sardine57817
MEMO短い会話文置場臨時講師日(29)×呪専七(16)「そういうのは大人になったって言うんじゃねえ、強がりっつーんだよ」
「子どもじゃありません」
「そうやって突っぱねるところがガキだっつってんだよ、ガキはガキらしく甘えとけ」 104
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MAIKING日七(篤建)の会話文。任務でしくじった七が深夜徘徊し、それを日さんが拾うという話。「ガキがこんな時間にうろついてんじゃねえよ」
「初対面の人間をガキ呼ばわりした上、説教される筋合いはないです」
「あっそ、別に説教したつもりはねえけど?」
「ならほっといてください」
「俺は大人、お前は子ども。一応義務ってもんはあるし……お前、高専生だろ?」
「?!」
「制服見りゃわかる。俺の後輩ってわけだ、つっても10くらい違ぇけどな。そうなると、なおさら責任が発生するわけだ。ほら、送ってやるから乗ってけよ」
「……あそこへは戻りたくないんです」
「任務でもしくったか?」
「どうとでも」
「面倒くせえなァ」
「だからほっといてくださいって言っているでしょう?」
「ここでうだうだしてたってしょうがねえだろ」
「別にいいんです、心の整理がついたら帰りますから」
「……じゃあちょっとドライブしねえ?」
「何をーー」
「さっきも言ったが、お前に対する義務と大人としての責任があんだよ。高専には俺が言っといてやるから。悩むだけならどこでもできるだろ?」
「アナタには関係ない」
「確かに関係はねえけどな。あと俺ァ、アナタじゃねえ、日下部篤也だ。ほら今名前を知った。もうこれで無関係なわけねえだろ?」 583