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    へいほう

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    へいほう

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    書きかけのメモですがかわいいのであげました〜5年くらい前に書いてたやつ

    #銀沖
    GinOki

    【銀沖+土】SMプレイを土に見られた銀沖今日は待ちに待ったSMプレイの日。銀時は沖田が万事屋の戸を叩くのを今か今かと待ちわびていた。

    銀時が沖田と団子屋の話し相手以上の関係になってから
    身体を交えた回数は片手で余るが両手に足りる程度。
    なし崩しのように始まった。

    身体をつなげるようになってからしばらくしたころ、お気に入りのAV談義をしていた流れでSMについて沖田と話したことがあった。
    「旦那はSMプレイしたことありやすか?」
    「まあ、一応」
    まさかイジメてもらって方だったなんてわざわざ沖田に打ち明ける必要はない。

    「へえ、じゃあ俺ともやってみます?」
    「S同士じゃ成り立たねえだろ。おまえM役やってくれんの?」
    「Sならよろこんで」

     事後のゆるくとりとめのない会話はすぐに忘れてしまっていたと思っていたが銀時の無意識はしっかりと覚えていたらしい。それからしばらくして沖田と会う約束をしていた連れ込み宿で待ちぼうけを食らったことがあった。ひさびさの逢瀬に浮ついて沖田を乱す手順を頭の中で繰り返していたが当の本人はいつまで経っても現れなかった。誘ってきたのは向こうなんだし、まさか忘れたわけではあるまい。大方急な仕事でも入ったのだろう。このまま帰るのも癪だし、と宿のテレビに流れていた好みでないシチュエーションのAVで抜き、いちゃつくカップルを横目にいつもは沖田持ちの宿代を払った。案の定急な仕事が入って連絡する暇もなかったと後日沖田から釈明があったが、仕事なら仕方ないとわかっていたものの心も懐も寒くなっていたから電話越しの沖田に銀時の不機嫌は伝わってしまったらしい。埋め合わせはしますから、と珍しく殊勝なことを言わせてしまった。

    「じゃあやりたいことあんだけど」
    「なんですか?」
    「SMプレイやろうぜ」
    「まじですかィ」
    「そ、おまえがMな」
    「ソフトなやつならいいですぜ」
    さすがに断るかと思ったのであっさりと承諾する沖田に提案しておきながら驚いた。
    弱みに付け込んで無理やり約束を取り付けたような形になってしまったが、沖田に満更Mっ気がなくもないということを銀時は知っていた。

    いつも生意気を言っている沖田をイジメることを想像すると股間が躍った
    道具を選ぶのが楽しかった
    かかった代金は沖田につけておく

    「じゃあ準備できたら連絡するわ。」

    人の出入りが多い万事屋に沖田を招くことはほとんどなかったが、箱いっぱいのプレイ用の道具を抱えて連れ込み宿に出かけるわけにもいかなかったため、約束の日に向けて人払いを徹底した。天井裏にストーカーがいないことも確認済みだ。

    仕事終わりでそのまま来たらしく、沖田が真選組の制服を着ていた。
    「ノリノリですね。鼻血垂れてますぜ」
    「そりゃあまあ、へへへ」
    ズズッと鼻をすすって沖田の上着を脱がせた。箱の中からプレイ用の縄を取り出す。
    「手錠もいいけど縄だよなやっぱり。おまえら縄で捕縛とかしないわけ?」
    「前に土方さんに打診したことあるんですけど手錠あるんで必要ねえって。俺はやりたいんですけどね。あ、痕はつけねえでくだせえよ」
    「緩くしたって面白くねえじゃねえか」
    「あんまり痛いのはなしですぜ」
    「ちゃんと気持ちよくしてやっから。ほら、おとなしく手ェだせ。あ、やっぱちょっと抗う感じで」
    そう言うと沖田は銀時が後ろ手に縛ろうとするのに身体をひねって軽く抵抗する仕草をした。沖田はノリがいい。
    「いいねぇ、おまえのそういうとこ好きだわ」
    しっとりとした雰囲気
    沖田を畳に押さえつけて両腕を縛り上げ、スカーフを沖田の首元から引き抜いて目を覆った。


    頭をなでてやるとちょっと力が抜けた。
    前髪を掴んで頭を引き上げた。痛みに眉を寄せた顔

    「旦那ァ、やっぱり目隠しは、ちょっと」
    「はいはい、静かにしようねー」
    さるぐつわもかませる。
    髪掴み上げて
    「いいかっこしてんじゃん」
    沖田も嫌がるそぶりする。プレイだとわかっていながらも興奮する坂田

    耳舐めながら言葉攻め
    おまえほんとはMなんじゃねえの
    沖田がいやいやしてる

    時間をかけて集めただけあってプレイ用の道具は揃っている。頭の中で想定していたように次に使う道具を手に取ろうと箱に手を伸ばすとその先に口をわなわな震わせて立ち尽くす土方の姿があった。

    目が合う
    あ・・・・・・
    って思ったらもう殴り飛ばされていた



    土方サイド

    沖田が万事屋に入っていくところを見たって隊士に聞いた
    あの野郎また制服でサボりやがって
    ちょうど巡回から上がるタイミングだった
    近藤さんが一緒に飯でもって言ってたから沖田も誘って行くかって万事屋に行った
    沖田の靴がある
    声かけて上がる義理もねえかってそのまま上がるも居間にいない
    音のする襖の向こうを覗いてみる
    最初はなにが起こっているのか分からなかった
    以前来たときは閉じられていた襖の向こう(おそらく寝室だろう)で畳の上で拘束された沖田の髪を掴み上げていた

    金縛りにあったように動けないでいた
    沖田が嫌がっているのをみてやっと金縛りが解けた
    坂田がこちらをみる
    てめえ!
    坂田を力いっぱい殴りとばした

    大丈夫か、総悟って目隠しをとる
    沖田がめっちゃ動揺してる、目が泳ぎまくってる
    轡をはずし、手を拘束する縄を刀で切る
    その手が自由になるや否や土方のことを殴った

    え?なんで?

    声をかける前に沖田はこの場から走り去った
    目には涙が浮かんでいた

    動揺する土方
    どういうことだ……?
    坂田が、えーっと、俺たちそういう仲なんだよね~~って教える

    そういう仲?どういう仲だ?
    Sが高じてお互いにSを高めようとしてるのか?
    傍にあった箱、拘束の道具に混じって性玩具もなかったか?
    まさかデキてやがったのか
    なんで今まで気づかなかったのか
    そういえば子供っぽさがなくなったような気もする
    土方に無駄に構うことも少なくなった
    非番の日は夜どこかに出かけているようでもあった
    酒でも飲んでいるのかと思っていたが万事屋と寝ていたのか
    すべて言われてみればの話。うまく隠していやがった

    あの野郎、うちの総悟に手出しやがって

    気が付いたら夜も更けていて近藤さんが自室に訪ねてきたところだった
    「悪いな、トシ、一緒に飯行こうって言ったのにすっぽかしちまって。お妙さんが偶然通りかかって~~~」
    「ああ、そうだったな。いや、かえってちょうどよかったよ」
    「総悟にも謝ってくるか」
    「総悟……」

    よみがえる光景
    涙目の沖田

    「近藤さん、今はやめといたほうがいい。明日は朝稽古の指導だからもう寝るって言ってたから」
    「そうか、また明日声かけるか」

    総悟になんて声かけたらいいんだ
    情事を見られるなんて、しかもSMプレイをしてるところを、よりにもよって土方に
    ぜったいに傷ついてる
    もしかしたら死んでるんじゃないかって不安になる
    でも今は顔を合わせられるわけがない

    とっさについた嘘だったが冷静になって考えてみればほんとに朝稽古はいってる
    次の日、沖田は朝の稽古の指導と遅番が入っていた
    土方は午前中外に用があって午後は書類仕事を片付ける予定だったから沖田と顔を合わせることはない
    安堵の気持ちと早く片付けたほうがいいのではっていう気持ちが混ざってる

    稽古が入っていた隊士に沖田の様子を聞く
    口数が少なかったですね、なんかあったんですか?

    沖田の遅番が終わって帰ってきてるころ、土方が沖田の部屋を訪ねた
    もうすでに湯浴みしたのか寝間着をまとって縁側にいた
    土方を待っていたのかもしれない
    横に腰掛ける

    ……昨日は邪魔して悪かったな
    長い沈黙
    …………あんなこと、いつもはやってねえから
    あんなことってSMプレイのことか。ひとまず安堵してそうかっていう。でもセックスはしてるのか?聞きたい、けど今はちがう。
    これからも万事屋と、その………会うのか?
    あんたにあんなとこ見られて続けられるほど図太い神経してねえ
    そうか……悪かったな……
    と言いながらもうれしい土方

    目は決して合わせずに表情を頑なに変えないところがかえって沖田のはずかしさを物語っている
    沖田は土方に怒っているわけではないらしい
    沖田に嫌われたくなくて遠回しな言い方しかできない土方

    今日一日鬱々としていたのが嘘のように晴れ晴れとした気持ちで眠りについた



    沖田サイド

    死にたくてたまらない
    土方を殺して自分も死ぬか

    見られた
    M役やってんのを
    しかも土方に
    死にてえ
    眠れるわけがない
    寝不足のまま朝稽古へ
    ドS教官なんて言われていたが発揮するSなんてどこにも残っていない、むしろ打たれたい、おれMだし、はは、死にてえ

    死にてえ
    なんか中途半端に気遣われてるのも恥ずかしいしまじで土方死んで欲しい
    土方にバレてまで関係続けたらまたおんなじことやってるって思われんじゃん
    そんなのマジ無理

    勢いで別れる宣言をしたのはいいが、銀時の了承など得ているはずもない。
    せめて旦那がMやってたら何の気兼ねもなく、とは言わないが関係を断ち切ろうとは思わなかっただろう。そうなると全部SMプレイなんぞしようと持ち出してきた銀時にすべて責任があるように思われて

    別れると宣言しておきながらなんの行動もとらなかった沖田を見かねたのか、土方が万事屋に行ってきたなどぬかしやがった。余計なことしやがって。でも少しありがたかった

    これで銀時は沖田が別れると言い出したことを知ったことになった。
    いよいよ次に顔を合わせるとき気まずい。





    銀時サイド

    いつ土方が斬りにくるのかってビクビクしてる
    あの場で斬られるかと思った
    デキてるってことを打ち明けるのにも多大な勇気を要した
    闘う覚悟はしていた

    沖田に連絡を取ることも考えたがなにが起こるのか分からないし怖くてできなかった

    一週間くらいあと
    非番の土方が意外にも悪かったなって謝る
    勝手に手ェだしやがってっては一応怒るけど
    沖田がもう寝ないって言ってるから土方は機嫌がいい
    銀時はいやな予感

    おまえとは手ぇ切るって
    あ??
    聞いてねえけど

    よく考えてみればなんで俺がビクビクしなきゃなんねえんだ
    保護者面?ふざけんな、あいつ何歳だよ
    沖田も沖田でなに勝手に別れることにしてんの
    ムカついてくる

    あれから一回もあっていなかった沖田に電話する
    会うことにする
    むかむかしてたけど沖田の不安な顔見たら急に冷静になった
    傍から見たら無表情なんだろうけどこいつは意外と表情が豊かだ
    いますることはいらだちをぶつけることじゃない

    あの、旦那、
    ってうつむいてる沖田の頭なでる
    ま、今は無理だってんならおまえがまたその気になるまで待つから
    そう言って去る

    髪の毛の間から見えた耳は赤くなっていたように見えた
    案外すぐまたよりを戻せるかもしれない

    おわり
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    銀時が沖田と団子屋の話し相手以上の関係になってから
    身体を交えた回数は片手で余るが両手に足りる程度。
    なし崩しのように始まった。

    身体をつなげるようになってからしばらくしたころ、お気に入りのAV談義をしていた流れでSMについて沖田と話したことがあった。
    「旦那はSMプレイしたことありやすか?」
    「まあ、一応」
    まさかイジメてもらって方だったなんてわざわざ沖田に打ち明ける必要はない。

    「へえ、じゃあ俺ともやってみます?」
    「S同士じゃ成り立たねえだろ。おまえM役やってくれんの?」
    「Sならよろこんで」

     事後のゆるくとりとめのない会話はすぐに忘れてしまっていたと思っていたが銀時の無意識はしっかりと覚えていたらしい。それからしばらくして沖田と会う約束をしていた連れ込み宿で待ちぼうけを食らったことがあった。ひさびさの逢瀬に浮ついて沖田を乱す手順を頭の中で繰り返していたが当の本人はいつまで経っても現れなかった。誘ってきたのは向こうなんだし、まさか忘れたわけではあるまい。大方急な仕事でも入ったのだろう。このまま帰るのも癪だし、と宿のテレビに流れていた好みでないシチュエーションのAVで抜き、いちゃつくカップルを横目にいつもは沖田持ちの宿代を払った。案の定急な仕事が入って連絡する暇もなかったと後日沖田から釈明があったが、仕事なら仕方ないとわかっていたものの心も懐も寒くなっていたから電話越しの沖田に銀時の不機嫌は伝わってしまったらしい。埋め合わせはしますから、と珍しく殊勝なことを言わせてしまった。
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    MAIKING※土沖、ラブラブ
    ※ワンドロライ「秘密のひととき」の続きのようなちょっとした妄想
    沖田は土方に膝を貸してあげて、黒髪を撫で撫でしてる。
    土方は最近忙しかったので、沖田は構ってもらえてなかったんだけど、悪戯する前に土方が沖田のところにやってきたというシチュエーションです。


    (少し前)

    「総悟。お前これから予定あるか?」
    「特には。なんですかィ、宿題ならとっくに出しただろ母ちゃん」
    「母ちゃんじゃねえよ」
    「ン、」

    お仕事休みだったので、お散歩から帰ってきて、お部屋でゴロゴロしてた沖田。
    今日はどんな嫌がらせしよっかな〜とか考えてた。
    土方がやってきて、言葉少なに沖田にちゅーってする。
    舌突っ込んで沖田の口の中舐めて、沖田に自分の舌を吸わせて、自分は沖田の顔とか頭撫で撫でしてあげる。
    あまあまえっちしてるときと同じぐらいの優しい触り方。

    「そーご」
    「休日出勤は高くつきやすぜ」
    「そんなんじゃねえよ」
    「違うんですか?」
    「ああ。少し、休んでから戻る」

    畳の上に座ってる沖田の膝の上に自分の頭を乗せて寝転がる土方。


    「いいんですかィ。アンタがサボって」
    「休憩中だ。三十分経ったら起こせ」
    「勝手なお人だなぁ。そんなんじゃ、モテませんぜ」
    「いいよ、もう。お 936