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    夏の新刊カント❄️さん話進捗
    過去にいちゃついていた回想シーン
    ❄️さんがとても積極的で旦那様がたじたじになっているところ(全年齢だけ切り抜き)

    #ディルガイ
    luckae
    #カントボーイ
    cuntboy

    夏の新刊ディルガイ進捗(❄️カン○)「なぁ、ディルック。今日は加減するなよ」
    「だからと言って僕にカクテルを無理に飲ませる奴があるか……!」
    「無理になんて飲ませてないさ。ちょっと取り替えただけだ」

     いつものようにベロベロに酔ってしまったガイアを呆れながらアパートに送ってやったらいつの間にか押し倒されていた。勝手知ったる義弟の部屋とばかりにベッドに下ろして自分は踵を返そうとしたらこれである。普段ならなんてことない義弟と力だが今日は変に抵抗ができない。原因がわかった瞬間に一瞬でも脱力するのとこんなことのために人に酒を勧めてきたのかと呆れながら叱れば全く効果がないといった程でガイアは更にのしかかってくる。

    「だっておまえカントの俺が妊娠しないようにって極力回数は減らすし、きっちりゴムはつけるし、俺が寝ている間に風呂場で出しているところなんて目撃してみろよ。流石に傷つくぞ?」
    「それをわかっているなら僕がチャールズに呼ばれて振り向いた瞬間に似たような色の高アルコールのカクテルをすり替えるんじゃない……!」

     言わずとしれたディルックの酒が弱い性質に加え、これはガイアくらいしか知らないことではあるが、ディルックは酔うと性欲がかなり増す。それは尋常じゃないないほどなのだが、酔いやすいというのもあるのだろう。 
     ディルック自身も自覚はしているので極力勧められても飲まないようにはしていたのである。だが、今日はガイアが華金でやっと仕事の山場も落ち着いたのだから付き合ってくれないのか?と酔っ払い特有の絡み方をし始め、これは自分が断ったら他の客と飲み出すし、間違いがあってはならないという危機感から仕方なく一杯だけだしそれを飲んだら今日は店を閉めるという話で落ち着いたのである。酒に弱いのに何が嬉しくて自分が飲む用のカクテルを作らねばならんのかと機嫌を悪くしていたところ、チャールズが先に上がるというので挨拶をした時にガイアは自分のカクテルとディルックのカクテルをすり替えたのだろう。
     量も色も同じくらいに見えたのが良くなかったと後悔するのは後の祭りで、自覚した途端ぐわんぐわんと頭が鳴り出すし、おまけに目の前の義弟はわかっていて胸元を開けてきているのだからタチが悪い。必死で見ないようにしていてもグイグイと引っ張りベッドにあげて、しっとりとした足を絡ませてくるのだから、煽るなとその手を払おうとしてもすぐにまた胸元に潜り込んでくる。

    「互いに欲の発散だってわかっているのに、我慢しながらセックスするなんてごめんだぜ?俺はおまえにも満足して欲しいんだよ」
    「ガイア……!」
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    @ay8mk5dg

    PROGRESSメイドの日ディルガイ。主にワイナリーメイド長のエピソードからわかる幼少期の二人のお話(イベストネタバレ有り注意)
    メイドの日ディルガイ進捗「ふふっ、ガイア、僕に隠れて何してるの?」
    「義兄さん……!」

     アカツキワイナリーが見える小高い丘の上で子どもが一人楽譜を眺めているかと思えばそれは小さな頭がもう一つ増えた。青い触覚は慌てて赤に目線を合わせたつもりだったが、背中から覗き込もうとしていた赤い毛玉は気にすることなくぴょこ!と義弟であるガイアの隣に座るのだ。

    「はい、お水とサンドイッチ。多分ここだろうと思ったからね。適度にお休み入れないと疲れちゃうよ」
    「ええと僕……」
    「ガイア、最近僕から離れて一人でいること多いんだもの。なにしてるか気になるでしょ?」

     晴れた日に小高い丘の上で小さな子供が紙と睨めっこをしながら一人でいる姿など、最近のラグヴィンド家の様子を知っている者ならば何をしているか一目瞭然なのだが、この活発な跡取りは中々納得がいかずに本人に突撃してくるのだから、性格がは対称的と言われる所以である。それでも大人たちに何か言われたのか子供でも持てるサイズのバスケットを持参してきたのだから、出会った頃あたり構わず連れ回していた頃よりは成長したのだろう。メイド特製のレモネードをコクコクと飲みながらガイアは練習疲れを癒すため。ディルックは冷えたままがいいだろうとばかりに走ってきたので熱冷ましに。結果2人とも喉が渇いていたので一気にコクコクと飲み干してしまったのだ。
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