francekotori
PROGRESS冬コミで京七コピ本を出したいので、とりあえず。ギリギリにならないように表紙だけこんな感じになる…かな?
これコピ本だからトレペカバーとか色々したい。
漫画は11P予定…」今から描く…
四季ラチア/レイシア
DOODLEこちら二年前の京七というかどう見ても逆かもしれないメモ帳に書いてあった小話。病んでる春水さんの妄想するのはわたくしだけでしょうか。病みやら闇やら似合うのです。 2639
keskikiki
MOURNING新年ものの浮京/京七のボツ改めて 火花の爆ぜる音で目を覚ます。暗い中に瞼を持ち上げれば先に起きていた浮竹が振り返る。
「よう。年明けてたな」
「……そうみたいねえ。お帰り、七緒ちゃん」
「ただいま戻りました。あけましておめでとうございます」
三人揃って頭を下げたところでまたパチリパチリと音が鳴る。蝋燭を神棚に上げると浮竹が腹の虫を鳴らすので、二人して笑いつつ、京楽は襷を探す。浮竹が雨戸を開けて回るので家中が賑やかになる。伊勢が先に台所へ入ってくれるので寝巻きに褞袍を引っ掛けると袖を片付けて後を追う。ちょうど、簡易コンロに残りの火をくれたところであった。夜道を共にした縄を水に漬けると伊勢は場所を譲る。京楽は代わりに頭芋や餅を取り出して、正面に立った。
2739「よう。年明けてたな」
「……そうみたいねえ。お帰り、七緒ちゃん」
「ただいま戻りました。あけましておめでとうございます」
三人揃って頭を下げたところでまたパチリパチリと音が鳴る。蝋燭を神棚に上げると浮竹が腹の虫を鳴らすので、二人して笑いつつ、京楽は襷を探す。浮竹が雨戸を開けて回るので家中が賑やかになる。伊勢が先に台所へ入ってくれるので寝巻きに褞袍を引っ掛けると袖を片付けて後を追う。ちょうど、簡易コンロに残りの火をくれたところであった。夜道を共にした縄を水に漬けると伊勢は場所を譲る。京楽は代わりに頭芋や餅を取り出して、正面に立った。