amururunko
DONETwitterに上げていた堂唯3本、浮唯1本の再録。「Love changes everything」(堂唯)
未来の話で、付き合っています。
「Forbidden fruit」(堂唯未満)
「夢のあと」(浮唯)
未来の話です。
「あまくてにがい」(堂唯未満) 26
xiangdu_
DONEメイン9章6話個別ルートネタバレ含む堂唯
季節はずれのクリスマスプレゼント 全てが偶然だった。
その日、堂本はクリスマスからかけ離れたアルバイトを選んだはずだった。
それなのに、「こんな日ぐらい早くあがらないとね」と上司が気を利かせた結果アルバイトが早く終わってしまい、帰りがけに「お疲れさま」と飴までもらってしまった。
帰り道へと一歩踏み出せば、いやでも色とりどりに瞬いているトナカイやプレゼントなどのイルミネーションが目に入る。目を逸らした先にはサンタ姿で呼び込みしている人。その反対側を向けばケーキが入っているであろう箱をそうっと持っている人がいる。
歩けば歩くほど真っ直ぐ帰る気力が失せていき、堂本は少しでも日常らしさが残っている場所を探すことに意識を向けた。
(…やはり大人しく部屋に戻ったほうがよかったかね)
2758その日、堂本はクリスマスからかけ離れたアルバイトを選んだはずだった。
それなのに、「こんな日ぐらい早くあがらないとね」と上司が気を利かせた結果アルバイトが早く終わってしまい、帰りがけに「お疲れさま」と飴までもらってしまった。
帰り道へと一歩踏み出せば、いやでも色とりどりに瞬いているトナカイやプレゼントなどのイルミネーションが目に入る。目を逸らした先にはサンタ姿で呼び込みしている人。その反対側を向けばケーキが入っているであろう箱をそうっと持っている人がいる。
歩けば歩くほど真っ直ぐ帰る気力が失せていき、堂本は少しでも日常らしさが残っている場所を探すことに意識を向けた。
(…やはり大人しく部屋に戻ったほうがよかったかね)
vibivi_alice
DONE #唯受けオトナのフリドロライお題『背中』で堂唯
ありきたりですががっつり情事後を匂わせております。
苦手な方は避けてください。
ところで堂の髪型って崩れたらどうなるんですか??😇
333
DONE【堂本大我×朝日奈唯】スタオケ版深夜の60分コンサート 【花束】で書かせていただいた堂唯
タイトルは未必の故意とか秘密の恋とかそう言うのをかけてます。
堂本君絶対沼しかない男子なので、実装お待ちしてます……
みひつのこい堂本大我×朝日奈唯
コンサートが終わり制服に着替えた朝日奈が控室を出ると、廊下に緊張した面持ちの男子生徒が立っていた。
「あの、朝日奈さん、あなたのヴァイオリンのファンですッッ!これ、受け取ってください!」
そう言って半ば強引に押し付けられた衝撃で花束の花からひらりと一枚花びらが落ちる。
「えっと……あ、ありがとうございます」
その気迫に気圧された朝日奈がそう答えると、男子高生は顔を紅潮させて
「スタオケ、応援してます!!」
そう言って朝日奈が止める間もなく走り去って行った。
丁度グランツの控室から出てきた堂本は、あっけに取られている朝日奈の背中に声を掛ける事もせず、自販機のある反対側の曲がり角へと足を進めたのだった。
1511コンサートが終わり制服に着替えた朝日奈が控室を出ると、廊下に緊張した面持ちの男子生徒が立っていた。
「あの、朝日奈さん、あなたのヴァイオリンのファンですッッ!これ、受け取ってください!」
そう言って半ば強引に押し付けられた衝撃で花束の花からひらりと一枚花びらが落ちる。
「えっと……あ、ありがとうございます」
その気迫に気圧された朝日奈がそう答えると、男子高生は顔を紅潮させて
「スタオケ、応援してます!!」
そう言って朝日奈が止める間もなく走り去って行った。
丁度グランツの控室から出てきた堂本は、あっけに取られている朝日奈の背中に声を掛ける事もせず、自販機のある反対側の曲がり角へと足を進めたのだった。
333
DONE【堂本大我×朝日奈唯】スタオケ版コンミス受け60分ライブ【ヴァイオリン】で書かせていただいた堂唯です。
タイトルのPaederiaは悪臭と言う意味ですが、これはヘクソカズラの学名から取りました。
花言葉が人嫌い、意外性って堂本君にぴったりでは?!と思ってます。(名前はアレですが)
Paederia Paradox堂本大我×朝日奈唯
それはそれは甘やかなヴァイオリンの音色。
あのお嬢さんの奏でる音は、どこまでも甘ったるくて、まるで絵空事のようで、その音色に酷く虫唾が走る。
「そんなに彼女の音が気に入りませんか?」
「ああ、気に入らないね」
中庭の紅葉が散り終わるのを眺めながら微笑む浮葉に、堂本大我はそう吐き捨てた。
気に入らない、あれは深淵など知らない、地獄など見たことのない、甘っちょろい夢物語を音楽に重ねているヤツの音だ、と堂本は脳にこびりつく朝日奈唯の音を評した。
堂本はそう言う人種が一番嫌いだ。
「随分と、良く見ているのですね、彼女を」
「……喧嘩売ってんのか、浮葉様ぁ~」
「いいえ、ただ私は、あなたが誰かに関心を向けるなんて久しぶりだと思っただけですよ」
1301それはそれは甘やかなヴァイオリンの音色。
あのお嬢さんの奏でる音は、どこまでも甘ったるくて、まるで絵空事のようで、その音色に酷く虫唾が走る。
「そんなに彼女の音が気に入りませんか?」
「ああ、気に入らないね」
中庭の紅葉が散り終わるのを眺めながら微笑む浮葉に、堂本大我はそう吐き捨てた。
気に入らない、あれは深淵など知らない、地獄など見たことのない、甘っちょろい夢物語を音楽に重ねているヤツの音だ、と堂本は脳にこびりつく朝日奈唯の音を評した。
堂本はそう言う人種が一番嫌いだ。
「随分と、良く見ているのですね、彼女を」
「……喧嘩売ってんのか、浮葉様ぁ~」
「いいえ、ただ私は、あなたが誰かに関心を向けるなんて久しぶりだと思っただけですよ」