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PROGRESS薫翼&輝翼前提で、三人が仲良くご飯食べたりするお話です。朝食篇。おはようからおやすみまで その1「起きろー、桜庭。朝だぞー」
「薫さん、もうご飯できてますよ」
布団に包まれたまま微動だにしない薫を、二人は柔らかな声で揺り起こす。今日から二日間、久しぶりに三人揃ってのオフだった。三人とも夜はそれぞれの自宅で過ごしていたが、示し合わせたように輝と翼は揃って薫の自宅を訪れていた。
両手にスーパーの袋を提げ、勝手知ったる何とやらで輝は冷蔵庫の中へ食材を詰め込む。翼も買い足した調味料を戸棚に仕舞い込んだ。キッチンに立つ許可は前日にとってあったので、輝は早速、朝食の準備へ取り掛かった。――今日はパパッと出来るからパンケーキでいいか。明日はフレンチトースト作ってやるからさ。わあ、ありがとうございます。オレ、輝さんの作ってくれる料理なら何でも大好きです。二人並んでキッチンに立ち、家主の眠っている間にバターとシロップの混ざった香ばしい香りを漂わせ始める。
2459「薫さん、もうご飯できてますよ」
布団に包まれたまま微動だにしない薫を、二人は柔らかな声で揺り起こす。今日から二日間、久しぶりに三人揃ってのオフだった。三人とも夜はそれぞれの自宅で過ごしていたが、示し合わせたように輝と翼は揃って薫の自宅を訪れていた。
両手にスーパーの袋を提げ、勝手知ったる何とやらで輝は冷蔵庫の中へ食材を詰め込む。翼も買い足した調味料を戸棚に仕舞い込んだ。キッチンに立つ許可は前日にとってあったので、輝は早速、朝食の準備へ取り掛かった。――今日はパパッと出来るからパンケーキでいいか。明日はフレンチトースト作ってやるからさ。わあ、ありがとうございます。オレ、輝さんの作ってくれる料理なら何でも大好きです。二人並んでキッチンに立ち、家主の眠っている間にバターとシロップの混ざった香ばしい香りを漂わせ始める。
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DONE輝さん誕生日祝いです。CPは輝翼と薫翼が共存しています。遅ればせながらお誕生日おめでとうございました!Sweet Sweet Day「お邪魔しまーす」
「邪魔するぞ」
おう、と家主の輝が弾んだ声で後ろを振り返った。片手には白い箱を大切そうに抱えている。今日のサプライズプレゼントである巨大なケーキはスタジオのスタッフを含めても食べ切れるものではなく、輝自らが持ち帰ってきた。今日、輝さんのおうちに行ってもいいですか、薫さんと二人で、と更に嬉しいプレゼントの申し出もあった。だからだろう、輝の頬は際限なく緩んでいる。その顔でカメラの前に立つなよ、と薫にこぼされるくらいにはにやけていた。だって仕方ないだろ、と輝は内心で呟く。こんなに最高のプレゼントをもらって、平然としていろだなんて絶対に無理だ。
「今、コーヒー淹れるからな。二人ともこっちで待っててくれ」
2395「邪魔するぞ」
おう、と家主の輝が弾んだ声で後ろを振り返った。片手には白い箱を大切そうに抱えている。今日のサプライズプレゼントである巨大なケーキはスタジオのスタッフを含めても食べ切れるものではなく、輝自らが持ち帰ってきた。今日、輝さんのおうちに行ってもいいですか、薫さんと二人で、と更に嬉しいプレゼントの申し出もあった。だからだろう、輝の頬は際限なく緩んでいる。その顔でカメラの前に立つなよ、と薫にこぼされるくらいにはにやけていた。だって仕方ないだろ、と輝は内心で呟く。こんなに最高のプレゼントをもらって、平然としていろだなんて絶対に無理だ。
「今、コーヒー淹れるからな。二人ともこっちで待っててくれ」