ocoropo3
DOODLEAfter 6 yearsの木炭パートの続きです。まだ全然仕上がってないのですが、モチベのために1P出来上がり次第あげていきます。内容:ビリフェイ・ビームス兄弟・ネガポジ
経緯と冒頭4Pはこちらからどうぞ。
https://poipiku.com/331862/9974040.html 3
れんこん
DONE第12回ベスティ♡ワンドロ、ワンライ用フェイビリ/ビリフェイ
ほんのりシリアス風味目の前にひょこひょこと動く、先日見かけた忌々しいうさ耳。
今日は見慣れない明るく所々にリボンがついた装束に身を包み、機嫌が良さそうに馴染まないタワーの廊下を跳ねていた。
眩しいオレンジ頭に、ピンと立ったうさ耳はまだいいが、衣装に合わせたのか謎にピンク色に煌めくゴーグルはそのかわいらしさには若干不似合いのように思えた。胡散臭い。そういう表現がぴったりの装いだ。
「……イースターリーグはもう終わったよね?」
後ろから声をかけると、ふりふりと歩くたびに揺れるちまっとした尻尾が止まって、浮かれた様子のエンターテイナーはくるりと大袈裟に回って、ブーツのかかとをちょこんと床に打ち付けて見せた。
「ハローベスティ♡なになに、どこかに用事?」
「それはこっちの台詞。……そんな格好してどこに行くの?もうその頭の上のやつはあまり見たくないんだけど。」
「HAHAHA〜♪しっかりオイラもDJのうさ耳つけて戦う姿バッチリ♡抑えさせてもらったヨ〜♪ノリノリうさ耳DJビームス♡」
おかげで懐があったかい、なんて失言をして、おっと!とわざとらしく口元を抑えて見せる姿は若干腹立たしい。……まぁ今更だからもうわ 3591
れんこん
DONE第11回ベスティ♡ワンドロ用お題「瞳」
フェイビリ/ビリフェイ「ねぇねぇ、DJの口説き文句を教えてヨ。」
「……何、突然。」
いつもの談話室での唐突な話題。
俺もビリーもなんとなくそれぞれのスマホを見たり、その場に誰かが置いていった街の情報誌なんか眺めたりなんかして適当に過ごして
その自由気ままな空間になんとなしにビリーが切り込んでくる。
相変わらずその分厚く高反射なゴーグルでその真意を読み取るのは難易度が高い。まぁいつもの情報収集みたいなものなんだろうけれど。
本当にこの親友らしい男は、そういう俺からしたらどうでもいいような細かい事について余念がない。
「DJって、なんだかんだ女の子に喜んでもらえちゃう言葉かけるの上手じゃない?そういうのを色男必勝のモテテクとして売り込みしようかな〜って!」
「……やっぱり売るつもりなの。」
「モチロン情報の対価はな〜んでもDJのお望み通り支払うヨ!面倒事の解決でも雑用でもなんでもドーゾ♡」
だから、ねぇ教えてヨ〜なんて甘えたな声色で尋ねてくるのはその怪しげな風貌からだと滑稽だ。
前々から女の子達に売り込むための情報収集はしょっちゅうされていたけれど、新たなターゲットに目をつけたのか。……ただ。
「アハ 5056
れんこん
DONE付き合う事について雑談するベスティのお話フェイビリフェイ?「ん〜♪んっふふ〜ん♪ふ〜ん♪」
「……なんだかご機嫌だね。」
談話室で何やらるんるんと楽しそうに大きな声で鼻歌を歌うビリー。
手元にはいつもハニーと呼ぶ、髪色と同じようなスマホがあって、その画面を手袋をつけた細身の指が辿っていく。
特に用事もないので、隣に座ってどうしたの、と尋ねると、ビリーはにやりと笑って特徴的な八重歯を見せつけてきた。
「みてみてDJ〜、昨日撮ったコレが今バズってるんだヨ♡」
「……え、何…って、昨日寄ったカフェでビリーに隠し撮りされたやつじゃん…。」
「やっぱりDJが被写体だと反応スッゴイんだよネ〜♪」
ビリーが見せつけて来たのは俺が頼んだドリンクをただ飲んでいるだけの写真だけれど、たしかにやたらと反応が来ている様子だった。
……勝手に載せるなんて、と何度か言ったけど、ビリーは聞きやしないし、実害も特段無いからまぁいいかと今回は不問にする。
ついでに自分のスマホもチェックすると、山のような彼女からのメッセージ通知の中に、同じようにエリチャンの通知も大量に混ざっていた。
「……あ、なんか俺のやつも一緒に伸びてる。俺のは最新のショコラドリンクを撮っただけなん 4400
れんこん
DONE第二回ベスティ♡ワンライ用フェイビリ/ビリフェイ
お題「HELIOS∞CHANNEL」何度も何度も震えるスマホ、画面も何度も光って、最早充電も尽きかけてしまっている。
鳴り止まなくなって電源ごと落としてしまうのも日常茶飯事ではあるけれど、今回は規模が違う。
……今朝おチビちゃんが撮ってエリチャンにアップロードした写真がバズっている。
その写真は新しく4人の体制となったウエストセクターで撮ったもので……それだけでも話題性があるのは確かだけれど、それよりもっとややこしいことでバズってしまった。
『フェイスくん、この首の赤いのどうしたの!?』
『これってキスマーク……。』
『本当に!?どこの女がこんなこと、』
「はぁ〜……。」
止まらない文字の洪水に、思わず元凶である自分の首を撫でさする。
タグ付けをされたことによる拡散の通知に混じって、彼女たちからの講義の連絡も合わさって、スマホは混乱するようにひっきりなしに泣き喚いてる。
いつもはなるべく気をつけているからこんなこと滅多にない。……ただ、昨夜共に過ごした女の子とはまだ出会ったばかり……信じて寝入っている間にやられてしまったらしい。
今日はタワーから出るつもりがないから別にそのマークを晒していてもわざわざ突っ込んでくる 2313