パクチー3倍トムヤムクンバーガー パクチー3倍を食べてるのは一部のキャラだけになります。
よろしくおねがいします。
この作品シリーズは独自の世界観(捏造)があります。
今までのツイステバーガーシリーズ見てない方はお気をつけください。
そちらをご了承いただいた上で次にお進みください。
読んだ後のクレームなどは受け付けておりません。
感想はマシュマロやコメント、アカウントのほうにまでいただけると小躍りします〜
ちなみにこの話でカップリングぽくみえるところがあっても、スカラビアの2人は距離バグなだけで付き合ってはいません。
でも無自覚にお互いを許してるところはあると思ってます。
4章は確実に乗り越えた後になっています。
それではどうぞ
今年もパクチーの季節がやってきた。
なんだかんだあって、学年は変わっていない。
ゴタゴタが続いてるから、解決するまではそうらしい。おい、このくそ学園長誰かどうにかしろ。
親にとてもいいづらかったんだぞ。心配も無駄にされるし。
そのうち、いやもうクレームはいってるようなので俺は特に言いに行ってない。
バーガーはまってるんですか?ワタクシにも作ってください!ていわれたから、具なしのバンズを口に詰め込んでやった。
泣かれたけれど知ったことじゃない。
それはともかく。
そう、パクチーの季節がやってきた。
パクチーについてはあまり興味ないが、カリムが好きだったので新作を見て気になっている。
俺が気になっているとかではない。
けれど、作るにはまず食べないと始まらない。
それで、お店に来ていざたべようとしたら……
「あら。ジャミルじゃない」
「……ヴィル先輩。いつ来てたんですか」
「アンタと同じで今さっきよ。とりあえずたべましょ」
「あ、はい」
ヴィル先輩がいたことに驚いたが、言われた通り座る。
そういえば、前の時パクチーを結構気に入ってた覚えがある。
それを考えれば、ここにいるのもうなずける。
バーガーを受け取った時も思ったが、パクチー3倍にしただけあってとても溢れてる。
前の時も思ったが、多すぎないかこれ。
隣のヴィル先輩を見ると目を疑うというような視線をされてた。
違う、俺は3倍の基礎を調べてるだけであって決して3倍が好きなわけでは……!
「「いただきます」」
がさがさ
がぶり
もぐもぐ
スパイシーなトムヤムクン?というのが、とてもパクチーと合う。
以前食べたのともあっていたが、これはこれでいい。
他にも言いたいことがいろいろあるが普通にうまい。それしか言えない。
相変わらず飲み物も洒落たものが多く、他の店と違って種類がいろいろあって楽しい。
次作るときは飲み物も少し凝ってもいいかもしれない。
「美味しい、が……やっぱり3倍は多いな」
「すっごい溢れそうだった割に……よくたべれるわね」
「残すのは嫌なので」
「それもそうね」
そのあとは、黙々とお互い食べ進めた。
なんでかヴィル先輩にまた今回のを作ってもらうことがあるかもしれないとお店の外に出た後に言われた。
なんとなくわかる気がするけれど、わからない方が幸せなこともある。
とりあえず、新作が美味かったことをカリムに言うか。
案の定、カリムから「3倍パクチーで頼んだぜジャミル!」と言われたので、後日作ることとした。
一週間後。
材料も届いたので、早速作っていく。
メインのパクチー、チキン(クリスピーの食感だったのでそれを)、甘味と食感が特徴のヤングコーン、
トマト、スライスオニオン、赤唐辛子の辛味にライム果汁の酸味、レモングラスの香りとエビペーストのコクと旨味
などを用意していく。
あとはそれを挟み込む。黙々と。
味付けなどの確認のために少しだけ食べたり、ソースをすくって味を見たりしたので少し満足しはじめている。
いや、まだだ。まだ、バーガーになってからは食べてない。
とりあえずカリムを呼びに行こう。
continue...