ちゅうちゅう🚬🪓がマッサージとかする話 part3 痛みに耐えるような苦顔が一変し、今は困惑と安堵とが曖昧に混ざったような顔をしている。ロージャ自身、自分の表情が分からなくなっていた。なんせ初めて経験した刺激から解放されるや否や、これもまた未経験の気持ちよさを与えられたのだから。
良秀はロージャの戸惑いの意味を察した。我が意を得たり――そのような気分になりつつも慎重に続けていく。問いただすというよりは分かり切ったことを確認するといったような口調で、ロージャに声をかけた。
「黙ってないで答えろ。これは良いんだな?」
「…………」
「おい」
「……もう少し、上」
「俺は位置じゃなくて力加減の……はぁ、まあいい」
ロージャにとって意外なことに、良秀はさらにいくつか質問を重ね、位置を微調整していく。ロージャはますます驚いてしまう。彼女とて、まさか本当にリクエストに応じてもらえるとは思っていなかった。素直に答えるのが癪だったから、苦し紛れに困らせてやろうと思っただけだったというのに。
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