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    【★文章】晶黒/プレイリスト

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    #晶黒
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    ##ブラスタ

    【★文章】晶黒/プレイリスト「無理……これ、おかしくなる……」

     聞き慣れた騒がしい電子音。晶は黒曜のスマホを掴むと、そのまま布団の中に引き摺り込んだ。眠い目をなんとか開いてロック画面を見ると、まだ九時過ぎ。晶が黒曜の部屋に泊まると、毎回この時間に同じ曲のアラームに起こされていた。止める主人もいない部屋で延々と爆音のアラームが鳴っていては、ゆっくり寝坊することもできない。
     そもそも今日はオフだ。休みの日くらいアラーム切っとけよ、と独り言をこぼしながら、晶は黒曜のスマホのパスを入力してロックを解除する。隠すそぶりもない普段の様子を見ていれば、自然と覚えるものだ。
     ほとんどデフォルト状態のホーム画面なので、目当てのアプリもすぐに見つかる。時計のアイコンを押せば、元凶のアラームの設定画面にたどり着いた。とりあえずアラームをオフにした後、流れる音楽を変更する画面を開く。なんでもいい、この死ぬほど聴いた曲とは違うやつがいい。黒曜がもし気付いてオンにしてもいいように、曲だけは変えておかないと。

    「やってね〜のかよ……」

     晶の入れている音楽のサブスクアプリを黒曜は入れていないようだ。お気に入りの曲を設定することを諦め、ローカルデータを漁る。端末に入っているオリジナルサウンドの後に、見たことのある曲名が続く。Wの曲だ。

    「あ〜……練習用?」

     しかし、よくよく見ると黒曜が混成チームでステージに上がったブライダル公演や、クリスマス公演の楽曲がない。花見公演でいうと、『名残の花』はあるが、『ひなげし』はない。音楽のサブスクに入っていない様子を見るに、わざわざCDからデータを取り込んでいるのだろう。晶は、今まで出たアルバム曲の組み合わせを頭の中で一通り巡らせた後、単純な共通点に気付いた。

    「これ、全部オレが歌ったやつじゃん」

     声に出した後、じわじわと顔が熱くなっていく感覚があった。なんだよ、オレの事好きすぎるだろ。熱を冷ますために布団の蓑から頭だけ出して、布団の中に抱えたままの画面を見る。曲はあえて黒曜が入っていない混成チームの『名残の花』にして、端末をスリープモードにした。アイツはアラームが鳴って驚いた後に、オレがやったことに気付くだろう。オレが何に気付いたのかも。その時どんな顔をするだろうか。せめてオレの半分くらい、顔が赤くなる気持ちになってほしい。




    - - - - - - - -



    黒曜は朝ごはん調達 兼 走りに行ってるので、晶より先に起きている。
    たぶん文章で晶黒は初めて書いた気がします。もっと晶黒理解度を深めないと…
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    Nekohige1205

    DONEホクロに嫉妬する夜光。やこしんのスケベです!夜光が遅くまでかかった仕事を終わらせ、帰宅すると真珠が夕食を作って待っていてくれた。おかえりと笑顔で迎えてくれる真珠を見るたび、社会に揉まれ疲れ切った夜光は同棲の実感がわき、癒されるのだ。

    「そういえば、夜光知ってた?俺さ、耳の後ろにホクロあるんだって」
    「右耳の後ろだろ、なんで?」
    「知ってたの!?いや、今日ね。スターレスでホクロ探し大会してさー……」

    真珠が作ってくれた夕食を口に運びながら真珠の話に耳を傾ける。夜光が遅い時には先に食べるように言っているため、真珠はもう食べた後だ。何を変な遊びをしているのか。夜光は真珠が話している間に食べ終わり手を合わせる。

    「ごちそうさまでした」
    「あ、片付けはおれがするよ。えっと、夜光はお風呂に入ってきたら?」

    少し顔を赤くしながら真珠はそういった。あぁ、なるほど。真珠なりの誘いなのだろう。耳元で「じゃあ、ベッドで待ってろよ」といえば真珠は慌てて耳を押さえて口をパクパクとさせた。


    自分の熱を真珠から抜くと、真珠は先程までの熱をどうにか逃そうと呼吸をした。夜光も息を整えながら前回したときに痕をつけた箇所をなぞると、まだ快感を拾う真珠の体 1905