現パロ月鯉(社畜月×大学生う〜ば〜配達員鯉)月島主任 宇佐美社員 尾形社員 限界社畜たち
友達紹介でクーポン欲しいから使えって宇佐美にせがまれてしぶしぶ注文してみる月島さん
宇「月島さん、何でも良いから頼んでくださいよお。コンビニとかも配達してくれるんですよ?」
月「最低料金設定なんてあるのか……(面倒くさい)」
宇「たくさん買ってあとで僕たちにおすそ分けしてください♡」
月「たかりじゃねえか」
宇「何か言った? 百之助」
大学生鯉登 杉元 白石と仲良し
決まった時間に働きたくない、店で突っ立ってたくないという鯉登に同期の杉元がUber紹介する
杉「白石の奴相当稼いでるらしいぜ?」
鯉「私は金に困窮しているように見えるか? 結局寝不足で講義に出られてないのであれば本末転倒ではないか」
杉「はいはいそんなボンボンにぴったりだって。やりたいときにできるんだからさ」
鯉登、実家にその話をしたら兄さあが早速ぴかぴかの電動自転車を送ってきた マウンテンバイクに電動がついたやつ 軽量化が図られているもののそこそこ重いやつ
配達員紹介で配達員としての登録は済んでるから早速やってみる鯉登(このへん配達員経験ないから手順わからんあとで調べる)
タイミングよく自宅→ピックアップ店舗→配達先みたいな経路でいける依頼がきたから試してみることに
ちょっと抜けてる鯉登、電動自転車のバッテリーを充電しておらず、納品時に充電されていた僅かなバッテリーしかない
店舗での商品受け取りまでは良かったけど、配達先である月島のマンションは駅近だけどすごい坂の上
坂登る直前で電池切れて電動自転車はただのクソ重い自転車になり下がってしまう
あとから聞いたら駅近なのに坂の上ってことで家賃が安いのと、歩くのが特段苦じゃないから選んだとのこと
さてどうしたものかと考えた鯉登、uberのことよく分かってないからとりあえず普通に配達先電話番号に連絡する
月「もしもし」
鯉「依頼の物を配達しているのだが自転車のバッテリーが切れてしまってな。悪いが取りに来れるか?」
月「(そういう仕組みなんだっけ……)分かりました。今どこですか?」
鯉「マンションがよく見えるぞ!」
月「……坂登る手前ですかね。今から行きます」
玄関まで来てくれるのがメリットなのでは……?と思いつつも、月島もよく分かってないので律儀に取りに行ってやる
坂を下って向かった先にはぴっかぴかの自転車(電池切れ)を道路の端に止めて、キョロキョロと辺りを見回している長身の美形で思わず美人局か何かかと疑う月島
凝視されていることに気付いて月島の方を見やる鯉登
「こっちだぞ! お届け物だ」
黙ってたら彫刻みたいに整った顔をぺかーってしてニコニコ笑う鯉登見て胸のときめきが抑えられない月島
電池充電させたげて、最低料金に到達するために余計に買ったお弁当をあげる月島に鯉登は純粋無垢な好意を抱いてさあこのすれ違いどうなる?!っていうラブコメ……
グループLINEで先に宇佐美がクーポンコードを送ってたんだけど、尾形がしれっと後から自分のコードを送ってて、月島はよくわからないまま尾形のを使っちゃったからまたひと悶着
杉元と白石に私も配達できた!と偉ぶる鯉登
杉「まあ玄関先に置くだけだからなあ」
鯉「ちゃんと部屋の中までお邪魔したぞ?」
白「なんで?」
鯉「充電させてもらった」
杉「なにを?!」
また届けたいっていう鯉登に、配達先えらべねーからっていう杉元……みたいな……