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    izayoi601

    @izayoi601

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    izayoi601

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    何か短文書きたいと思って形にしてみた、じょしょどのが不安になってばたいどのに核心聞く現パロ庶岱
    元来攻気質とも言える強い彼が何故抱かれるのか、というばたいどのの受としての愛情を表現したかった
    ちょっとだけ超法も
    心底惚れちゃっていたら弱いほせとばたいどのだといいです

    #庶岱
    shuDai
    #超法
    superLaw

    惚れたら弱い「あの、馬岱殿……」
     夕飯後、ポットから急須へお茶を注いでくれてる時に聞くことでも無かったのだけれど。
    「んー、なに?」
    「ええと……君は、何故……」
    どうしても、最初からずっと気に掛かっていた。
    「俺に、抱かれてくれたんだろうかと……」
    「え……?」
    一瞬眼を見開き、急須のお湯が溢れるのを只管眺めるしか無い。考えても、良く解らないんだ。
    先ず言わずもがな、君は体格が良い。俺も腹筋は褒めて貰えたけれど、その美しい程鍛え上げられた脚力と胸筋にはとても敵わない。腕相撲で競れたとしても、勝った試しが無い。
    「俺は……君より弱いのに」
    正直腕力を駆使すれば何時でも逃げられるのに、一人の男としての誇りを傷つけているかもしれないのに。
    俺みたいな意志の弱い情けない人間に、抵抗してくれずに居てくれるのは何故だろう。
    「……」
    無言のまま、馬岱殿は緑茶を注ぐ。並々の湯呑みと破られない静寂に此方も口を噤むと、白藍の瞳が一瞬鋭く光り思わず息を呑んだ。徐ろに急須を置いた手が、不意に伸びて。
    「……っ?!」
    いきなり頬を抓られ、痛みに思わず呻いた。
    「もー、何処まで解らず屋なの?!徐庶殿は」
    「いっ、ど……どういう……ことだい……」
    久々に聞いた台詞に戸惑い首を捻ると、馬岱殿は一つ咳払いをして隣に身を寄せてくれる。
    「最初聞いたじゃない、徐庶殿が選んだんでしょ」
    「そ、それは……そうなんだけど……そもそも許してくれたのは何でかなと……」
    選ばせて貰えたのでつい組み敷いてしまったが、その後覆すことだって出来た筈。何故か馬岱殿の溜息は、より深くなる。
    「あのね、徐庶殿……力の強さとか、体格とかそういうのは関係無いの」
    くだらないことで悩んで、勝手に突っ走るな。幼い頃から、母に叱られたことを思い起こしてしまう。今もまた、何よりも大切な人から考えもしない答えが返ってきていた。
    「それなら、何故」
    馬岱殿は瞳を伏せ、頬も仄かに染まっていく。此方の頬も熱を覚えると、小さく口が開かれた。
    「……好きな人の、お願いなら……そんな必要無いじゃない」
    耳に届いた瞬間、体温が一気に上昇してしまう。その気になれば拒める状況でも、抵抗しないで居てくれるのも。加減が利かなくても、柔らかく受け止めてくれるのも。
    「っ……?!」
    口元を抑え、反芻した。俺も同じ様な感情を抱いてしまうから、解る。深く広がっていた愛情に鼓動は高鳴り、漸く言葉を紡げる。
    「……ありがとう、良く解った」
    「言わないと解らないのが問題なんだけど」
    「本当に、済まない……」
    君はずっと伝えてくれていたのに、申し訳無い。自らの不甲斐無さを痛感し、胸に燻る熱量は更に昂ってしまう。精一杯の愛情を込め、力強く抱き締めた。
    「君だけは必ず、幸せにする」
    「あはは、重い」
    君も俺みたいな人間に、大概だよ。執着で固まる互いの想いを枷にして生きていくのが、丁度良いのかもしれない。
    「……やっぱり、徐庶殿の方が『強い』よ」
    言葉を呑み尽くす様に口付け、押し潰しそうな程に身体を確かめ合った。


    「……ってことがあったわけ」
     ちょっと嬉しかったから、つい聞いてもらいたくなっちゃった。あんなに頭も良くて何でも器用に熟す人なのに、肝心なことは言わないと解らないのが可愛くて。偶に苛立ちもするけど、結局そういうところが堪らなく好きなんだ。
    「……相変わらず、くだらないことで盛り上がれるんですね」
    うん、その顔すると思ったよ。指先からの煙越しに冷徹過ぎる眼差しが突き刺さったけど、口元は緩ませてくれている。色々君の話も聞いてあげるんだから、これくらいは許してよね。
    「法正殿だって……解るでしょ?」
    満面の笑みを浮かべると、法正殿は髪を掻き上げながら若の前では吸わない煙草を灰皿に押し付ける。
    「……俺が馬超殿と、話し合いになったと思いますか」
    「ごめんって」
    若のことだから、当然の如くそうなったんだろう。でも、報復が信条みたいな君だってずっと許してあげるんだから。お互い、惚れた相手に弱すぎるね。
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    Replies from the creator

    izayoi601

    DONE桜の季節の話が久々に書きたくて、かくわい先生としょうかいくんがただ話してる学パロになりました
    この二人の親子みたいな関係性が好きで…ずっと温かい関係で居て欲しい
    青春しているしょうかいくんが先生には素直に本音を話せるところを書きたかっただけですがもし宜しければ
    ぶんおうくんは出てきませんがほんのり鴦鍾です
    私の先生「何なんだ、あの女……」
     今日は進路相談の筈だろう。天命館学園では二年生の春に行われる、担任からの個別面談。一年から引き続いての辛憲英先生と向かい合い、肝心の進路の話はほんの数分。まぁ私程優秀ならば口を挟まれる様なことも無いのだが、切り替わった話題が実に下らない。
    『文鴦君とは、その後如何ですか?』
    やれ『仲良くなられたのでしょう?』だの『ご友人との旨は胸を張って話すべきですわ』だの、駄洒落混じりに満面の笑みを浮かべながら根掘り葉掘り。ここ最近では最も疲弊した、もう何も話したく無い。
    「……それで、此方に居らしたのですね」
    気が付くと化学準備室の方向へ足を進め、まだ旧式とあいつが揃っていないことを見計らい扉を開ける。ローテーブルに緑茶を置かれ、少しずつ啜れば動かしたくなかった口でも言葉が奥底から湧き出て来た。
    2115

    izayoi601

    DONE公式さんのエイプリルフールから妄想して勢いで書いた、まんちょうどのが開発したARデバイスを付けるほせどのの現パロ超法小話
    二直とまんちょうどのは同じ工科大に通っている設定です…試作品で色々振り回されてほしい
    まんちょうどの久々に書いたので温かい目で見てやってください
    ちなみにじょしょどのはばたいどのの姿が見えた途端名前を呼びながら抱き締めました
    映るのは「……と言う訳で、早速着けてみてくれるかな」
     その訳を説明されても、俺に着ける義理は無いのだが。高校を卒業して工科大生活が始まってからというもの、徐庶と学部が同じことで出会った一癖ある彼の行動には呆れさせられた。流石教授から、創学以来の変わり者と言われるだけはある。大学部まである筈の名門鳳凰学院から、自由に発明へ没頭したいだけで此方を選んだという経緯だけでも納得したが。
    ゼミ棟の一室に篭っていたかと思えば、今も翡翠に光るサングラスの様な電子機器を否応無しに持たされてしまった。
    「ですから、何で俺まで」
    「ははっ、何事もデータは多いに越したことないじゃないか」
    要は趣味で作った発明品の実験台だろ。無邪気に至極当然という表情で答えられ、溜息を吐く。
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