黒猫🐈⬛
TRAINING自分の中で「これが1番シドリンに合うだろう」と思っている曲をベースに書きました。曲も良いので是非聴いてみてください。
参考曲:I LOVE…/Official髭男dism
溢れる愛を、いつかキミへ滝を登りきり、飛び上がった先で彼は弓を構える。それを水面から見ていたオレは一瞬で魅了された。
なんて、なんて綺麗な色なのだろうか。と。
その日からオレが見る世界は一変した。何が、と問われても説明出来ないような景色が瞳に映り始めたのだ。同時に、オレの気持ちにとある変化が訪れていた。
それは決まって彼が里にやって来る時で──
(…あれは、あの、色は)
遠くで太陽に照らされ黄金色に輝く彼の髪が風に靡いた。靴が石に当たる音は軽やかで、合わせて鳴る金属音が何とも心地良い。彼のおかげでルッタの暴走は止み一時の安寧を取り戻した。
だがリンク本人はまだ安心している暇など無かった。
「…リンク、いつもすまないな」
「え?何が?」
1422なんて、なんて綺麗な色なのだろうか。と。
その日からオレが見る世界は一変した。何が、と問われても説明出来ないような景色が瞳に映り始めたのだ。同時に、オレの気持ちにとある変化が訪れていた。
それは決まって彼が里にやって来る時で──
(…あれは、あの、色は)
遠くで太陽に照らされ黄金色に輝く彼の髪が風に靡いた。靴が石に当たる音は軽やかで、合わせて鳴る金属音が何とも心地良い。彼のおかげでルッタの暴走は止み一時の安寧を取り戻した。
だがリンク本人はまだ安心している暇など無かった。
「…リンク、いつもすまないな」
「え?何が?」
黒猫🐈⬛
REHABILI最近シドリンを書いていない事に気づいて、少しずつ妄想を消化しようと書いた次第。リハビリがてら甘めのシドリン書きました。熟考の末俺にとっては大き過ぎるベッド。もう慣れた光景だ。靴を脱いで寝巻き姿となった俺は、大の字になって寝転がる。
今は一人しかいないこの空間で、俺は先程の出来事をぼんやりとした頭で思い出していた。
「…夢、じゃない…よな…」
最初彼から言われた時は何も考えられなかった。元々諦める筈だった物が急に目の前に現れて、俺がずっと欲しかった言葉を…シドは伝えてきた。
『好きだ、リンク』
「好き、かぁ……あ〜〜!!」
気恥ずかしさを飛ばすように枕に顔を埋める。変な熱が上がり、若干汗ばんでいるのが自分でも分かるくらい、俺の心は動揺していた。
「って事は、今日からシドは俺の……」
──恋人、になったのだ。
「っ〜〜〜!」
自分で想像しておきながらまた恥ずかしさに2度目の枕ダイブ。人がいたら絶対引かれるであろう言動をしながらも、俺自身は幸せに浸っていた。
1583今は一人しかいないこの空間で、俺は先程の出来事をぼんやりとした頭で思い出していた。
「…夢、じゃない…よな…」
最初彼から言われた時は何も考えられなかった。元々諦める筈だった物が急に目の前に現れて、俺がずっと欲しかった言葉を…シドは伝えてきた。
『好きだ、リンク』
「好き、かぁ……あ〜〜!!」
気恥ずかしさを飛ばすように枕に顔を埋める。変な熱が上がり、若干汗ばんでいるのが自分でも分かるくらい、俺の心は動揺していた。
「って事は、今日からシドは俺の……」
──恋人、になったのだ。
「っ〜〜〜!」
自分で想像しておきながらまた恥ずかしさに2度目の枕ダイブ。人がいたら絶対引かれるであろう言動をしながらも、俺自身は幸せに浸っていた。