リンネ
完畢傘の数え方は一般的には何本だと思いますが敢えてです温周、少しだけ晋舒を匂わせ
#四季の山ドロライ
お題:あいあいがさ お借りしました
雨に濡れても ぽつり、と頭のてっぺんに雨粒を感じた。すると、当たり前のように傘が差し出された。
いつの間に用意していたのか、一緒に山荘を出る時には持っていなかった気がするのに。
傘を持つその手の向こうの顔を見上げれば、子舒が何を言いたいのかわかったのだろう。温客行は得意げに「出しなに今日は雨になると、成嶺が言ったのだ」と笑った。
それならば弟子の手柄だなと返してやると、ではあの子に土産の菓子をひとつ追加してやろうと更に笑みを深くする。
今頃は干した薬草を取り込んだり窓や戸を閉めて回ったり、慌ただしくしているだろう。家の中のことは料理以外任せられるようになってきた。
「……しかし、何故一柄しか持ってこなかった?」
1014いつの間に用意していたのか、一緒に山荘を出る時には持っていなかった気がするのに。
傘を持つその手の向こうの顔を見上げれば、子舒が何を言いたいのかわかったのだろう。温客行は得意げに「出しなに今日は雨になると、成嶺が言ったのだ」と笑った。
それならば弟子の手柄だなと返してやると、ではあの子に土産の菓子をひとつ追加してやろうと更に笑みを深くする。
今頃は干した薬草を取り込んだり窓や戸を閉めて回ったり、慌ただしくしているだろう。家の中のことは料理以外任せられるようになってきた。
「……しかし、何故一柄しか持ってこなかった?」
アモギサンテ。
完畢第58回 #四季の山ドロライお題【ひなたぼっこ】お借りしました!
滑り込み初ドロライ♪ヽ(´▽`)/✨️
⚠️捏造過多、温周、登山後推奨
温の帰りが遅れて不安定になる周はきっといる… 4
maru8sh
完畢お題【うそ】お借りしました。4月1日の阿絮と北淵の会話。ギャグです。(老温は喋らないけど温周な話)
#四季の山ドロライ
「子舒、探したぞ」
「なんだ、北淵。俺に何か用か?」
「温殿に何をした」
「…は?」
「温殿が死にそうな顔で項垂れていたぞ」
「老温が…」
「一体何をしたんだ」
「いや、ちょっと待て…何故それが俺のせいだと?」
「むしろお前以外が原因で温殿がああなるとは思えん。心あたりはないのか」
「…………」
「あるんだな?」
「俺は老温の問いに答えただけなんだが…」
「問いとはなんだ」
「あいつには前々から初恋の相手をしつこく聞かれていたんだ。それに対して今日、教えてやっただけだぞ」
「…嫌な予感しかしないんだが、お前は温殿に対して何と?」
「俺の初恋の相手はお前じゃない、と」
「………子舒」
「ん?」
「完全にお前が原因だ」
「そうなるのか…」
1499「なんだ、北淵。俺に何か用か?」
「温殿に何をした」
「…は?」
「温殿が死にそうな顔で項垂れていたぞ」
「老温が…」
「一体何をしたんだ」
「いや、ちょっと待て…何故それが俺のせいだと?」
「むしろお前以外が原因で温殿がああなるとは思えん。心あたりはないのか」
「…………」
「あるんだな?」
「俺は老温の問いに答えただけなんだが…」
「問いとはなんだ」
「あいつには前々から初恋の相手をしつこく聞かれていたんだ。それに対して今日、教えてやっただけだぞ」
「…嫌な予感しかしないんだが、お前は温殿に対して何と?」
「俺の初恋の相手はお前じゃない、と」
「………子舒」
「ん?」
「完全にお前が原因だ」
「そうなるのか…」
Zion
完畢 #四季の山ドロライ第51回 お題『ねこ』お借りしました。
【注意】阿絮の中身がほぼ猫です。【けも化】
大人猫阿絮です。子猫ではないので普段はおすまし猫ちゃんですが
老温のことが大好きなのでごきげんです。
maru8sh
完畢お題【圣诞节】お借りしました。彩蛋後の温周で会話のみ。ギャグです。色々と妄想過多でおかしな点もあるかと思いますが突っ込まないでやって下さい…。
#四季の山ドロライ
「…というわけで、お前にはサンタ殿になってほしい」
「は?……いや、ちょっと待ってよ阿絮。何がそういうわけなのか、さっぱりなんだけど」
「老温…お前、俺の説明を聞いてなかったのか?」
「聞いてたよ!異国のサンタ?とかいう伝説上の人物の話はちゃんと聞いてたさ。でも何で私がそのサンタとやらにならなければいけないんだ」
「念湘がサンタ殿に会いたがっているからだ」
「念湘が…?」
「成嶺からの文によると、異国の話を聞いてサンタ殿に憧れを抱いたらしい」
「…理由は分かった。しかしそれが何故私になる?」
「サンタ殿の人物像を聞いていたなら分かるだろ」
「まったく分からないが」
「老温…」
「おい、そんな残念そうな目で見られる筋合いはないぞ」
1663「は?……いや、ちょっと待ってよ阿絮。何がそういうわけなのか、さっぱりなんだけど」
「老温…お前、俺の説明を聞いてなかったのか?」
「聞いてたよ!異国のサンタ?とかいう伝説上の人物の話はちゃんと聞いてたさ。でも何で私がそのサンタとやらにならなければいけないんだ」
「念湘がサンタ殿に会いたがっているからだ」
「念湘が…?」
「成嶺からの文によると、異国の話を聞いてサンタ殿に憧れを抱いたらしい」
「…理由は分かった。しかしそれが何故私になる?」
「サンタ殿の人物像を聞いていたなら分かるだろ」
「まったく分からないが」
「老温…」
「おい、そんな残念そうな目で見られる筋合いはないぞ」