unknown_thunfan
DONE殤と萬の本編の心躍る冒険が待ちきれなくなり妄想してしまいました。不患さんも軍破殿も強いけどボケボケなので、二人で旅をしたら道に迷いトンデモない冒険を繰り広げそうです。
背景はgifアニメです。
unknown_thunfan
DONEピーリー社のパロディコラージュの「東離猫奴宇宙」を元にしたコメディです。猫がたくさん出てきます。
猫の奴隷、下僕、神≒ネコの表現があります。
(2)へ続き、少しだけ殤不患と萬軍破のブロマンスと異萬のような表現があります。
東離猫奴世界(1)猫は可愛い。
猫中毒に果てはなく、深い底なしの海のようなもの。
猫への愛が東離を支配すれば、どんな強者もひれ伏すでしょう。
猫大君主の魅力には、あの殤不患と仲間たちも、誰も抵抗できません。
猫嫌いの人はいないはず。
そう考えるようになったのは何時からだったのでしょう。
萬軍破は無界閣から異飄渺の姿が消えていることに気づいた。
これから軍議で鳳曦宮に戻るために、鬼鳥の監視を言いつけたばかりだ。
無界閣の広間にも回廊にも、岩の乱立した広場にも、神蝗盟の野営地にも見当たらない。
鳳曦宮から逃げた殤不患と仲間が、またいつ襲撃するか分からない。
そんな最中に姿を消すとは職務怠慢である。
「異飄渺、何処だ?」
猫の鳴き声が聞こえたような気がした。
6503猫中毒に果てはなく、深い底なしの海のようなもの。
猫への愛が東離を支配すれば、どんな強者もひれ伏すでしょう。
猫大君主の魅力には、あの殤不患と仲間たちも、誰も抵抗できません。
猫嫌いの人はいないはず。
そう考えるようになったのは何時からだったのでしょう。
萬軍破は無界閣から異飄渺の姿が消えていることに気づいた。
これから軍議で鳳曦宮に戻るために、鬼鳥の監視を言いつけたばかりだ。
無界閣の広間にも回廊にも、岩の乱立した広場にも、神蝗盟の野営地にも見当たらない。
鳳曦宮から逃げた殤不患と仲間が、またいつ襲撃するか分からない。
そんな最中に姿を消すとは職務怠慢である。
「異飄渺、何処だ?」
猫の鳴き声が聞こえたような気がした。
unknown_thunfan
DONE東離猫奴世界(1)の続きです。猫がたくさん出てきます。
猫の奴隷、下僕などの文言があります。
少しだけ殤不患と萬軍破のブロマンスと異萬のような表現があります。
東離猫奴世界(2)刑亥は恐れおののいた。
魔界きって術師の姉上に加え、あの凜雪鴉でさえ猫の下僕になってしまった。
刑亥は凜雪鴉を100回殺しても足りないほど憎んでいたが、それ故にあの悪党が如何に煮ても焼いても食えない存在かも理解している。
狡猾な魔族を詐術で謀るほどの抜け目なさには一目置いていると言っていい。
その悪知恵の働く掠風竊塵が猫の手下になってしまった。
猫たちは手強い。
人間界を征服した猫たちは、次は魔界を狙うかもしれない。
至急、この危険を魔界に知らせなければ。
あのお方に頼るしかないのか。
ちらりと殤不患と萬軍破を横目で見た。
この人間達は邪魔だが、まずは猫の危険とこの窮状を魔界に知らせ、助けを呼ぶのが先決だ。
こいつらは、いずれ始末をつければ良い。
5407魔界きって術師の姉上に加え、あの凜雪鴉でさえ猫の下僕になってしまった。
刑亥は凜雪鴉を100回殺しても足りないほど憎んでいたが、それ故にあの悪党が如何に煮ても焼いても食えない存在かも理解している。
狡猾な魔族を詐術で謀るほどの抜け目なさには一目置いていると言っていい。
その悪知恵の働く掠風竊塵が猫の手下になってしまった。
猫たちは手強い。
人間界を征服した猫たちは、次は魔界を狙うかもしれない。
至急、この危険を魔界に知らせなければ。
あのお方に頼るしかないのか。
ちらりと殤不患と萬軍破を横目で見た。
この人間達は邪魔だが、まずは猫の危険とこの窮状を魔界に知らせ、助けを呼ぶのが先決だ。
こいつらは、いずれ始末をつければ良い。
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MAIKING西部総督時代の萬軍破と殤不患の出会い捏造出会いのエピソード抜粋
出会いまだ萬軍破が西幽の国境の防人の要として、西部総督を任されている時だった。
「閣下、魔剣の所持にて詮議いただきたい人物がございます」
総督府の砦の執務室で萬軍破が書類に目を通している最中に、取次の文官が急を知らせた。
文官が事の起こりを説明するには、先日の春の嵐で土砂崩れが起きて野外訓練中の部隊の上に大岩が転げ落ちて来た。
そこに走り寄った男が一撃で大岩を砕き、隊員達の命を救った。
そのあまりの威力に、あの男が所持しているのは木剣に見せかけた魔剣ではないか、と疑いがかけられたのだ。
西幽では魔剣は厳しく管理されている。
しかしごく稀に魔族や魔法道具作りに長けた工人が、作った魔剣を密かに巷に流すことがある。
風来坊の旅の男が魔剣を所持するとは、この地の治安維持を兼務する将軍として放っておけない。
3162「閣下、魔剣の所持にて詮議いただきたい人物がございます」
総督府の砦の執務室で萬軍破が書類に目を通している最中に、取次の文官が急を知らせた。
文官が事の起こりを説明するには、先日の春の嵐で土砂崩れが起きて野外訓練中の部隊の上に大岩が転げ落ちて来た。
そこに走り寄った男が一撃で大岩を砕き、隊員達の命を救った。
そのあまりの威力に、あの男が所持しているのは木剣に見せかけた魔剣ではないか、と疑いがかけられたのだ。
西幽では魔剣は厳しく管理されている。
しかしごく稀に魔族や魔法道具作りに長けた工人が、作った魔剣を密かに巷に流すことがある。
風来坊の旅の男が魔剣を所持するとは、この地の治安維持を兼務する将軍として放っておけない。