野生の百合狂い
DONEドiリiジiャさんとお出かけして色々仲良くなるお話。久々にポイピクを触ったのでこちらでもお知らせ。
仕込みと追い込みは丁寧に中央トレーナーである友人から、担当バの子も一緒に遊びに行きたいということを快諾した所までは良い。良いけれど。なんだか物理的な距離感が近いと思ってしまうのは、友人以外に友達がいないからそう思ってしまうのだろうか。それとも、担当バの子が有名なウマ娘だから無意識に緊張しているのか。
「少々表情が固いように見えますが...やはり、あまり知らないウマ娘と一緒では気まずいでしょうか」
気まずいどころではない。むしろ、興奮と人見知りとテンパりでずっと掛かっている。友人もにこやかに私達を微笑むばかりじゃなくて助けてほしい。私が人見知りだってことを知ってて何故ドリームジャーニーと隣同士、しかも私が真ん中で配置されているんだ。私がドリームジャーニー最推しだってことを知ってるのなら恨む。いや、多分友人のことだから知ってて善意でしてるまであるだろう。
8877「少々表情が固いように見えますが...やはり、あまり知らないウマ娘と一緒では気まずいでしょうか」
気まずいどころではない。むしろ、興奮と人見知りとテンパりでずっと掛かっている。友人もにこやかに私達を微笑むばかりじゃなくて助けてほしい。私が人見知りだってことを知ってて何故ドリームジャーニーと隣同士、しかも私が真ん中で配置されているんだ。私がドリームジャーニー最推しだってことを知ってるのなら恨む。いや、多分友人のことだから知ってて善意でしてるまであるだろう。
ネリネ
CAN’T MAKEのんきものな遊び人・ルネとわたしが世界の終末を語る話。上手くまとめられなかったので一旦途中でバシルーラ。
魔王勝利破滅ENDについて語る遊び人ちゃんが見たい…というパッションだけはあります。
※百合夢・ネームレス
わたしたちのハッピー・エンドロール◇ルネ
職業:遊び人
性格:のんきもの
遊んで飲んでを生活の主軸にして暮らしている「わたし」の恋人。楽天家で大雑把な性格。ほぼ毎日「ルイーダの酒場」に入り浸っているため、常連客たちとは仲がいい。酒豪。
◇わたし
ルネと共に「ルイーダの酒場」に足繁く通う遊び人。ルネとは同棲中。
ジョッキがばつんとぶつかる音に、飲めや歌えの乱痴気騒ぎ。人や物が奏でる宴の音がただでさえ暑い真夏の空気をまるで窯の中のように熱するものだから、わたしは焼きすぎてぱりぱりになってしまったパンの焦げ目にでもなった気分で酒をあおった。でも、そんな焦げついたパンがわたしは案外好きだったりする。
「真っ昼間だっていうのに、派手に盛り上がってるわねぇ」
1606職業:遊び人
性格:のんきもの
遊んで飲んでを生活の主軸にして暮らしている「わたし」の恋人。楽天家で大雑把な性格。ほぼ毎日「ルイーダの酒場」に入り浸っているため、常連客たちとは仲がいい。酒豪。
◇わたし
ルネと共に「ルイーダの酒場」に足繁く通う遊び人。ルネとは同棲中。
ジョッキがばつんとぶつかる音に、飲めや歌えの乱痴気騒ぎ。人や物が奏でる宴の音がただでさえ暑い真夏の空気をまるで窯の中のように熱するものだから、わたしは焼きすぎてぱりぱりになってしまったパンの焦げ目にでもなった気分で酒をあおった。でも、そんな焦げついたパンがわたしは案外好きだったりする。
「真っ昼間だっていうのに、派手に盛り上がってるわねぇ」
ネリネ
DONEオールジャンル百合夢webonly あの子はお砂糖、あたしはスパイス(そして素敵ななにかで繋がる) さんさじめ にてワンライお題『閃光』で書きました。
女戦士の「彼女」と「わたし」の仄暗い一幕。ネームレス。
閃光それはまさしく光だった。
白銀の一閃。
鋭く研ぎ澄まされた雷光が、わたしの目を射抜く。わたしの身体を焼く。わたしの心臓を貫く。
「…………勝負あり、かな」
ふぅ、と息をつき、彼女はわたしの胸元──の手前でぴたりと止められていた切先を地面へと下ろした。
「今日も手合わせしてくれてありがとう。助かるよ」
そう言って彼女がいつものように屈託なく笑う。だからわたしも、とびきり晴れやかな笑顔を、最高の戦友がいてくれてよかったという笑顔を、無意味で滑稽な貼りつけただけの笑顔を、彼女に返す。勇士の証である真紅の兜を外し、艶やかなヴァイオレットの髪をかき上げるその額には汗ひとつすら浮かんでいない。汗だくになったわたしの体は、へたり込んだまま立ち上がれずにいるというのに。
913白銀の一閃。
鋭く研ぎ澄まされた雷光が、わたしの目を射抜く。わたしの身体を焼く。わたしの心臓を貫く。
「…………勝負あり、かな」
ふぅ、と息をつき、彼女はわたしの胸元──の手前でぴたりと止められていた切先を地面へと下ろした。
「今日も手合わせしてくれてありがとう。助かるよ」
そう言って彼女がいつものように屈託なく笑う。だからわたしも、とびきり晴れやかな笑顔を、最高の戦友がいてくれてよかったという笑顔を、無意味で滑稽な貼りつけただけの笑顔を、彼女に返す。勇士の証である真紅の兜を外し、艶やかなヴァイオレットの髪をかき上げるその額には汗ひとつすら浮かんでいない。汗だくになったわたしの体は、へたり込んだまま立ち上がれずにいるというのに。