fukuske5050
MOURNINGむさん一気に書いたのでよくわからない😖
途中だけど書いたら気がすんでしまった…寝ます
ぞんざいに手渡されたのは茜色の特攻服。オマエの分だ。隊長はそう短く告げて窓の外へと視線を向ける。どうせ外に興味があるわけじゃない。オレの顔色を確かめる気もないってことだ。オレが隊長に従わないなんてこと、きっと考えてもいないんだろう。それとも興味すらないのかもしれない。隊長にとって、オレは窓の外の曇り空と同じぐらい興味がない。隊長の頭の中なんて、どうせ1から10まで「イザナ」のことばっかりだ。
「…オレの分て、どういうことですか」
「横浜へ戻る」
戻る、そのひとことが隊長の正体だった。
目の前にいる黒の特服姿は偽物で。オレはそんなことただの一言も知らされていなかった。
隊長にとってオレはその程度なのだと知らされたことに、そんなことを思う女々しい自分に、どうしようもなく怒りがこみ上げる。
2101「…オレの分て、どういうことですか」
「横浜へ戻る」
戻る、そのひとことが隊長の正体だった。
目の前にいる黒の特服姿は偽物で。オレはそんなことただの一言も知らされていなかった。
隊長にとってオレはその程度なのだと知らされたことに、そんなことを思う女々しい自分に、どうしようもなく怒りがこみ上げる。
fukuske5050
MAIKING着地点を失ったムサン…😖あきらめたから途中からメモだよ🎵 扉を開けると正面には板張りの台所。隅に寄せた古い冷蔵庫の中には缶ビールと水とヨーグルト。ヨーグルトは昨日買ったばかりの3連パック。ひとつずつ分けて残ったひとつは半分個にしようと言ったばかりなのに。そんなことは忘れ去られ言葉少なく押し黙ったまま水の一滴も通らず渇いている。
縦長の間取りの狭いこの部屋の隅から隅まで隊長の匂いがして居心地が良くて。居着いたオレに一言二言咎めたのは最初の内だけで、今じゃオレの着替えもドライヤーまで定位置と決めた場所で当たり前の顔をしているのに。今日に限って家主の心持ちに従うように急に居心地の悪さが這い上がる。
ぞんざいに手渡されたのは茜色の特攻服。オマエの分だ。隊長はそう短く告げてベランダの外へと視線を向ける。どうせ外に興味があるわけじゃない。オレの顔色を確かめる気もないってことだ。オレが隊長に従わないなんてこと、きっと考えてもいないんだろう。それとも興味すらないのかもしれない。隊長にとって、オレは外の曇り空と同じぐらい興味がない。隊長の頭の中なんて、どうせ1から10まで「イザナ」のことばっかりだ。
2948縦長の間取りの狭いこの部屋の隅から隅まで隊長の匂いがして居心地が良くて。居着いたオレに一言二言咎めたのは最初の内だけで、今じゃオレの着替えもドライヤーまで定位置と決めた場所で当たり前の顔をしているのに。今日に限って家主の心持ちに従うように急に居心地の悪さが這い上がる。
ぞんざいに手渡されたのは茜色の特攻服。オマエの分だ。隊長はそう短く告げてベランダの外へと視線を向ける。どうせ外に興味があるわけじゃない。オレの顔色を確かめる気もないってことだ。オレが隊長に従わないなんてこと、きっと考えてもいないんだろう。それとも興味すらないのかもしれない。隊長にとって、オレは外の曇り空と同じぐらい興味がない。隊長の頭の中なんて、どうせ1から10まで「イザナ」のことばっかりだ。