isma_thenoir
DONEDDONの二次創作小説シーズン3の後(ゲーム本編終了後)のお話です。
ドラゴンズドグマオンライン[エメラダep_前編] かつては、北の王都と楔の神殿を守る要所として白衛騎士団の拠点ともなっていたレスタニア中部に築かれたドリード城。
今は見る影もなく廃墟と化したその城の宝物庫に一人の女性の姿があった。ソーサラーのジョブマスター、エメラダである。
エメラダは訝しげに表情を曇らせ、手にしている古い書記とボロボロになった紙切れを見つめていた。
「もしこれが本当だとしたら………」
エメラダは手にしたそれらを元の場所へ戻すことなく懐に抱え、その場から立ち去った…
これは、黒竜が敗れレスタニアに平穏が戻り、間も無くの話である。
良く晴れて温かな日の光が差し込むミスリウ森林。
覚者イスマはリンウッドを訪れていた。いつものように拠点の白鹿亭で依頼をチェックしたり、最近の村の様子をエリアマスターのパトリシアに聞きながら、軽く食事を済ませることにした。
7703今は見る影もなく廃墟と化したその城の宝物庫に一人の女性の姿があった。ソーサラーのジョブマスター、エメラダである。
エメラダは訝しげに表情を曇らせ、手にしている古い書記とボロボロになった紙切れを見つめていた。
「もしこれが本当だとしたら………」
エメラダは手にしたそれらを元の場所へ戻すことなく懐に抱え、その場から立ち去った…
これは、黒竜が敗れレスタニアに平穏が戻り、間も無くの話である。
良く晴れて温かな日の光が差し込むミスリウ森林。
覚者イスマはリンウッドを訪れていた。いつものように拠点の白鹿亭で依頼をチェックしたり、最近の村の様子をエリアマスターのパトリシアに聞きながら、軽く食事を済ませることにした。
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DONEDDONの二次創作小説小説[リズep]の後のお話です。
ドラゴンズドグマオンライン[世界調査隊の結成] 先日メルゴダ護政区で入手した古文書を片手に、イスマはポーン達を連れレーゼ神殿へ向かっていた。
神殿へと向かう長い階段に差し掛かろうとした時、背後から呼び止められた。
「隊長~!」
イスマは驚いて振り向いた。呼び止めたのはリズだった。リズと一緒にガルドリンとエリオットも立っていた。
「どうしたの?皆揃って…」
「隊長こそ、神殿に何か用事でもあるの?」
「あぁ、リズは知ってるだろうけど、先日メルゴダ護政区で見付けたこの本について、ジョゼフやクラウスに聞いてみたいことがあって…。」
「あの時の古文書…やっぱり…。ねぇ、隊長。隊長が追い求めてる、世界に纏わる謎…その調査の仲間に、私達も加えてもらえないかな?」
「…え?」
1988神殿へと向かう長い階段に差し掛かろうとした時、背後から呼び止められた。
「隊長~!」
イスマは驚いて振り向いた。呼び止めたのはリズだった。リズと一緒にガルドリンとエリオットも立っていた。
「どうしたの?皆揃って…」
「隊長こそ、神殿に何か用事でもあるの?」
「あぁ、リズは知ってるだろうけど、先日メルゴダ護政区で見付けたこの本について、ジョゼフやクラウスに聞いてみたいことがあって…。」
「あの時の古文書…やっぱり…。ねぇ、隊長。隊長が追い求めてる、世界に纏わる謎…その調査の仲間に、私達も加えてもらえないかな?」
「…え?」
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DONEDDONの二次創作小説漫画[ポーンの夢]の後のお話で、
シーズン2とシーズン3の間に起こっていることです。
ドラゴンズドグマオンライン [リズep] レスタニアの北部、そこは禁域と呼ばれる荒野が広がるザンドラと呼ばれる地。
その最北端にある、メルゴダ護政区を一望できる崖の上で、立ち尽くしている女の子がいる。
女の子…に見えるが、あれは覚者、リズだ。遠目でも、特徴的な姿と雰囲気で直ぐにわかった。
「どうしたの?こんなところで。」
イスマは彼女に近付きながら、声を掛ける。
「…あっ!隊長~!護政区で調べ物をしようと思ったんだけど…いざここまで来て、やっぱり一人で行くの不安になっちゃって…いつもはプラムがいるけど、今はクラフト頼んでるんだよね。」
「そうなんだ。じゃあ一緒に行こうか?」
「いいの?!って…そういう隊長もポーンつれてないみたいだけど…」
「俺も一緒だよ、今クラフト頼んでる。待っているのも暇だから、レスタニアについて調べて見聞を広げようと思って、ここへ来たんだ。」
8584その最北端にある、メルゴダ護政区を一望できる崖の上で、立ち尽くしている女の子がいる。
女の子…に見えるが、あれは覚者、リズだ。遠目でも、特徴的な姿と雰囲気で直ぐにわかった。
「どうしたの?こんなところで。」
イスマは彼女に近付きながら、声を掛ける。
「…あっ!隊長~!護政区で調べ物をしようと思ったんだけど…いざここまで来て、やっぱり一人で行くの不安になっちゃって…いつもはプラムがいるけど、今はクラフト頼んでるんだよね。」
「そうなんだ。じゃあ一緒に行こうか?」
「いいの?!って…そういう隊長もポーンつれてないみたいだけど…」
「俺も一緒だよ、今クラフト頼んでる。待っているのも暇だから、レスタニアについて調べて見聞を広げようと思って、ここへ来たんだ。」