手を想いながら作って渡したチョコレート菓子を、受け取ったタンガロアが穏やかな微笑を浮かべて静かに喜びを噛み締めるように手にしたまま見つめているものだから、召喚主はたまらなく彼を愛しいと思った。どうかもっと彼に喜んでほしい――また自分の手作りのそれの味が彼の口に合うかどうかを知りたいと思った彼女は、良いことを思いついたとばかりに彼の顔を覗き込み、声を弾ませて提案するやいなや答えも聞かずに箱の中からチョコレートを一粒つまみ上げた。タンガロアは突然のことに驚いて目を丸くするばかりだったが、目の前の召喚主がきらきらと目を輝かせ、にんまりと満面の笑みを浮かべてこちらの反応を待っているのを見ると、吐息と共に笑みを零して彼女の方へと向き直った。もとより彼が彼女のこうしたスキンシップを拒むことはほとんど無いのだが。
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MOURNINGガロ主2 寝起きのシーンが好きさ 性癖なんだ いくら書いてもきっと飽きないだいぶ前に書いて続かなくてやめたやつです 供養
朝隣で眠る我が伴侶たる相手の安らかな寝顔はいくら見ても見飽きることがないと、タンガロアは思う。目を覚まして一番にこの目に映る光景が、隣で何の不安なく安心しきった様子で寝入る愛しい相手の寝顔である度、胸に小さな火が灯るのを感じずにはいられないのだ。愛しき伴侶に安らかなひと時を己は与え、護ることが出来ているのだという安堵と喜び、幸福を噛み締めつつ、そうして胸底にある伴侶に対する愛しさであったり、この穏やかな時間を失わせまいという決意たちを取り出しては静かに確かめることが、タンガロアが伴侶と迎える一日の始まりなのだった。
窓から差し込む柔らかな薄水色の夜明けの光が、包むようにほのかにその顔を照らしている。いつまでもこの穏やかな寝顔を眺めていたいと思いながら、いつ目を覚まして己を見てくれるだろうとも待ち望む間に時間は過ぎて、やがて相手もまた目を覚ます。瞼がゆっくりと持ち上げられ、己の姿が薄墨色の瞳に映る。タンガロアは表情を緩め、その名前を静かに呼ぶ。低く落ち着いた声音に熱が籠る。
1277窓から差し込む柔らかな薄水色の夜明けの光が、包むようにほのかにその顔を照らしている。いつまでもこの穏やかな寝顔を眺めていたいと思いながら、いつ目を覚まして己を見てくれるだろうとも待ち望む間に時間は過ぎて、やがて相手もまた目を覚ます。瞼がゆっくりと持ち上げられ、己の姿が薄墨色の瞳に映る。タンガロアは表情を緩め、その名前を静かに呼ぶ。低く落ち着いた声音に熱が籠る。