家に帰ったらhgwrの印鑑をプレゼントされた件について今日は彼とお付き合いを始めて5回目になる記念日だ。街でぶらぶら歩いていたところにナンパされて、暇だからと了承したのが出会いだった気がする。
今日を迎えるまでには、彼が防護服を着用せず現場に向かい危うく殉職しそうになること数回。その内の一回、思わず偶然出会った現場で平手打ちをしたことで署内で一躍有名人となってしまい、時の人となることもあった。誰だ私を「最強彼女」と呼び始めた刑事は。
刑事への愚痴を言葉にはせずごちながら、自動ドアの前に立つ。ここのケーキは甘すぎないので彼も私も気に入っている。お祝いといえばケーキだろうという安直な考えから、彼の好きなケーキと私の好きなケーキをひとつずつ。そして期間限定のケーキを2つ。
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